こんにちは!グライダーアソシエイツ コーポレート広報チームの布袋です。
グライダーアソシエイツでは「make brighter tomorrow.」のミッションのもと、コンサルティング事業を展開しています。今回は事業責任者であり弊社取締役副社長でもある荒川徹さんに、「プロトコンサルティングUnit」の事業内容やクライアントへの向き合い方、目指す姿などを聞きました。
ぜひ最後までお付き合いください!
目次
1. プロトコンサルティングUnitの役割とは
2.「コンサルティング事業」について
2-1. 現在携わっているプロジェクトについて
2-2. Unitのメンバーや組織としての強みについて
3.「社内プロジェクト推進」について
3-1.ブレーンとして各プロジェクトの成功を支える
3-2.新たなプロジェクトを生み出す
4.Unitの未来について
1. プロトコンサルティングUnitの役割とは
プロトコンサルティングUnitは、社のミッション「make brighter tomorrow.」の実現に向け、大きく2つの役割を持つ組織です。
まずは弊社の基幹事業である「コンサルティング事業」を担う役割。クライアントの事業やプロジェクトの成功をコンサルタントとして支援します。
次に「社内プロジェクト推進」。コンサルティングを通じて得た知見・拡げた視野を持ち帰り、社内事業やプロジェクトの成功を支えます。
メンバーには「現在携わっている案件が、社会課題解決にどのように寄与しうるのか」を考え抜くことが求められます。
そんな、まさに弊社の「柱」といえるプロトコンサルティングUnitを牽引するのは、弊社取締役副社長の荒川徹。「Unitの存在意義は、社内外問わず関わるプロジェクトのブレーンになること。そして携わる仕事の社会的な意義を問い続けること」だと、荒川さんは言います。
今回は荒川さんに登場いただきながら、Unitの役割や業務内容、目指す姿などを見ていきたいと思います。
2.「コンサルティング事業」について
事業責任者:荒川徹(あらかわ・とおる)
1981年 山口県出身。早稲田大学商学部卒業後、西日本旅客鉄道株式会社へ入社。退職後、早稲田大学大学院商学研究科に入学。2007年マクロミル入社後は事業会社リサーチ営業、経営戦略北米事業担当・広報室長、セルフアンケートツールQuestant事業初代開発責任者を務めた。 2014年 グライダーアソシエイツに入社。取締役副社長として大手企業・行政機関のマーケティング上のコンサルティング支援を行ないつつ、グライダーアソシエイツ事業全体統括を担う。 2023年青山学院大学 経営学部「マーケティング・ワークショップB」特別講師、2024年早稲田大学 商学部「マーケティング論」の招聘講師を務めるなど、各種教育機関での講演を行なう。 3児の父で現在剣道4段挑戦中。
荒川さんが責任者を務める「プロトコンサルティングUnit」が向き合うクライアントは、大手自動車メーカーから中小製造業、地域自治体など幅広く、携わるプロジェクトも実に多種多様。新規のお客様からは「そんなことまで対応できるんですか?」というお声もいただくほど、提供できるソリューションも多岐にわたっています。
そんな「プロトコンサルティングUnit」は、どのような組織なのでしょうか。
2-1. 現在携わっているプロジェクトについて
──まずグライダーアソシエイツにおける「プロトコンサルティングUnit」の立ち位置を教えてください。
「弊社は事業を通じた社会課題解決を志しています。様々な地域・業種のお客様と事業やプロジェクトを推進することで見えてくる社会課題、それを社に持ち帰り解決の道を模索することが求められるUnitです。
また、お客様の課題を解決することが、社会課題の解決に寄与するケースも多くあります。私たちが携わっている案件が、弊社ミッションである『make brighter tomorrow.』の実現にどう寄与するのか、常に振り返りながら業務にあたっています」
──現在、Unitではどのようなプロジェクトに携わっているのでしょうか。
「直近では、メーカーなど事業会社や地域自治体のプロジェクトの比率が多くなっています。お名前を出して差し支えがないものに限りますが、トヨタ自動車様、カゴメ様、セイコーウォッチ様、広島県観光連盟(HIT)様、岡本製作所様などのプロジェクトに携わらせていただいています」
──グライダーアソシエイツはどのような役割を担うことが多いですか。
「これはもう、様々です。例えば2019年から支援しているカゴメ様のプロジェクトでは、プロジェクト立ち上げ時はPMとしての役割を担い、現在ではそこに事務局機能や、情報発信の役割まで加わっています。
2023年2月から続く広島県観光連盟(HIT)様のプロジェクトでは、組織全体の戦略アドバイザーとして、現在は各チーム責任者の方の“壁打ち相手”を務めながら、その中で見つかった課題を解決するために伴走する役割を担っています」
──守備範囲が広いですね。
「メニュー化されたソリューションを売っている組織ではないので、お客様が弊社に求める役割も多種多様です。
事業戦略の立案をすることもあれば、組織課題を抽出し組織のあり方を提案するようなこともありますし、特定プロジェクトのPMの役割を担うこともあれば、出口戦略に近い部分まで含めてお任せいただくこともあります。
専門性の異なるコンサルタントがいることがUnitの強みなので、プロジェクトのフェーズや状況に応じて適切なメンバーをアサインしています」
2-2. Unitのメンバーや組織としての強みについて
──Unitにはどのようなメンバーがいますか。
「マーケティングやクリエイティブの部分に専門性があるメンバーや、プロジェクトマネジメントの能力に秀でたメンバー、“リサーチャー”の役割を担うメンバーなどがいます。少数精鋭の組織ではありますが、それぞれ私に足りないスキルを持っているので、力を合わせれば不可能はないと思っています。
ただ、それゆえに私がお客様から“斜め上”のプロジェクトを持ち帰ってきてしまい、メンバーから呆れられたり、怒られたりすることもよくあります(笑)」
──メンバーをまとめる、荒川さんのコンサルタントとしての「強み」はどこにあるのでしょうか。
「スキルセットの観点では、グライダーアソシエイツという企業の取締役副社長としての経験と、営業の責任者を長くやってきたことは大きいでしょうね。10年以上にわたって営業の最前線に立ってきたことで、何をするにしても必要な『現状を整理する力』を養うことができましたし、組織と事業を立ち上げ運営してきた経験は、提供できるソリューションの幅を拡げてくれています。
その上で“お客様以上にお客様の立場に立ち、何が最善かを考えること”を、常に自分やメンバーに課しています」
──コンサルティングにあたって、心掛けていることは?
「『その場限りの課題解決』ではなく『再現性のある課題解決』が提供できるように努めたいと思っています。その場その場のソリューションを提示・提供するだけではなく、本質的な課題をお客様と一緒に考え抜くプロセスを大切に、“伴走する”ことを心がけています。“暑苦しいねぇ今日も!”とは、私たちがお客様からよくおかけいただくお言葉ですが(笑)、お客様のすぐ隣で走り熱量を伝え続けることができれば本望だと思っています。
メンバーには折に触れ伝えていますが、そういったスタンスを貫き続けて、最終的には『コンサルタントが必要なくなる』状態をお客様へ提供したい。それができるUnitになりたいですね。」
3.「社内プロジェクト推進」について
クライアントを多く抱えるプロトコンサルティングUnitですが、社内でも大きな役割を担っています。
それは「様々な地域・業種業態のお客様へのコンサルティングを通じて得た知見や実感した社会課題認識をもとに、各Unitのプロジェクト成功に向けてサポートをする」こと。さらには「取り組むべき社会課題を見出し、新しいUnitを生む」ことです。
グライダーアソシエイツは「make brighter tomorrow.」の理念のもと、社会課題に取り組もうとする集団。無数に表出する社会課題、どの課題にどのように取り組むかを、会社や各Unitの「ブレーン」として考える役割を担っているのです。
3-1.ブレーンとして各プロジェクトの成功を支える
──まさに企業活動の中心といえるプロトコンサルティングUnitですが、実際にどのような役割を担っているのでしょうか。
「グライダーアソシエイツには、プロトコンサルティングUnitのほかに複数のUnitがあります。
具体的には、グライダーアソシエイツが創業以来取り組んでいる“メディア・コンテンツUnit”、患者にとっての理想の医療を追求しようとする“メディカルUnit”、観光立国をグライダーアソシエイツならではのアプローチで推進しようとする“観光Unit”などがありますが、それぞれの責任者・メンバーとコミュニケーションを取りながら、プロジェクトの成功をサポートする役割を担っています」
──いわば「社内プロジェクトのコンサルティング」ですね。
「進行する社内プロジェクトは、社会課題解決に資することばかり。それゆえ“終わり”がないですし、考えるべき観点も多岐にわたる上、実現に向け困難も多く立ちはだかります。
各Unitにはリーダーがいますが、彼ら・彼女らに任せっきりにするのではなく、提供できるものは全て提供して、会社全体として社会課題に立ち向かいたいと思っています」
3-2.新たなプロジェクトを生み出す
──グライダーアソシエイツは社会課題に取り組もうとする集団。その中で、Unitが果たすべき役割はどこにあるのでしょうか。
「私たちはコンサルティング事業を通じて、様々な地域・業種業態のお客様と話をします。そこで得た知見や地域・業界の課題などを持ち帰り、グライダーアソシエイツの視野を拡げたり、アップデートしたりする役割がUnitにはあります。
また、例えば社内の誰かが“地域”について課題感を持っていたとします。Unitが日頃お付き合いしているお客様の中には、地域社会や地域経済の変革に本気で取り組んでいる方がいらっしゃるので、そんな時に双方を結びつけたりすることも、全社的に意義のあることだと思います。
そうしたアクションを取り続ける中で、自社で進行中のプロジェクトの形が変わってきたり、アップデートされていくこともあるでしょうし、全く新しいプロジェクトが生まれることもあるかもしれない。組織やプロジェクトが進んでゆく原動力、起爆剤になっていきたいですね」
4.Unitの未来について
長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
弊社代表取締役副社長・荒川さんが責任者を務めるプロトコンサルティングUnitの業務内容や、その仕事にかける熱い思いを感じ取っていただけたら幸いです。
──最後に、この記事を読んで、「グライダーアソシエイツって面白そうだな」「プロトコンサルティングUnitってやりがいがありそうだな」と感じた方に向けて、プロトコンサルティングUnitを今後どのような組織にしていきたいかを教えてください。
「お客様のプロジェクトも社内のプロジェクトも、今以上に高いレベルでマルチにできる人材の集まりにしていきたいですし、なっていかなければならないと思っています。そのためにも決して現状に満足せず、色々な地域や人と関わり合いながら、お互いに刺激し合いながら視座を高めていきたいですね」
会社概要 ※弊社のコンサルティング実績はこちらをご覧ください
社名|株式会社グライダーアソシエイツ(GLIDER associates, INC.)
本社|〒141-0031 東京都品川区西五反田8-1-3 PMO五反田 9F
企業HP|https://glider-associates.com/
設立|2012年2月6日
代表者|杉本 哲哉
事業内容|社会課題の解決につながるコンサルティング業務、クリエイティブ制作、自社サービスの企画・開発・運営、インキュベーション投資
関連会社|株式会社craft.