セイクンの原点は、一人の職人の出会いと挑戦から始まりました。
今回は、現在は相談役を務める創業者・上野廉に、その歩みと大切にしてきた想いを語っていただきました。
■「人をつなぎ、社会を灯す。」
――それが、セイクンの原点であり、これからも大切にしていきたい想いです。
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【人との出会いが、すべての始まり】
高校卒業後、私は医療関係の職に就きました。
しかし退職を決意したとき、人生を大きく変える出会いがありました。
それは、当時お世話になっていたお寺の住職の紹介で、名古屋市の電気工事会社に入社したことです。
これが、私と電気工事業との出会いであり、今日まで続く道の始まりでした。
【誰よりも早く出勤し、誰よりも遅く退社する】
入社当初から「技術を身につけること」が何よりの使命でした。
誰よりも早く現場に行き、誰よりも遅く帰る。ひたすらに学び、挑戦し、電気工事という仕事に人生を賭けてきました。その積み重ねが、後の独立へとつながっていきました。
【「セイクン」という社名に込めた想い】
創業当初から大切にしてきたのは「人とのかかわり」です。
会社名の「セイクン」には、**「人生とは常に訓練であり、訓練を通じて人は成長する」**という意味を込めました。
人が成長すれば会社も成長し、会社が成長すれば地域社会も発展する。
セイクンは、その「成長のベース」となる会社であり続けたいと願っています。
【今も変わらない日課と姿勢】
創業から今日に至るまで、私は毎日、誰よりも早く出勤し、社員一人ひとりに挨拶をすることを欠かしていません。
「元気な顔を見ること」から、一日の始まりが生まれるからです。
お客様から「助けてほしい」と夜中に呼ばれれば、すぐに駆けつける。その姿勢がやがて信頼となり、新しい仕事を生み出してきました。効率や合理性が重視される今の時代にはそぐわないかもしれません。
しかし、セイクンはこれからも「人と人とのつながり」を大切にし続けたいと思っています。多くの出会いが私の幸せです、皆さまとの出会いを楽しみにしております
------創業者--上野廉---
■【時代に合わせた変化とこれから】
セイクンは、創業者の想いを原点に歩んできましたが、同じ姿でとどまることはありません。半期ごとに制度や働き方を見直し、効率性や安全性を高めながら、社員一人ひとりが安心して挑戦できる環境へとアップデートを続けています。
2024年には名古屋銀行グループの承継ファンドに参画し、血縁ではなく「器」で継ぐ経営体制へと舵を切りました。家族経営の枠を超えて、外部の視点や新しい仕組みを柔軟に取り入れながら、時代に合った企業へと進化しています。
社名「セイクン」には「人生とは常に訓練であり、訓練を通じて人は成長する(=生訓)」という理念が込められています。個人の成長が会社の成長につながり、会社の成長が地域社会を支える。この循環こそが、私たちが大切にしてきた原点です。
これからも、人とのつながりを大切にしながら、変化を恐れず次のステージを目指していきます。「生訓」の理念と「人をつなぎ、社会を灯す」という想いを胸に、セイクンは挑戦と成長を続けていきます。