What we do
3年連続ZendeskのAPAC NO,1パートナー
代表取締役 辻本
エクレクトは、良質なCX(カスタマーエクスペリエンス)をつくり出し、世の中に新しい価値を生みだす会社です。創業5年目にして、Zendeskの3年連続APACトップクラスパートナー、グローバルでもトップ5に入る実績を誇ります。2022年度には売上高22億円、メンバーも100名を超える規模まで順調に成長をしてきました。
さて、CXとはどんな考え方でしょうか。
テクノロジーの加速度的な進化は、時間や場所を飛び越えてサービスや情報とつながることを当たり前にしました。人々は顧客やユーザー、従業員等様々な立場で、以前に増して多くのことを期待し、それを叶えられる場所を探しています。その場所を作れた企業が選ばれ、すでに成功を勝ち取っています。
ビジネスモデルで言えばSaaSに代表されるようなサブスクリプションが普及し、顧客との長期的な関係が重要な課題になっています。顧客と企業が理解しあい、期待に応え続けることで顧客がファンになっていく。顧客に選び続けられるためには、分散し続ける顧客接点から得られるデータを統合し、体験を向上させる仕組みが必要です。これがCXの主な考え方です。
私たちエクレクトはZendeskを中心として様々なプロダクトを組み合わせ、顧客のCX向上に寄与しています。
Why we do
広島オフィス
5期目でメンバーは100名を超えました
良いベンチャーと聞くと一般的にどう言うイメージを持つでしょうか。
まだ解決されていない課題や無駄が多い領域にイノベーションを起こすプロダクトを開発し、優秀な人材や資本家を巻き込みながら規模を大きくしていく。確かにそれは良いベンチャーの条件であると思います。一方で、私たちエクレクトが着目したのは別の観点でした
まず、Zendesk事業を始めた問題意識は、「新しいプロダクトが足りていないのか?」ということでした。世の中を見渡してみると、既にニッチな領域までプロダクトが存在し、それでも新しいものが生まれ続けています。ソフトウェアの文脈で言えば、本当に価値のあるソフトウェアの真価を発揮させられるような導入の仕方や使い方ができていない現実があります。
例えばカスタマーサクセスという職種がこの2-3年でかなり注目されていることがその証左になると思います。顧客のビジネス上の課題を解決するためには、良いプロダクトを作ること以上に、その顧客がプロダクトを使いこなせるかどうか、既存のシステムとの相性、現場の課題感等の様々な変数やリスクを判断して導入し、伴走することが求められます。結局重要なことはプロダクトではなく運用の問題であって、運用を支援する存在としてカスタマーサクセスが存在しています。
そこで私たちは、プロダクトを作ることよりも、良いプロダクトが本来の価値が提供できるような、顧客の背景に沿った提供の仕方や組み合わせ方、そういったことをバリューとして届けること自体にビジネスの価値があると考えるようになりました。実際に働いている人や状況をよく観察し、テクノロジーの活用提案やプロセスの設計は人でないと提供できない部分です。一見すると労働集約的ですが、テクノロジーを使って極限まで生産性を高めれば非常に強い競争力になると考えました。
How we do
ウェルビーイングの一環としてテントサウナやアクティビティの中で価値観の共有をしています。
平日の午前中に体を動かし銭湯でリフレッシュ後オフィスに戻り業務に入ります。
もう一つ、解決したい課題がありました。インターネットやスマートフォンが社会インフラになって、様々なサービスが生み出され、人々の生活の価値観は変わりつつあります。しかし、人の働く環境や慣習の変化は世の中の変化と比較して遅れています。ハンコ、紙、参加者のほとんどが内職をしている会議、責任が曖昧な役職、無駄な残業、管理され続ける社員...等枚挙に暇がありません。いい側面があるのは理解しつつ、もっと自由に、生産的に仕事を生まれ変わらせることができるはず。そもそもインターネットやコンピューターはひとがより自由に、幸せに暮らせる環境を提供する側面を持っているはずです。しかし、日々生まれるテクノロジーや情報に振り回され、本来持つ価値を活かすことができていません。
私たちは、組織における人々の在り方についても、これまでと違った組織の方針やアイデアの組み合わせでより良い形が作れるのではないかと思いました。創業当初より、働く場所・時間はフレキシブルに自分で決める。リモートワークも自由で、透明性を大事にしたネットコミュニケーションを推奨するなど、あたらしい働き方を模索し、実際に試してきました。
実はこの両方に共通して同じことが言えます。それは、現在すでにあるテクノロジーや情報を最適化して、既存の課題を解決していくこと。それがハッピーカスタマー、ハッピーエンプロイにつながるのではないか。こうやって、CXとEXを追いかける企業としてビジネスを展開しています。