今回は、株式会社テックオーシャンの執行役員 事業推進部 マネージャーの天野 太樹さんに、入社までの経緯や、現在の仕事内容についてお聞きしました!
天野 太樹(執行役員 事業推進部 マネージャー)
大学を卒業後、2012年、新卒で株式会社USENに入社。約2年間営業を経験。その後、キーエンスグループである株式会社イプロスに転職。同社でトップセールスを経験し、エリアマネージャー、西日本統括マネージャーとしてマネジメントに従事。2021年12月にテックオーシャンへ入社。入社後は、カスタマーサクセス部(現:事業推進部)の責任者として営業・マーケティングをはじめ多岐にわたる業務の管掌を行う。
新卒の就職活動で営業を志していたのはなぜでしょうか。
当時、ザ・大学生という感じで特に何か誇れるものがないという中で、営業を志すようになったのは、大学3年時に地元埼玉のフリーペーパーを作る学生団体で活動したことがきっかけです。大宮でストリートスナップしたりとか、企業と連携して掲載内容を考えたりとかしていました。何をするにも営業がビジネスの始まりだと感じ、スキルとして営業を学んでおかなければいけないと思いました。
新卒で入社された会社ではどのような経験をされましたか。
そこで新卒でUSENに営業として入社し、2年間、個人店舗中心に、いわゆる飛び込み営業中心の新規開拓を行っていました。錦糸町に配属され、夜のお店にも飛び込み営業をするうちに、元々、肝が座っている方でしたが、さらに動じなくなりました。営業の泥臭い部分も知れたと思います。
そこから転職を考えたのはどのような経緯があったのでしょうか。
USENでもいい経験を積むことはできましたが、当時はこのまま今の仕事に取り組んでいて営業力は上がるのかと感じていて、転職を決意しました。
自分がより成長できる環境はどこかを考えたときに、大手よりもまだまだ成長フェーズのベンチャーが自分に合っていると思いました。その中で、キーエンスグループの社内ベンチャーであるイプロスなら学べることも多いと思い入社を決めたんです。
イプロス時代ではどんな経験をされていますか。
前職で営業を経験しているので、営業として入社しました。入社後は、プレイヤーとして数字を出せるようになるまで、最初中々花開くことなく、とても苦しい経験をしました。
そこから結果を出すために、日々の振り返りについては誰よりもしっかりやっていたと自負しています。振り返りを行った結果、定量・定性それぞれの改善点が見えてきて、自分なりの営業の勝ちパターンを導き出すことができました。当時の自分は、一番ギラギラしていたと思います。
スポンジのように吸収しては、絶対にトップセールスになってやるという意気込みでやってました。営業といってもUSENとは全然違ったので。2年目にトップセールスとなり、リーダーへの道が開けてからはそこまで苦しくはなかったですが、エリアマネージャーになると今度は人材育成やチームマネジメントの部分で苦労したことも多かったです。
その後、西日本統括マネージャーになりましたが、当時購入していたマンションを1年で手放すという経験もしています。また、コロナ禍も重なっていろいろ大変でした。
テックオーシャンに入社を決めた理由を教えてください。
もともと、代表長井さん、取締役東さんから定期的に連絡はもらっていました。当時から考えると、まさか自分が今テックオーシャンにいるとは、全く想像していませんでした。ただ、尊敬するマネージャー陣や、プレーヤーとして優秀な人たちは外に出て新たなチャレンジをしていく姿を見ていたので、自分が管理職になった先でも、いつかは転職することは決めていました。
テックオーシャンの魅力は、自分の経験を直でいかしながら、スタートアップで挑戦できるという点でした。加えて、私も子どもがいる中で、子どもたちの明るい未来のために何かつながることができるのは純粋に素晴らしいことだと思い、入社を決めました。
当時まだ4期目でしたけど、ご家族からはテックオーシャンに入社することについては心配されませんでしたか…?
家庭があった中でもスタートアップに挑戦できたのは、イプロス時代から、いずれ転職する、そして転職先は大手よりは、スタートアップだという共通認識を家族とすり合わせていたからです。あと、周りにはスタートアップに挑戦する人が多かったという影響もあります。
現在統括されている事業部は、複数にわたる事業を展開されていますが、具体的にはどのような内容でしょうか。
私が今管轄していることは複数あります。マーケティング領域でいえば、ユーザーである学生集客のマーケティング活動からオンボーディング、イベントなどの新規サービスの企画運営、開発とのブリッジを行いながらプロダクトグロースです。 また、2023年には人材紹介事業(コンシェルジュサービス)の事業化も行いましたので、いち早く軌道に乗せられるように、現場メンバーや経営陣とも協議をし、マネジメントを行っています。
部署として成果を出すために、メンバーに求めているのはどのようなことですか。
営業とマーケティングでそれぞれ異なりますが、共通して、結果が出る前の前段階の指数にこだわることは求めています。私自身もやってきたことになりますけど、やはり、結果だけに注目しててもダメで、その前のプロセスの動きが起因しているので、どのような動きをすべきか、思考しながら動いてほしいなと思っています。
日々の仕事の中で、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
営業でいうと、最重要の数字の達成、且つそれをメンバーみんなと喜ぶときが何よりのやりがいです。学生側のマーケティング関連だと、変数が多い中で大きな課題に直面して、その解決策が導き出せたときはやりがいを感じます。
あと、ピンチの時にメンバーが当事者意識もって支えあう瞬間は、責任者としてとてもやりがいを感じますし喜べます。ミーティングで、今後どうするかという話になった時に、 シーンとするかなと思ったら、メンバーが、「私はじゃあここはいけます!」みたいな感じで手を挙げてくれたときは、感動します。メンバーが仕事を自分事としてとらえてくれるのはうれしいです。人間性もしっかりしている人が多く、当事者意識を持って今の仕事に向き合ってるからだと思います。
テックオーシャンの考え方、価値観みたいなところで、好きな部分がありましたら教えてください。
ベンチャーにしては地に足がついている点です。経営陣もキラキラしようとしているわけではなく、ミッションやビジョンに向け、リアルな状況を加味して意思決定をしています。人生ありきなので、働きやすいとは思います。
休日の過ごし方やマイブームを教えてください。
6歳ともうすぐ4歳になるかわいいかわいい子供たちと遊ぶことが中心になります。 平日は子供にかかわる時間があまりないので、子供の成長の速さに寂しさを覚えます。でもその分、土日は一瞬一瞬を大切にしています。 筋トレはもうかれこれ12年くらいやっているので、土曜日は予定なければ絶対ジムに行くのと 最近はお腹周りが気になるのでランニングも取り入れてます。
応募者の方へメッセージもお願いします。
行動にしか意志は宿りません。そして人生は一度切りです。キャリアに正解はないし、自らが選んだ道を正解にしていくことこそキャリア形成だと感じています。
弊社はスタートアップ、ベンチャーでありますが、地に足の着いた着実な成長を得られる会社だと思います。今の仕事や、環境に対してちょっとでも迷いがあったりする場合はまずは一歩踏み出してみるといいかと思います。その中で弊社のVMV、事業に共感できる部分があればぜひお気軽にお声がけください。