株式会社ドヴァで人事業務を担当するFさんとKさんは、2024年10月に同期入社したスタッフです。大阪からの転居、育児との両立など、それぞれ異なる背景を持ちながらも、共通して「面接官の人柄」に惹かれて入社を決意した2人。入社から約10カ月、ドヴァ独自の採用方針や職場の雰囲気などについて語っていただきました。
他社を辞退してまでもドヴァに入った理由
──まず、簡単に自己紹介をお願いします。
Fさん:現在、ドヴァで人事・総務を担当しています。採用面接の対応、書類審査、社内面談への参加などが主な業務です。大阪生まれ大阪育ちで、2024年10月のドヴァ入社と同時に横浜に引っ越してきました。
Kさん:私もFさんと同時期に入社しました。現在2人の子どもがおり、育児との両立を考慮いただきながら柔軟に働いています。業務は人事がメインですが、当社のRPA製品「アシロボ」のサポート業務も担当しています。カスタマー対応、製品登録作業、イベント時の集客対応などを行っており、広報に近い仕事も経験させてもらっています。
──お二人ともドヴァをどのように知ったのですか?
Fさん:転職サイトで「横浜 柔軟な働き方」といったキーワードで検索をかけたところ、ドヴァの複数職種が出ていました。人事や総務、経理などアルバイトでもバックオフィス業務に携われるのは珍しいと思い、興味を持ちました。
実は他社から既に内定をもらっていたのですが、ドヴァの面接で今の上司とお話しして、考えが180度変わりました。私はスキルアップのための社会活動をしていますが、1時間程度の面接の中で理解を示してくださり、この人の下で働きたいと強く感じたんです。
Kさん:私も転職サイトを利用していました。前職の会社に約11年勤めましたが、育児との両立が難しくなり退職し、2年間のブランクがありました。その間にキャリアコンサルタントの資格を取得し、人事関連の仕事に絞って求職活動をしていました。
横浜在住なので、お迎えのことも考えて市内で働ける会社を探していたところ、ドヴァを見つけました。面接官はFさんと同じく今の上司でしたが、2時間にわたって自分の働き方や気持ちを深掘りしてくださいました。希望していた人事職に加えて、挑戦的な業務としてアシロボのサポートもご提案いただき、「こういう方と働いてみたい」と感じたのが決め手でした。
アットホームな職場で感じるやり甲斐
──入社して良かったと感じることはありますか?
Fさん:とにかくアットホームで、「家族感」のある会社です。大阪から一人で出てきた私を皆さんが気にかけてくださいました。社長自身も「大丈夫?」とよく声をかけてくれますし、毎日出社するのが楽しいです! 今まではそんなことなかったのに(笑)。
また、論理的思考が持てるようになりました。上司が非常にロジカルな方ですから、面接などに同席する中で、感情的にならずに物事を考える習慣が自然と身に付いています。
Kさん:責任ある仕事を最初から最後まで任せていただけることです。入社当初は遠慮していた部分もありましたが、積極的に発言や行動をしていいと後押しされました。単なるサポート業務ではなく、自分で考えて行動できる環境があります。また、入社後も定期的に面談を設けてくださり、困ったことはないか、業務についてどう思っているかなど、一人一人を大切に見てくれる会社だなと実感しています。
──具体的にどのような業務を任せてもらったのですか?
Kさん:採用面接では、未経験ながら選考に関与させてもらい、「そういう考えもあるね」と自分の意見も受け入れてくれました。最近では、Fさんが発案した新卒向けのYouTube動画にも携わらせてもらっています。企画から進行まで私たち主導で進められる一方で、周囲がフォローをしっかりしてくれるため安心感があります。
Fさん:動画の企画は今年4月ごろに思いついたアイデアです。合同新人研修で他社の新卒の方に「こんな企業があるなんて知らなかった」と言われたとき、まだまだ学生さんには届いていないと感じたんです。アイデアを上司などに相談したところ、「やってみよう」「歯がゆく思っていたことを、提案してくれてありがとう」と前向きなフィードバックをいただきました。まずは褒めるという当社の姿勢が、仕事のやり甲斐につながっています。
──会社にはどのような風土やカルチャーがありますか?
Fさん:何と言っても社員の「お土産購入率」が高いんです(笑)。誰かが旅行や出張へ行くと必ずといっていいほどお土産を買ってきてくれるし、コバみさんなどは写真付きでその賞味期限や成分表を全社員に共有してくれます。
以前勤めていた会社では、私は旅行を秘密にしたい主義でしたが、ドヴァに来てからは皆さんに何かお土産を買って帰りたいと思うようになりました。それによって会話も弾みますし、「実は私もそこに行く予定なので、おすすめを教えてください」などといった交流も生まれています。
また、部署を超えた飲み会には会社から補助が出るんです。社員同士の交流を会社がサポートしてくれているのはありがたいですね。
Kさん:プライベートでも社員同士で出かけることが多いようです。例えば、映画を見に行ったり、市場に魚買いに行ったり、あるいは一緒にサッカー観戦をすることもあり、皆さん仲が良く、本当に家族的な会社だなと実感しています。
また部活動もあり、社内外のメンバーを集めてフットサルをして交流を深めています。
──社長との距離感はいかがですか?
Fさん:社長は社長室にこもらず、執務室をグルグルと回っては一人一人と会話する時間を作ってくれます。服装やちょっとした変化にもすぐ気付いてくださり、そうやって働く姿を見に来てくれるのは安心します。
Kさん:私の場合は子どものことを気にかけてくれて、最近の様子を聞いてくれたり、子育ての悩みにアドバイスをくれたりします。社長なのに親身になってくれるのが嬉しいです。
人間性を重視する独自の面接手法
──ドヴァならではの採用方法について教えてください。
Fさん:なるべくテンプレート的な回答を避けるため、求職者のエピソードトークを重視しています。例えば失敗談を聞いた後、「今だったらどう解決しますか?」「なぜ失敗したと思いますか?」と深掘りして、その人の思考パターンを見極めます。
深堀していくと応募者もエピソードトークを交えるなどして、本音を見せてくれるようになります。2次面接以降は気が付いたら1時間以上も話が盛り上がることも。志望動機よりも、ストレス解消法や継続して取り組んでいること、スポーツをしているかなど、その人の人間性を知る質問を多くします。
Kさん:「没頭できる能力があるか」も重要なポイントです。ジャンルは何でも良いです。その人が持っている「温度が一番高いもの」を聞き出すようにしています。
──そこまで深掘りすると、一方で採用可否の判断が難しそうです。
Fさん:はい。ですので、一度クールダウンするため、面接でどんなに盛り上がっても、その日のうちには絶対に判断しません。例えば、週末を挟んで翌週に3人で議事録を見直し、違和感がないかを確認します。必要に応じて適性検査も実施し、その結果と面接での印象が一致するかをチェックしています。
──ドヴァではどのような人材を求めていますか?
Kさん:指示待ちではなく、自ら考えて行動できる人が求められています。論理的思考とチャレンジ精神も重要な要素です。
なぜチャレンジ精神が大切なのかというと、一つには、当社は新入社員期間を「3年」と設定しているからです。一般的には1年ですが、ドヴァでは3年間かけてゆっくりと学び、まずは会社を好きになってもらうこと、そしてその中でたくさんの失敗をしてほしいと考えています。失敗から学ぶことを重視しており、1年だけでは一巡しかできないことも、3年あれば失敗と修正を繰り返して成長できます。だからこそ失敗を恐れずにどんどんチャレンジする人材が望まれます。
──現在の採用における課題はありますか?
Kさん:新卒採用の強化が大きな課題です。学校訪問や学内説明会はまだ実施できていませんが、オフィスの近隣には良い大学がたくさんあるので、まずはそこから攻めていきたいですね。現在は手探り状態ですが、求人媒体やリーフレットなどの資料作成から始めたいなと。
Fさん:書類選考の通過率も課題ですね。入り口を狭くしすぎているかもしれません。また、SNSなどで応募者に対するリサーチも行っているので、選考に時間を要しています。慎重に選考している分、結果通知まで1〜2週間かかってしまい、スピード感を求める転職希望者に辞退されることもあります。
ただし、妥協して急ぐのではなく、じっくりとその人の人間性を見極める姿勢は変えずに進めていきたいと思います。
──カジュアル面談の導入によって何か成果は出ていますか?
Fさん:正直なところ、まだ採用に直結する成果はそれほど出ていません。エンジニアの方が多く参加されますが、結果的に今の仕事の悩み相談や、それに対するアドバイスで終わってしまうことが多いです。会社を知ってもらうという点では意義がありますが、今後の改善点でもありますね。
「人」を大切にする会社かどうか
「面接官の人柄に惹かれて入社を決めた」という2人の体験談は、企業選びにおいて「人」の重要性を改めて示しています。制度や待遇も大切ですが、そこで働く人の魅力こそが、長期的な働きがいや成長につながる要素なのかもしれません。
新卒採用の強化や選考スピードの改善など課題はありますが、ドヴァが大切にする「じっくりと人を見極める」姿勢は、今後も変わることなく継続されていくといいですね!