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スマホで選べるスクールランチ「PECOFREE(ペコフリー)」が4月12日からサービス開始!

株式会社PECOFREE(本社:福岡県福岡市、代表取締役:川浪 達雄)は、学校で食べる弁当をスマートフォンで予約注文できるサービス「PECOFREE(ペコフリー)」を4月12日から福岡雙葉中学・高等学校(所在地:福岡県福岡市、校長:谷本 昇)にてサービスを開始いたします。

PECOFREEについて

【PECOFREEとは】
学校で食べる弁当をスマートフォンで予約注文(モバイルオーダー)できるサービスです。

生徒が食べたいランチ(栄養士監修の献立を毎日3〜4種類の弁当から選択可能)を前日までにLINE上のLINEミニアプリで予約注文すると、当日、学校に設置された受取り・返却BOXに弁当が配送されます。1食(弁当)あたり450円(税込)で、保護者がチャージしたポイントから支払われます。


【PECOFREEの使い方】
LINEアプリから学校から発行されるログインコードを入力するだけで、誰でも簡単で安全にPECOFREEの利用を開始できます。生徒の氏名や連絡先などの個人情報はもちろん、お支払い時のカード情報はシステムに保存されませんので保護者の方も安心してお使いいただけます。

導入に関するお問い合わせ:https://pecofree.jp/
※お問い合わせはトップページ最下部にございます

サービス開始の背景

1. 日本の高校における昼食課題
日本の高校は義務教育ではないため、学校に給食の制度がなく、生徒は弁当を持参、または食堂や購買部で昼食を購入しています。
日本の高校生人口は約300万人(※1)という中で、食堂や購買部の利用者は1割程度と言われており、残りの9割(=約270万人)は家庭弁当の持参や市販食品の購入をしていますが、栄養バランスの偏りや、おにぎりやパン1つで済ませてしまうなど、高校生の昼食難民問題があります。

「高校給食を考える会」が2019年3月に実施したアンケートでは以下の結果が得られています。
①高校でも給食またはそれに近い仕組みがあればいいと思う?:86%がYES
②共働き・1人親世帯が増えてきている中で給食は役立つと思う?:90% がYES

そして、日本の高校は約4,800校(※1)あり、生徒1人あたり年間約80,000円(※2)昼食代に使っているとすると、2,400億円の未開拓市場があるのが現状です。

(※1)出典:令和2年度学校基本調査(文部科学省)令和2年12月25日発表
(※2)仮定計算式:1食450円*180日


2. 給食(弁当)業界における課題
PECOFREEの代表 川浪が取締役を兼務する株式会社はたなか(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:畑中 敬史)は主に産業給食弁当製造・販売事業を展開しており、特に製造と配送を強みとしています。

福岡を拠点としたはたなかグループの6つの工場では、県内最大1日約25,000食の給食弁当製造を手掛けており、高校の食堂運営も行っていますが、以下のような課題がありました。

①低価格提供のため収益化が困難
②年間稼働率が少ない(180日・昼食休憩が45分〜1時間)
③見込み調理をするため食品・残食ロスの発生
④食材費・人件費の高騰

上記の1.日本の高校における昼食課題2.給食(弁当)業界における課題を、はたなかの資産を元にデジタル技術を活用(DX:デジタライゼーション)することで解決へと導くため、PECOFREEは誕生しました。
福岡の主要エリアにおいては、はたなかとの業務提携により、PECOFREEはスマートフォンでの予約注文を担い、はたなかは弁当の調理と学校への配送を行います。
日本各地の他エリアにおいても、積極的に提携を進める予定です。


さらに、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う休校措置により、給食サービス受託事業所の閉鎖が起こり、学生食堂運営事業などの学校給食が影響を受けました。(出典:矢野経済研究所 2020年8月データ)

PECOFREEは、高校への導入を進めるとともに、学生食堂運営に関して不採算にお困りの食堂業者様との提携も積極的に取り組んでまいります。

PECOFREEの詳しい情報やご説明・導入・業務提携などをご希望の学校や企業様は、PECOFREEのホームページ下部にあるお問い合わせより必要情報をご入力ください。
2〜3営業日以内に担当者よりご連絡いたします。

PECOFREE ホームページ:https://pecofree.jp/
※お問い合わせはトップページ最下部にございます

福岡雙葉中学・高等学校、株式会社はたなか からのコメント

【福岡雙葉中学・高等学校 校長:谷本 昇氏】
当校は開校して88年目を迎える学校であり、良き伝統を守りながらも時代に合わせた取組みを推進しています。PECOFREEの導入は、生徒の満足度向上だけではなく、日々お弁当を作る保護者様の負担軽減にもつながると考えました。

また、当校ではICT活用の取組みに力を入れており、LINEを利用した申込システムが更なるICT活用の推進に期待しています。

導入後もPECOFREEと検証・改善を重ね、更なる充実したランチシステムになるよう最初の導入校として応援いたします。

〈福岡雙葉中学校・高等学校の沿革〉
1933年(昭和8年)現在地に幼きイエス会(旧サン・モール修道会)を母体に本校の前身である福岡女子商業学校として開校。
その後学制改革、組織変更により福岡雙葉学園福岡雙葉中学校・高等学校として現在に至る。
同一敷地内には小学校・小学校附属幼稚園も立地しており、総合学園として一貫した教育を実施。


【株式会社はたなか 専務取締役:畑中 章宏氏】
PECOFREEには、私たち給食製造会社にとって収益化が難しいといわれている高校の昼食市場にデジタルを用いて、今までになかった仕組みとサービスで新たな市場を切り拓いていくことに期待しています。

また、サービスを展開していく中で、生徒さまの手元に間違いのないよう、弁当が届く仕組み作りをしっかりと確立していただきたいと思います。PECOFREEの取り組みにより、給食(弁当)業界が盛り上がることを心から願っています。

PECOFREE代表取締役:川浪 達雄 コメント

PECOFREEは「お腹を空かせた(ペコペコ)学生へ自由(フリー)な食事を!」をスローガンにサービスを開始しました。学生にはもっと自由に好きな食事を学校で食べられるように、学校・保護者様には安心して使っていただけるサービスとなれるよう努めてまいります。

全国には約4,800校の高校があり、5年で200校をPECOFREEのサービス導入を目指しています。この度のサービス開始をきっかけに、高校だけではなく幼稚園・小・中、専門学校や大学、さらには塾などからもお問い合わせをいただいていることから、お子様に関わる昼食(給食)への様々なニーズがあることを確信しました。高校だけでなく、他の学校給食市場にもフェーズを合わせて対応していけるよう、取組みを進めます。

コロナ禍によって様々な業界業種が売上減になっている中、飲食業界の不採算は多大な影響を及ぼしています。畜産農家、仕入れ問屋の会社、資材関係、物流会社などで売上が減少している中、PECOFREEは新たな未開拓市場へ展開するため、今後地域企業様との協業により、地域経済の活性化を起こしてまいります。そして、学生食堂運営による不採算にお困りの企業・店舗様にPECOFREEを導入していただくことによって、運営の健全化も一緒に進めていきたいです。

また、給食業界ではまだまだデジタル化が進んでおらず、多くの課題があります。
PECOFREEサービスの導入をきっかけに製造、仕入れ、配送、人事労務など様々な分野で業界のDX化を同業他社様と一緒に進めていけたらと考えています。

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