「おいしいは、人が生きる力」
この理念のもと、スーパーマーケット「ロピア」を中心に、食品の製造・販売から外食事業まで多角的な展開を見せる株式会社OICグループ。近年では「食のテーマパーク」というビジョンを掲げ、グループ売上2兆円を目指す急成長企業として注目を集めています。
「食のテーマパーク」構想をデジタル面から推進するため、2024年に設立されたのがDX戦略子会社「SoupStream」です。
今回は、様々な業界でビジネスデザインを手掛けてきたH.Kさんと、マーケティングの最前線で活躍してきたY.Nさんが対談。二人がなぜ次なる挑戦の舞台としてOICグループを選んだのか、ゼロから市場の認識を変えていくDX・SNS推進の面白さ、そして異なる強みを持つプロフェッショナルがフラットに共闘する組織文化について語り尽くします。
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H.K / DX推進・事業開発
美術大学でグラフィックデザインと広告を学んだ後、テレビ業界でクリエイティブ全般に携わる。その後、ソーシャルゲーム業界での体験設計、不動産金融でのサービスデザインを経て、小売業界でDX推進と新規事業開発を牽引。2025年4月にOICグループへ入社し、現在はDX戦略子会社であるSoupStreamにて、経営視点からの事業開発や組織構築をリードしている。趣味はアウトドアで、定期的にキャンプに赴きリフレッシュしている。
Y.N / SNSマーケティング
新卒で食品・衛生検査に関する営業職を経験した後、外食チェーンへ転職しマーケティング業務に従事。アジア圏(中国、シンガポール、マレーシア等)への海外展開における、現地ニーズに合わせたプロモーション戦略の立案・実行など、幅広いマーケティング経験を積む。その後、OICグループ(SoupStream)へジョインし、現在は公式SNSアカウントの立ち上げから運用、現場と連携したコンテンツ開発までを一貫してリードしている。テニスやゴルフ、グルメ巡りなど多趣味でアクティブな一面を持つ。
急成長企業に残された「デジタルの伸びしろ」。異業種から食品小売業界へ挑む理由
ーーまずは、お二人がOICグループ、そしてDX戦略を担うSoupStreamにジョインされた経緯からお聞かせいただけますでしょうか。
K:私のこれまでのキャリアは、「デザインの役割をビジネスの領域へと拡張していく」というテーマで進んできました。美術大学を卒業してテレビ業界に入り、そこからゲーム業界、不動産金融、そして前職のホームセンターへと業界を変えてきましたが、一貫して「経済活動に役立てるためのビジネスデザイン」というアプローチを取っています。
前職でもDX推進や新規事業の立ち上げをゼロから担い、自分の中でしっかりと成果を出し切れたという実感がありました。そこで次のステップを考えた時、より普遍的で、人々の生活に欠かせない日常的な領域である「食」のビジネスに携わりたいと思うようになったんです。
N:私は社会人になった当初、与えられた役割を確実にこなすという少し受け身な姿勢だったんです。しかし、営業やマーケティングを経験する中で、同じ商品でも見せ方や提案の仕方次第で結果が大きく変わることを実感し、自らの工夫で成果を変えられる面白さに目覚めました。
前職ではアジア展開のマーケティングにも携わり、現地の文化や消費者ニーズに合わせて施策を変える重要性を学びました。そこで自分の中で一つのノウハウを確立できたので、今度は国内の新しい環境で、自分がどこまで通用するかを試してみたいと思ったのが転職のきっかけです。
ーー数ある食品関連企業の中で、OICグループを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
K:一番の理由は、OICグループの圧倒的な成長性と、その裏側にある「デジタルの伸びしろ」に惹かれたからです。これからさらに成長角度を上げて新たな展開をしていく中で、DX領域を担うSoupStreamは立ち上がったばかりでした。
これだけ強固な店舗網を持ちながら、デジタル領域はゼロから事業や組織を創り上げるフェーズにある。私のこれまでの経験がそのまま活かせるだけでなく、経営陣と近い距離で、経営視点を持ちながら大きなビジネスをデザインできる点に面白さを感じました。
N:私も全く同じ思いです。実は私自身がもともとロピアのヘビーユーザーで、一人のファンだったんです。ロピアって、ただ価格が安いだけではなく、ボリューム感のある商品やインパクトのある売り場作りなど、買い物自体が楽しい体験として提供されています。「この会社は一体どうやって、こんなエンターテインメント性のある空間を創っているんだろう」という純粋な興味がありました。
加えて、現在ロピアは台湾やタイなど海外への展開も進めており、私のグローバルマーケティングの経験も活かせるのではないかと考えたのが大きな決め手でした。最初は広報室を志望していたのですが、面接で私の経験を見ていただき、これから立ち上げるSoupStreamでのDX推進やSNSマーケティングのポジションを提案していただいたんです。
過去の仕組みを見直し、独自性を発信する。ゼロから顧客接点をデザインする圧倒的な裁量
ーー現在、お二人はSoupStreamでどのような業務を担当されているのでしょうか?店舗という強力な事業基盤に対して、どのようにデジタルを活用しているのかお聞きしたいです。
K:私の役割は、一言で言えば「経営視点でのDX推進と事業開発」です。具体的には、ロピアの公式アプリを中心とした顧客接点の開発や、それに伴う生産性の改善を行っています。
実は、私が入社した当初、この領域には専門的な知見を持つ人材がいなかったこともあり、外部のパートナー企業に頼らざるを得ない部分が多く、結果としてコスト構造が最適化されていないという「過去の負債」がありました。まずはその現状を詳細に分析し、一年ほどかけてコストの適正化や過去の仕組みの見直しをボトムアップで進めてきました。現在はそれと並行して、経営層が描く未来の構想を具現化するためのリサーチ、予算取り、戦略策定、そして組織構築までを担っています。
N:Kさんたちがデジタルの基盤や事業構造を整えてくださる一方で、私は表側の顧客接点であるSNSマーケティングを担当しています。InstagramやTikTokなどの公式アカウントをゼロから立ち上げ、認知拡大から来店・購買に繋げるための戦略設計と実行が一貫したミッションです。現場の店舗スタッフやバイヤーの方々と深く連携しながら、コンテンツを開発しています。
K:Nさんが担っているSNSの役割は、今のOICグループにとって本当に重要なんです。というのも、これまでロピアは企業側からプロアクティブな公式情報をほとんど発信してきませんでした。ファンの方々の発信に支えられてきた一方で、公式な情報がないために「情報の非対称性」が生まれ、来店後の離脱率がまだまだ高い水準にあるというデータが出ています。デジタルコマースを含めて未着手の部分が多いからこそ、Nさんのようなプロが公式の魅力を発信し、顧客との関係性を構築していくことが急務なんです。
N:ありがとうございます。よくSNSなどで「ロピアは日本版のコストコ」と表現されることがあるのですが、私はその概念を良い意味で払拭したいと思っています。ロピアにはロピアならではのオリジナル商品の魅力や、独自の世界観があります。他社とは違う、OICグループにしかない価値を、現場の店舗スタッフやバイヤーの方々と深く連携しながら引き出し、世の中にしっかりと広めていく。それが私の大きなミッションです。
感覚と論理が交差するフラットな組織。多様な専門性が生み出す化学反応
ーーお二人が所属するチームや、部署の雰囲気についてお聞かせください。異なるバックグラウンドを持つプロが集まっていると思いますが、いかがですか?
N:非常にフラットで、スピード感のある環境です。一人ひとりの裁量が大きく、「まずはやってみよう」というスタンスで挑戦を後押ししてくれる文化が根付いていますね。
また、私たちのチームの面白さは、感覚と論理がうまく補完し合っているところだと思います。私はどちらかというと感覚的に物事を進めてしまいがちなタイプなのですが、Kさんをはじめ、システム開発のメンバーなどは常にデータに基づいた論理的な根拠を持って議論をしてくれます。
K:Nさんは現場とのコミュニケーションを密に取り、店舗の熱量や直感的なアイデアをチームに持ち込んでくれます。それを私たちがデータで検証し、形にしていくという良いバランスが取れていますね。Nさん自身も、感覚だけで判断するのではなく、データを見て仮説検証を回すスキルがどんどん身についていると感じます。
N:本当にそうですね。異なる強みを持つメンバーが、互いにリスペクトを持ちながら、役職や年次に関係なく、「もっとこうしたらいいのではないか」という意見を気軽に出し合えますし、良いアイデアであればすぐに取り入れられます。
K:チームの強みとしては、やはり「フットワークの軽さ」も挙げられますね。新しい課題やアイデアが出た時に、みんなで壁打ちをしながらすぐに形にしていく機動力があります。
また、私たちの部署の責任者である長内も新しいことを考えるのが大好きで、時には突飛なアイデアの種が飛び出すこともあるんです(笑)。しかし、そういったアイデアを無下にせず、メンバー全員で「どうすればそれを具現化できるか」を真剣に考える。トップダウンで指示されるのではなく、対話を通じて事業を構築していく前向きな空気が、組織全体に充満しています。
来店自体を「体験」に。デジタルの力でシームレスな顧客体験を創る
ーーOICグループが掲げる「食のテーマパーク」というビジョンについて、お二人はどのように解釈し、今後の目標を見据えていますか?
N:私は、「単に商品を購入する場ではなく、来店すること自体が楽しい体験になる場所」だと解釈しています。インパクトのある売り場作りなど、表に見える魅力はもちろんですが、実は店舗での精肉の加工や製造など、裏側で従業員が支えている価値も非常に大きいんです。
そうした裏側のストーリーや商品のこだわりをSNSを通じて発信することで、お客様の安心感や信頼感に繋げ、来店前からの期待感を高める。そして来店後の納得感や満足度をさらに引き上げる。それが「食のテーマパーク」の完成に繋がると信じています。直近の目標としては、今年の10月までにInstagramとTikTokのフォロワーをそれぞれ10万人規模に成長させ、オンラインとオフラインがシームレスに繋がり、「見て行きたくなり、また行きたくなる」という状態を創り出したいですね。
K:私は経営的な視点から、グループ全体のアセットを拡張し、これからの成長期に向けた強固な基盤を作ることだと捉えています。食品スーパーだけでなく、外食や製造など幅広い領域をカバーできるのがOICグループの強みです。今後プライベートブランド商品の開発なども進む中で、デジタルを活用して利益率を改善し、事業の多角化を進めていく。参入する市場が広がれば広がるほど、私たちの挑戦の機会も増えていきます。
チームとしての直近のKPIは、ロピアアプリのキャッシュレス決済(前払い式)の利用残高を、今後2年から3年で100億円規模まで成長させることです。そのために、NさんのSNS施策や新たなWebメディアを通じて新規顧客を獲得し、店舗とアプリの連動を圧倒的に強化していきたいと考えています。
変化を楽しみ、自ら事業を創る。食のインフラを共にアップデートしていく仲間へ
ーー最後に、これからどんな方にSoupStreamへジョインしてほしいか、メッセージをお願いします。
N:まずは「食」や「SNS・マーケティング」が好きな方にぜひ来ていただきたいです。その上で、今のフェーズはゼロからの立ち上げが多いので、指示を待つのではなく、自ら仮説を立てて行動できる主体性が求められます。マーケティングの世界は変化が早いので、データに基づいて改善のサイクルを回せる方が活躍できると思います。
また、店舗や他部署との連携が不可欠な仕事なので、コミュニケーションを楽しむ姿勢も大切です。自分の考えを形にし、結果にコミットしたい方にとっては、最高の環境が整っています。ぜひ一緒に、ロピアの本当の魅力を世の中に発信していきましょう!
K:私もやはり「食」という領域に興味があり、自分自身を成長させたいと強く願っている方と一緒に働きたいですね。すでに完成されたシステムを運用するのではなく、ボトムアップでゼロから事業や組織を創り上げていくプロセスにやりがいを感じる方には、これ以上ない舞台だと思います。
私たちは今、売上2兆円という目標に向かって事業を推進しています。成長を続ける食品小売の現場に、デジタルの力で新たな価値を付加していく。そんなフェーズを当事者として共に楽しみ、切り拓いてくれる知的好奇心旺盛な方とお会いできるのを楽しみにしています。
OICグループ(SoupStream)は現在採用強化中です!このストーリーを読んで、私たちの挑戦に少しでもワクワクしていただけたなら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。みなさんのご応募をお待ちしております!