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「安全の話なんて誰も聞きたくない」マイナスからのスタートする仕事の流儀 ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

労務安全部 大野 正貴「安全の話なんて誰も聞きたくない」ーー 人の命を預かる建設業界で、この現実を原点とするのが新発田建設で唯一の安全担当者、大野さんだ。新人時代での挫折経験から、法律や規則で縛る“警察官”ではなく、職人の信頼を築く“人情安全担当”こそが命を守る理想の姿だと確信する。今回は、“安全屋という職人”として現場を回り続ける、大野さんの挑戦と試行錯誤に迫ります。新卒で飛び込んだ「安全」の道新卒で新発田建設に入社し、労務安全担当に配属された大野さん。入社当初は労働基準局のOBであった前任者から、労働安全衛生法に基づく安全管理のイロハを教わり、労災保険や事故対応など、書類作成を主とし...

重機に憧れて始まった土木工事監督3年目 ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

土木部工事課 長谷川 秀馬入社3年目の長谷川さんは、土木の仕事に憧れて新発田建設に入社した。最初は「重機を動かす仕事」だと思っていたが、実際は多くの人と関わりながら現場をまとめる“監督”の役割だった。戸惑いながらも、仲間や職人たちと一緒に現場をつくる日々の中で、少しずつ仕事の本質を掴んでいく。「形に残る仕事って、やっぱりいいですね」その言葉に、若手らしい素直さと、ものづくりへの誇りがにじんでいる。「正直、入社するまでは“重機に乗る仕事”だと思ってました」そう笑う長谷川さんは、新潟の専門学校で土木を学び、地元で働く道を選んだ。学生時代から「現場でモノづくりをする仕事」に興味があったという。...

「全部、お前に任せる」福島の現場が教えてくれた“責任と誇り” ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

建築部工事課 工事主任 中村 洋輔「全部、お前に任せる」そう声をかけられたのは、入社6年目の春。場所は福島、南相馬。ボランティア施設の建設現場だった。形式上の“所長”ではなかったかもしれない。 でも、現場に立つのは自分ひとり。図面も工程も調整も、誰かが代わってくれるわけじゃない。 その日から、“自分で決めて、自分で動く”仕事が始まった。今回のストーリーは、入社16年目の中村さんが語る“初めて現場を動かした日”と、 建築の仕事に向き合い続ける中で見えてきた「責任」と「誇り」に迫ります。 6年目、初めて“現場を動かした”日入社して6年目の春。 場所は福島の南相馬。ボランティア向けの宿...

自分の図面で現場が動いた日 若手社員が語る“最初の一歩”と、次の挑戦 ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

建築部工事課  根塚 陸入社5年目の若手施工管理として、多くの現場を経験してきた彼が、「自分の図面で現場が動いた」と実感した瞬間とは。そして、変化の波が押し寄せる建設業界のなかで、次の時代に選ばれる存在になるために、今どんなことを考えているのか。建物に心奪われた高校時代新潟市亀田で生まれ育った根塚さん。建築への興味は、高校時代のふとした気づきから始まった。「東京へ行ったときに、街中のビルを見て“どうやって作ってるんだろう”と思ったんです。変わった形の建物を見ると、自然と目がいってしまう。“建物を見るのが好き”っていう気持ちが、自分の中でずっとあったんだと気づきました」身近にある建物に魅...

次代を担う9年目、現場からの提言。次の時代も選ばれる会社へ ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

建築部工事課 佐藤 陽入社9年目にして現場監督として着実に経験を積み重ね、現在は現場の次席として日々奮闘している佐藤さん。近年、建設業界に働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)の波が押し寄せるなかで、若手としての柔軟な発想と現場で培った現実感覚のバランスに優れた佐藤さんは、そうした変革の中で確かな存在感を示し「次の新発田建設」を形づくる一員として歩みを進めている。新発田建設を選んだ理由現在の新潟市西蒲区で生まれ育ち、地元の公立の総合高校に通っていた佐藤さん。そこでCADや木材加工等、建設業界にも大きくかかわる技術を学んだことで、建設業に興味を持ったという。「ちょっとした建物...

ライフイベントとキャリアの両立 “建設業界でつくる自分の居場所”  ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

関東支店工事課  松本 陽子新発田建設の若手社員として、日々着実に歩みを進める松本さん。現在は関東支店で、新卒五年目にして複数の建築現場を支えるバックオフィス業務に従事している。大学で建築を学び、現場監督としての経験も積んだ彼女のキャリアは、現場のサポートにフル活用されている。そんな松本さんのこれまでの歩みと現在、そして未来への想いに迫る。「現場に立っていないけど、誰かの力になれてる実感がある」関東支店でバックオフィス業務を担う松本さんは、新卒5年目で複数の建築現場を支える存在だ。施工図のチェックや申請書類の作成など、現場監督が抱える業務の一部を引き受けることで、現場に集中できる環境づく...

「新潟から関東に来て知った現場を動かす”面白さ”」ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

関東支店工事課 所長 渡辺 眞一本社と同じ“ものづくりへのこだわり”を貫く、新発田建設唯一の県外拠点・関東支店。数々の現場で、現場所長として信頼を重ねてきた渡邊眞一さん。地元・胎内で芽生えた憧れを胸に、横浜の大型プロジェクトから都心の複雑な工事までを乗り越え、いま若手育成にも力を注いでいる。「与えられた現場をこなす」から、「自分で現場を動かす」へ。次の時代に選ばれる会社を、自分たちの手で形にしていく、その覚悟に迫る。幼少期から抱き続けた「ものづくり」への憧れ新潟県胎内市。チューリップの名所としても知られるこの町で、渡辺眞一さんは幼少期を過ごした。左官業を営んでいた父の背中を見て育ち、幼稚...

「“支える力”が会社を変える。若手が挑む、選ばれる組織づくり」ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

生産システム室 主任 赤澤 一真生産システム室 主任 坂場 勇希目立つことなく、しかし確かに現場を支え続ける二人の姿勢は、やがて会社全体の未来をも左右する存在になっていく。坂場さんと赤澤さんが見据える「次の時代に選ばれる会社」とは、どのようなものなのか。後編では、彼らの未来へのビジョンと、新発田建設への熱い想いに迫る。※この記事は前編の続きです。まだ前編を読んでいない方は、そちらからご覧ください。「会社は誰かが変えてくれるものじゃない」坂場さんは、今の新発田建設についてこう語る。「現場は頑張ってる。でも、会社全体がもっと成長するには、上からの改革を待つだけじゃだめだと思っています。」経営...

「現場を支える、もうひとつの最前線──“時間をつくる仕事”の正体」ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

生産システム室 主任 赤澤 一真生産システム室 主任 坂場 勇希建設現場の最前線で汗を流す現場監督たち。そのすぐ隣で、見えない場所から現場を支え続ける存在がいる。新発田建設 生産システム室、坂場さんと赤澤さん。地元を愛し、異なるキャリアを経てたどり着いた二人が、いま「次の時代に選ばれる会社」を目指して、現場支援の最前線に立っている。彼らが描く未来、その原動力に迫る。 地元と向き合う。異なる道を歩んだ二人坂場さんは新発田市出身。幼いころは樹木医を志し、農業高校に通っていたが、高校三年生の時に実家のリフォームをきっかけに建築に興味を持ち、金沢工業大学へ。卒業後に入社した県内の建設会社では、三...

「工程表にはない、“人を動かす力”」ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

土木工事課 工事主任 佐藤 康幸建設業界には「現場は生き物だ」という言葉がある。天候、地盤、資材の遅れ、人員配置――あらゆる要素が常に変化し、計画通りに進むことなどほとんどない。そんな中で、佐藤さんは10年のキャリアを積み重ね、成長し続けてきた。彼にとって現場とは何なのか。その思いに迫る。建築志望から土木へ「もともとは建築がやりたかったんです。家を建てる仕事に憧れていました。でも、高校では土木科に進むことになって。最初は『ま、いっか』くらいの感覚でしたね。」新発田南高校で土木を学び、短大では建築を専攻。しかし、就職活動で新発田建設の募集にエントリーしたことが、彼のキャリアを変えた。建築枠...

「会社を育てるのは、管理職の成長から始まる」ものづくりの会社 新発田建設社員インタビュー

建築部工事課 次長 石井 誠新発田建設に入社して35年。現場を知り尽くし、多くの仲間とともに歩んできた石井さん。業界が変化する中で、新発田建設が「次の時代に選ばれる会社」であるために必要なものは何か。これからの組織と自身の役割について語ってもらった。普通科出身の学生が建設の道へ実家が建築業を営んでいた影響で、幼い頃から建設の仕事に親しんでいた。木造住宅に囲まれて育ちつつも、RC造や鉄骨造の大きな建物に惹かれるようになり、自然と建築の道を志すことに。高校は普通科に進学したが、建築を学ぶために4年制大学の建築工学科へ。卒業後の就職活動では、いくつかの会社を見て回った。「3社ほど会社訪問をしま...

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