一社目にりらいぶを選んだ25歳、1年9か月の成長
今回お話を伺ったのは、仙台本社の営業部に所属する吉田卓歩さんです。
25歳、入社1年9か月。
現在は営業部内のサポート業務に加え、コーポレートサイトの運営、AI活用の推進、広告表現に関する薬事法の社内対応など、4つの領域を横断して仕事をしています。
これだけ聞くと、入社当初から自ら仕事を生み出し、何でも器用にこなしてきた人に思えるかもしれません。
しかし、吉田さんはご自身の最初の1年間を、こう振り返ります。
「言われたことだけをやっていて、少しくすぶっていたんです」
そこから吉田さんは、どのように仕事の幅を広げていったのでしょうか。
一社目としてりらいぶを選び、「指示を待つ側」から「自分で仕事をつくる側」へ変わっていった1年9か月について、りらいぶ採用担当がお話を伺いました。
「仙台の会社なんだ」興味から始まった、りらいぶとの出会い
岩手県出身の吉田さん。
当時は仙台で働くことに憧れがあり、仙台市内の企業に絞って仕事を探していました。
その中で見つけたのが、りらいぶの求人です。
リライブシャツのことは、以前からYouTubeやテレビを通じて知っていたそうです。
「仙台の会社なんだ、と思いました。もともと商品も会社も知っていたので、すごく面白そうだなと思って応募したんです」
形式上は中途採用でしたが、吉田さんにとって、りらいぶは社会人として初めて入社する会社でした。
選考で最初に行われたのは、佐々木代表との一対一の面接。
そこで、思いがけない言葉をかけられます。
「面接の場で、『来週から出社してほしい』と言われたんです(笑)」
以前から動画を通じて佐々木代表の考え方や人柄に惹かれていた吉田さん。
その代表から直接「来てほしい」と言われ、入社を即決しました。
「もう、行くしかないなと思いました。直感で決めましたね」
そして、本当にその一週間後から勤務を開始。
少し慌ただしくも、吉田さんらしいスピード感のある社会人生活の始まりでした。
最初の躓きは、マニュアルのない環境だった
りらいぶへ入社した吉田さんが、最初に感じた難しさ。
それは、業務マニュアルが十分に整っていなかったことでした。
「先輩から教わったことを、その場で覚えなければいけない。最初は本当に大変でしたね」
社会人経験のない状態で、決まった手順書もない。
そこで吉田さんは、教わった業務のパソコン画面を一つずつスクリーンショットし、印刷することにしました。
「仕事を覚えるたびに、全部スクリーンショットして、自分で手書きのマニュアルをつくっていました」
手間のかかる方法です。
けれど、マニュアルがないなら、自分でつくる。
分からないなら、自分なりの方法で理解する。
現在の吉田さんの仕事にも通じる姿勢が、入社直後から少しずつ形づくられていきました。
言われたことだけをやっていた、最初の1年間
入社後、吉田さんが主に担当していたのは、営業部の事務やサポート業務でした。
営業担当者が本来の業務へ集中できるよう、裏側から支える仕事です。
大切な役割である一方、当時の吉田さんは、次第に物足りなさを感じるようになりました。
「自分が営業へ行くわけではないので、どうしても受け身になってしまっていました」
誰かから依頼された仕事を、正確に終わらせる。
また依頼が来たら、対応する。
そんな働き方を続ける中で、仕事を心から楽しめていない感覚があったといいます。
「最初の1年くらいは、言われたことだけをやる姿勢でした。少し、くすぶっていたと思います」
現在の前向きで行動力のある姿からは、少し意外に感じられる言葉です。
それでも、吉田さんは当時の自分を飾ることなく、率直に話してくれました。
会社からもらった、仕事の枠を越えるチャンス
吉田さんの働く姿勢が変化したきっかけになったのは、会社から新しい仕事を任されるようになったことでした。
Webサイトの運営をやってみないか。
AI活用の推進に関わってみないか。
広告表現に関する薬事法の仕事を担当してみないか。
営業部のサポートという所属上の役割にとどまらず、さまざまな挑戦の機会が訪れます。
「会社が、すごくたくさんのチャンスをくれたんです」
現在、吉田さんの仕事には大きく4つの軸があります。
一つ目は、営業担当者が動きやすい環境をつくる、営業部の仕組みづくり。
二つ目は、コーポレートサイトの修正や管理、コンテンツの充実。
三つ目は、薬事法や景品表示法などを踏まえた、社内の広告表現に関する対応。
そして四つ目が、AIを活用した社内業務の改善です。
一見すると、まったく異なる仕事にも見えます。
しかし吉田さんは、それぞれを別々の業務として捉えていません。
営業部の業務改善にAIを使う。
Webサイトの運営にAIを取り入れる。
広告表現に関する知識とAIを組み合わせる。
4つの仕事を横断しながら、より良い方法を考えています。
「4つの軸はありますが、それぞれをうまく組み合わせながら進めています」
一つの職種に閉じず、自分の持っている役割同士をつなげていく。
それが、吉田さんならではの働き方になっています。
誰にも頼まれていない。でも、必要だと思った
吉田さんの変化を象徴するエピソードがあります。
薬事法に関する社内対応と、AI活用の仕事を担当していた吉田さんは、ある時こう考えました。
「この二つを組み合わせられないかな」
そこでつくったのが、“薬事法や広告表現に関する確認業務を補助する、社内向けのチャットボット”です。
誰かからつくるよう指示されたわけではありません。
「面白そうだと思ったのと、絶対に必要だと思ったので、先につくりました」
社内には、すでに別の用途のチャットボットをつくっていた先輩がいました。
吉田さんはその仕組みに興味を持ち、自分から先輩に相談。
つくり方を教わりながら、担当業務に合う形へ組み立てていきました。
完成後、社内へ展開したいと提案したとのことです。
「正直、断られるかもしれないと思っていました」
それでも提案は受け入れられ、実際に使った社員からも「あれは良かった」と声をかけられました。
「すごくうれしかったですね」
指示を受けてから動くのではなく、課題を見つけ、自分で考え、形にしてから提案する。
入社当初の吉田さんから、大きく変わった瞬間でした。
「自分から動く」と、仕事は面白くなる
吉田さんに、この1年9か月で成長したと感じることを聞きました。
返ってきたのは、スキルや知識ではなく「マインド」という言葉でした。
「仕事の能力は、まだまだ足りないと思っています。でも、考え方はかなり変わりました」
吉田さんは、社会人生活を充実させるためには、仕事そのものが充実していることも大切だと考えるようになったそうです。
では、仕事を充実させるためには、どうすればよいのか。
吉田さんが見つけた答えは、「自分からアクションを起こすこと」でした。
目の前の仕事だけをこなすのではなく、課題を探す。
より良い方法を考える。
周囲へ提案する。
実際に形にする。
「もっと自分から動こうと思うようになりました。それが、自分にとって一番の成長だと思います」
仕事を面白くしてもらうのを待つのではなく、自分から面白くしていく。
吉田さんのクイックな回答や前のめりな姿勢の背景には、この気づきがありました。
穏やかな人たちと、スピード感のある仕事
吉田さんは、入社前のりらいぶに「アパレル系のベンチャー企業」というイメージを持っていました。
華やかで、勢いがあり、少し“イケイケ”な人が多いのではないか。
そんな想像もあったそうです。
しかし、実際に入社して感じたのは、良い意味でのギャップでした。
「全然チャラチャラしていませんでした(笑)。穏やかで、優しい人が多い会社です」
一方で、仕事までゆったりしているわけではありません。
事業や組織が変化していく中で、判断や対応にはスピードが求められます。
「人は穏やかなんですけど、仕事は忙しくて、スピード感があります。穏やかさと慌ただしさが混ざっている感じですね」
忙しい中でも、社内の空気が険しくなりすぎない理由の一つが、日常的な雑談です。
りらいぶの仙台オフィスには、二人で一緒に行くと無料で飲み物を受け取れる自動販売機があります。
飲み物を受け取るためには、誰かに声をかけなければなりません。
そのため、普段あまり話さない他部署の社員との会話が自然に生まれるそうです。
「うちの会社では、自販機がコミュニケーションの鍵を握っています(笑)」
吉田さんも、この自販機が大好きだと話します。
目の前の仕事にはスピーディーに取り組む。
けれど、人との会話やつながりも大切にする。
その両方が、りらいぶの雰囲気をつくっています。
AIで、りらいぶに“革命”を起こしたい
今後、吉田さんが取り組みたいことは、大きく二つあります。
一つは、コーポレートサイトをさらに充実させること。
現在は、社内の各部署から依頼された内容を修正する業務も多いそうです。
今後は、依頼に応えるだけではなく、
“どうすれば、もっと多くの人にサイトを見てもらえるか”
“どうすれば、りらいぶの会社や商品の魅力を伝えられるか”
というところまで自ら考え、発信していきたいと話します。
そして、もう一つがAIの全社活用です。
「AIをもっと会社全体で使えるようにして、りらいぶに革命を起こしたいです」
りらいぶは、事業規模に対して少人数で運営している会社です。
一人ひとりの業務負担を軽減しながら、より価値のある仕事へ時間を使えるようにする。
そのために、AIを一部の社員だけが使うものではなく、社内全体で活用できる状態にしたいと考えています。
何もないところから商品と事業を生み出してきたりらいぶ。
そして、ゼロから新しい仕組みを生み出せるAI。
吉田さんは、この二つの相性に大きな可能性を感じています。
吉田さんのキャリアは、まだ始まったばかりです。
最後に――どんな人が、りらいぶで活躍できますか?
最後に、りらいぶで活躍できる人物像について聞きました。
吉田さんが挙げたのは、
“商品や会社を好きになれる人”
そして、
“指示を待たず、自分から動ける人”
です。
りらいぶには、すべての仕事に完成されたマニュアルがあるわけではありません。
担当する仕事が、最初から一つに決められているとも限りません。
だからこそ、決まっていないことを不安に感じるだけではなく、
“自分なら、どうつくるか”
と考えられる人には、多くのチャンスがあります。