社名の由来とロゴデザインについて
私は、「一風変わった名前の社名だな」というのが第一印象だったのですが、社名には、代表の深くて壮大な思いが込められていました。
ボルデックス株式会社は、創業以来、変化する時代において「本物志向」を大切にし、お客様のニーズに迅速かつ柔軟に応えるため、アジャイルスクラムを活用したソフトウェア開発を進めてきました。
システム開発において最も重要なことは、お客様の業界や業務を深く理解し、要望を的確に把握したうえで、最適な提案を行い、それを具体的なカタチにしていくことです。そのためには、システム設計のノウハウや技術力に加え、スムーズで効果的なコミュニケーションスキルも欠かせません。
そこで、ボルデックスのロゴデザインは企業理念「理の追求」を体現したものとなっています。
社名には、ボルデックスの経営理念そのものがロゴデザインとして表現されています。
このロゴを初めて目にしたとき、私はそのデザインが持つ深い意味に驚き、心から感動しました。思わず「こんなにも深い意味が込められていたなんて!」と、その強いメッセージに引き込まれました。
ロゴだけでなく、社名そのものが、私たちの企業理念を体現していることを実感し、その一つひとつに込められた想いに改めて気づかされました。
ここでは、その想いが込められた3つのポイントについて、皆さんにご紹介させていただきます!
1.ペンローズの三角形(幾何学)がモチーフになっています!
ペンローズの三角形とは、イギリスの数理物理学者であり、数学者・科学哲学者であるロジャー・ペンローズが設計した「不可能図形」の一種で、物理的に不可能な形を視覚的に可能に見せることで、「不可能を現実にする」という概念を体現しています。
私自身、「ペンローズの三角形とは何だろう?」という疑問から調べ始め、その奥深さにとても驚かされました。幾何学的な美しさと、同時に哲学的な意味が込められたこの図形には、人間の視覚的な感覚や理論に対する新たな理解を与えてくれます。
さらに調べていくと、小学生の頃に美術の教科書で見た「M.C.エッシャー」の絵画に行きつきました。エッシャーの作品にも、ペンローズの三角形に似た不可能図形が多く登場しており、その独特の視覚的効果に、当時、心を奪われたことを思い出しました。
また、ペンローズの三角形に代表されるような幾何学モチーフは、私たちの身の回りにも溢れています。衣類や食器、さらには巨大な建築物の装飾に至るまで、こうした幾何学文様は日常的に目にすることができます。
ペンローズの三角形をモチーフにしたボルデックスのシンボルロゴは、視覚的にも理論的にも、多くの方にとって身近でありながらも、新たな挑戦を象徴しています。日常の中に潜む「不可能」を視覚的に可能にすることで、ボルデックスが目指す「革新」や「挑戦」を力強く表現しています。このロゴは、単なるデザインにとどまらず、ボルデックスが持つ「可能性を切り開く精神」をも象徴しています。
2.シンボルロゴマークに秘められた想い!
ボルデックスのシンボルロゴマークには、企業の核心となる強い想いが込められています。このロゴは、単なるデザインではなく、ボルデックスの理念や精神を象徴する重要な存在です。
◉ 不可能を可能にする
ペンローズの三角形のように、物理的には実現不可能な形を視覚的に可能に見せることで、「不可能を可能にする」というボルデックスの理念を表現しています。この不可能を可能に見せるという考えは、常に限界に挑戦し続けるボルデックスの精神を象徴しています。私たちは、どんな困難にも挑戦し、それを突破する力を持っていると信じています。
◉ ものづくりへの情熱
このロゴは、ボルデックスの「ものづくり」に対する情熱と創造的な挑戦を象徴しています。幾何学的なパターンが巧妙に組み合わさり、無限の可能性と計算されたデザインの美しさを表現しています。ボルデックスが手掛ける製品やプロジェクトの一つひとつは、精密な計算と革新的なアイデアによって成り立っており、すべての要素が調和して新たな価値を生み出すことを目指しています。このロゴは「ものづくり」を実現させるための過程を象徴しており、まるでパズルのピースが組み合わさって、最終的に大きな成果を生み出すようなイメージです。
◉常に挑戦し続ける精神
このシンボルを通じて、「不可能」をどう乗り越え、それを実現のカタチにどうしていくかを問いかけています。そして、常に新しい挑戦に取り組み、革新を追求し続ける姿勢を忘れません。このロゴマークは、私たちの挑戦と成長の象徴であり、未来に向かって進み続ける力強さを感じさせるものです。
3.VAULDEX(ボルデックス)という社名は、オリジナルの造語です!
「VAULDEX(ボルデックス)」という社名は、Vault(飛躍する) と Dex(技術の巧みさ) を組み合わせた造語なのです。この社名には、私たちが目指す「飛躍的な成長」と「卓越した技術力」を象徴する意味が込められています。
造語は、日本でも海外でもよく使われる手法ですが、ボルデックスは、単なる言葉遊びにとどまらず、日本人らしい感性で意味を込めて創り上げました。「Vault」で表現されるような、常に飛躍し続ける企業の姿勢と、「Dex」に込められた技術の巧みさを重視した精神を造語に表しています。
私たちボルデックスは、この名前に込められた意味を大切にし、日々革新を追い求め、技術力と成長を高める企業であり続けたいと考えています。
ボルデックスが目指すのは、ただの成功ではありません。「不可能を可能にする」「ものづくりへの情熱」「常に挑戦し続ける精神」、これらを力強く体現し、未来へと繋がる価値を創造することです。
どんなに厳しい局面であっても、ボルデックスは常に前進し、新たな高みを目指し続けます。
社名「ボルデックス」に込められた「飛躍」と「技術力」、そして「不可能を可能にする」という理念を信じ、これからも成長し続ける企業でありたいと考えています。私たちと共に、この挑戦と成長の旅を歩んでいきましょう。