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学生起業家を新卒で役員に!「企業内起業」を促進するリードエッジが求める人材像とは

「2027年までに4,000万ID獲得」を目標にするリードエッジは、目標達成に欠かせない「起業家人材」の採用・育成に力を入れています。採用を始めてまだ数ヶ月ですが、代表・庄司のビジョンに惹かれた優秀な人材が早くも集まりはじめました。

今回話を聞いたのは、まだ学生ながら2021年に役員として入社するのが決まっている中屋敷。学生時代に起業した経験を持ち、庄司から高額年収で口説かれるほど高い期待を背負っています。

既に卒業後の就職先が決まっていたのにも関わらず、リードエッジを選んだのはなぜなのか、入社してからどのようなビジョンを描いているのか、取材の様子をお届けします。


中屋敷

受験を失敗したからこそ出会えた、刺激的な「起業」との出会い

――学生時代から起業していたとのことですが、高校時代から起業に興味はあったのでしょうか。

中屋敷:いえ、大学に入るまでは勉強一辺倒でした。私は1浪して早稲田大学に合格したのですが、浪人中には全国でも上位に入るほど勉強していました。受験という意味では失敗したかもしれませんが、突き詰めて物事を頑張れば結果を出せることが学べたという意味では成功体験だったと思います。

勉強ばかりしていた浪人時代は、自分がビジネスをしてお金を稼ぐというイメージは全くできなくて、官僚になるのが夢でした。しかしそれも確固たる信念があったわけではなく、目指していたのが東大の文一だったので、「順当に行けば将来は官僚かな」ぐらいの感覚でしたね。

――起業に興味を持ったきっかけについて教えて下さい。

中屋敷:受験に失敗して夢に破れた私は、大学に入って次にすべきことを探していました。そんな時に中学の同級生が起業するのに誘われて手伝うことになったのです。それまで勉強以外したことにない私にとって、それは面白いチャレンジでしたし、価値観を崩される出来事でした。

思えば大学に入ってからは、それまでの価値観を崩されるような出来事ばかりでしたね。私は文学部哲学コースで、同級生には受験勉強もせずに哲学ばかり学んできた友達や、古文に異様に熱中している友達がいます。それまで偏差値だけで人の価値が判断される世界にいた私にとって、一つの世界に熱中して生きてきた人たちとの出会いは衝撃的でしたね。

――では友達の誘いが起業につながったのですね。

中屋敷:いえ、その時は起業には携わりませんでした。当時の私は専門的な知識もなければスキルもありません。それがコンプレックスで友達が創業するタイミングで離れたのです。コンプレックスを解消しようと思い、それからITベンチャーでインターンをはじめました。

そこはプログラミングキャンプを運営している会社で、ちょうどインターン採用を始めたばかりだったので1期生として参加できました。プログラミングだけでなく、マーケティングにも携われてSNSや屋外広告など、一通りマーケティングの施策にも携われたのです。

もともと起業する意思があることは伝えていたので、大学3年の後半にインターンを辞め、自分でビジネスを立ち上げました。


事業が軌道に乗っていたにも関わらず、就職を選んだ理由とは

――最初はどのようなビジネスで起業したのか教えて下さい。

中屋敷:インターンを辞めた直後は会社としてではなく、個人事業主で活動していました。インターンの時に行っていたマーケティングやプログラムの経験を生かして、案件を受託していました。自分でもアイディアを探してプロダクトを作っては消して、を繰り返していたのですが、学費も自分で払っていたので受託の仕事に時間を割きがちでした。

しばらくすると一人でこなすのが厳しくなって、PMのような立ち回りをするようになりました。私が獲得した案件を、他のデザイナーやエンジニアと共にこなすようになったのです。事業の規模が大きくなるにつれ、クライアントからの要望で法人化しました。最初は開発案件の受託だけをしていた会社からも、どんどん仕事を頼まれるようになり、マーケティング予算をまとめてもらうようになりました。

――もう立派な事業ですね。そのまま卒業後に起業家になることも考えていたのですか。

中屋敷:いえ、卒業後は会社に就職しようと思っていました。理由は3つあって、一つは英語です。いつかはグローバルな環境で勝負したいと思っていたのですが、私は海外に行ったこともなければ英語も話せません。そのため海外で働くチャンスのある会社に就職したいと思っていました。

2つ目はプロダクトの開発経験です。学生時代はほとんどが受託で、プロダクトは趣味程度のものしか作ったことがありません。そのため、会社に就職して要件定義からサービスのローンチ、初期ユーザーを獲得するまでの一通りを経験したいと思ったのです。

3つ目は人脈です。学生時代の延長でフリーランスとして活動していても、知名度を上げるのには限界があります。会社に入って、その会社を大きくすれば注目度も高まりますし、周りの力も借りれば結果も出しやすいと考えたのです。まずは知名度を上げて人脈を作ってからでも、自分で起業するのは遅くないと思いました。

――就職活動もしていたのですか。

中屋敷:就職活動はしていませんが、4年生の時に働いていた会社にそのまま就職することが決まっていました。そこではECサイトの制作をしていたのですが、時間が余っていたので軽い気持ちで作ったサービスが立ち上がることになって、マネージャーとして入社することになっていたのです。

リードエッジと初めて会ったのもその頃で、Wantedlyで応募したのですが、実は就職するつもりはありませんでした。既に内定は決まっていたので、仕事の案件がもらえるかな程度の軽い気持ちでした。


代表・庄司との衝撃的な出会い

――代表・庄司の第一印象について教えて下さい。

中屋敷:とてもパワフルで、エネルギーにあふれている方だと思いました。経歴を知る前からすごいと思いましたが、経歴を知ってさらに驚きましたね。それまでベンチャー業界ですごい人に会ってきしたが、彼らと比べても全く見劣りしませんでした。

――庄司と出会ってすぐにリードエッジへの入社を決めたのですか?

中屋敷:初めてお会いした時に誘ってもらったのですが、他社で内定を承諾した手前、正直悩みました。しかし、庄司さんと話した内容を思い出しているうちに、ここなら新しい景色を見られるかな、と思うようになったのです。私は田舎の出身で、広い世界を見るために東京に出てきたのに、いつの間にかその気持ちを忘れていたことに気づきました。

内定をもらっていた会社も、会社に就職する3つの目的を全て満たしてはいたのですが、既に経営母体の大きい会社でした。その中で自分が頑張っても与えられるインパクトには限界があります。それに比べてリードエッジなら、自分次第で何倍にも会社を大きくできると思ったのです。

――庄司と話して、どのような部分が「大きな世界を見られる」と思ったのでしょう。

中屋敷:2つあるのですが、一つは本質を重視しているところ。リードエッジでは「2027年までに4,000万ID獲得」を目標にしていますが、ただ数字を追っているわけではありません。庄司の頭の中にあるビジョンを達成するために、4,000万IDあったら実現したと言えるロジックがあります。そのように表現一つひとつの裏に本質を突いた意図を持っているところに惹かれましたね。

もう一つはすごい無茶振りをしてくれると思ったことです。希望年収も、本当は下げられるつもりで強気の値段を提示したのですが、庄司からは逆に引き上げられました。それだけ期待してくれているのと同時に、無茶振りに応えなければいけないというプレッシャーもあります。しかし、その無茶振りに応えた先に、これまでにない景色を見せてくれる気がするのです。その期待に答えるためにも、庄司についていくというよりは、一緒に事業を作っていくつもりですね。


4,000万ID獲得に向けて思い描くロードマップとは

――リードエッジでは自分で希望年収を提示させ、その根拠を提示させていますが、そのシステムについてどう思いましたか。

中屋敷:最初はとても酷な制度だと思いました。希望年収を提示できても、その希望が通るのはそれを証明できるだけの実績を出してきた人だけです。自分も学生時代に着実に実績を積み上げてきたつもりでしたが、自分に対して市場価値をつけて、それを判断されるというのは怖かったですね。それと同時に、自分の市場価値について見つめ直すいい機会だとも思いました。

――期待も大きいとのことですが、「2027年までに4,000万ID獲得」に必要だと思うことを教えて下さい。

中屋敷:3つあって、一つはしっかり使われるプロダクトを作ることです。4,000万は大きな数字ですが、ただ登録してもらうだけでは意味がありません。4,000万人に使い続けてもらうために、本質的な価値を提供しなければなりません。

2つ目はグローバルです。日本の市場だけで4,000万IDを獲得するのは無理があります。そのため、アメリカをはじめヨーロッパやアジアにも進出していかなければいけません。

3つ目はセキュリティです。一つのサービスだけで4,000万IDを達成できるとは思っていません。複数のサービスを展開した時に、それぞれのサービスをセキュアに紐づけていく必要があります。もしも、途中で情報漏えいなどの事件が起きたら、その時点ですべての計画は頓挫してしまいます。そのため、全ての準備に先んじて盤石なセキュリティ体制を固めていく必要があります。

――ありがとうございます。最後にこれからリードエッジに入ってくる人たちに求められる資質も教えて下さい。

中屋敷:これも3つあって、一つはチャレンジを恐れないことですね。私自身が新しいことへのチャレンジに人生の喜びを見出す人種ですが、一緒に働く人にもそうあって欲しいと思っています。もちろんチャレンジに恐怖もつきものですが、できる限り会社としてサポートしてリスクヘッジをしていくので、安心してチャレンジを続けてほしいと思います。

2つ目はコミットメントです。リードエッジはこれから若いメンバーを中心に盛り上げていこうと思っています。若いというだけで、すごい可能性を持っていると思われがちですが、その一方で数ある選択肢から何かを選ばなければいけません。いろんなものに中途半端に手を出していると、結局何も得られずに年齢だけを重ねてしまいます。だからこそ、一つにコミットして大きなインパクトを生み出すことが重要なのです。一度大きなインパクトさえ出しておけば、その後のチャレンジも楽になります。だからこそ、若くても一つの目標に向かってコミットメントできるメンバーに入ってもらいたいです。

3つ目は自分のビジョンを持っていること。リードエッジは上場後の世界も見据えて成長し続けていく会社です。会社が成長した時に自分がどうなっていたいのか、そのイメージを持てている方と一緒に働きたいですね。

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