株式会社TrustLead | 注目の西日本ベンチャー100
広島県代表取締役社長 江島 和城 建築業界を起点に全国の集客インフラとして必要とされる世界を目指します ―御社の事業内容を教えてください。 弊社は広島と東京に支社を展開し、トリプルメディア運用を総合的にご支援している会社です。 ...
https://www.nishinihon-venture.com/company/trust-lead/
企業のSNS運用は、今や常識となりつつある昨今。しかし、それだけ運用に苦労している企業も多く存在します。
注目の西日本ベンチャー100に選ばれた「TrustLead」は、SNS運用でオウンドメディア集客を提案する注目のスタートアップ企業です。今回は、営業推進部かつ社長の右腕として活躍する安藤さんに、TrustLeadの仕事内容や転職のきっかけについて詳しくお聞きしました。
安藤和樹 / 営業推進部
建築業界の現場から塗料の営業職へ転職。6年間営業職として勤めながら副業で取り組む。
そこでSNS運用の影響力に気付きTrustLeadへ転職。営業からマネジメントまで幅広く活躍中。
安藤さんの前職は、建築系塗料を扱う営業職でした。しかしTrustLeadは、InstagramやTikTokを主軸にしたSNS運用やオウンドメディア構築をサポートするマーケティング会社です。
畑違いともいえる転職。安藤さんが転職を決意するまでの経緯に、どのような経験や想いがあったのでしょうか。
塗料販売会社の営業職として6年勤めました。仕事は既存の顧客へ塗料を販売するルート営業です。30社以上のクライアントの担当をし、年間で1億以上の商品を扱うまでになり、新人教育の責任者も任せてもらうように。それなりにやりがいもあったのですが…。
競合が多いうえ既存顧客へのアプローチ中心なので、差別化が非常に難しいのが課題でした。差別化のためには「より安く」するか「いかに可愛がられるか」しかありません。
お客様へアピールするため、レスポンスの速さや、まめに顔を見せるなど自分なりに努力を重ねていました。その結果、年間予算の達成や営業力アップなど自分なりの成果も感じていました。
しかし、数年先も同じことの繰り返しだと気付いてしまったんですよね。今後のキャリアを考えたときに、天井が見えた気がしました。
また、兄が起業して成功していることもあり、いつかは独立するという夢を持っていました。本当にこのままでいいのか。焦る気持ちが私を動かしました。
実はInstagramに行きつくまで、様々な副業に取り組んでいました。例えば、家を建てたことから70記事ほどブログを書いたり、HP制作や動画制作、プログラミングにも挑戦しました。全て独学で学びつつ、当時は手当たり次第に着手していましたね。そのなかでInstagramは、集客に困っている飲食業の友人を手伝いたいという気持ちで始めました。グルメ紹介アカウントです。
フォロワーは3000人くらいになると、PR案件などをいただけるようになりました。実際に友人の飲食店を宣伝したところ、私の投稿がきっかけで来客があったり。Instagramってすごいな!って気付いたんです。また、前職と違い、価格競争や自分を可愛がってもらう、などの差別化ではなく、しっかりといいコンテンツを配信するということで差別化ができるという喜びも感じましたね。この業界で頑張ってみたいと思うようになりました。
SNSマーケの会社に絞って探しました。広島でSNSマーケ会社はそれほど多くなく、3社ほど接触しましたが、最終的にTrustLeadに決めました。
魅力に感じた点として、TrustLeadのクライアントは工務店やハウスメーカーなど建築業界中心だったことです。前職の経験も生かせると思いました。建設業界は「きつい・危険・汚い」という、いわゆる「3K」と言われるイメージがあったり、なんとなく怖い人が多いイメージがついていたり。ただ、建築業界の内部で働いていた身としては、建築業界のいい面もたくさん知っており、誤解されている部分も多いなと感じていて。だからこそ、内部事情を知る私が発信することで、建築業界のためになれればと感じました。
しかし、なによりも決め手は、代表の江島の人柄です。「信頼」と「信用」を大切にしていて、ストイックなのに「大切な人を守る」という軸が決してぶれない。
実は、私には妻と2人の子供がおり、スタートアップへの転職に不安を持っていました。毎日深夜まで働き、家族との時間が取れないのではないかと。そんな私に社長は、「会社を大きくすることを考えていてほしい。ただ、家族のことはもっと大事にしてほしい」と言ってくれました。
しかも「独立したい」という私の気持ちをズバッと見抜いたうえで、応援すると言ってくれたんです。江島さんについて行きたい、江島さんと一緒にTrustLeadを大きくしていきたいと強く感じました。
ベンチャー2期目のTrustLeadは20代中心の若い会社です。安藤さんは、営業を中心に事業拡大を進めています。ここでは安藤さんの業務内容を通じて、TrustLeadの事業内容を深掘りしていきます。
営業とマネジメントがメインです。アポイントを取り、課題解決のご提案、受注後は並走しながら運用サポート、運用代行のディレクションなどを担当しています。
デザイナーさんのディレクションやマネジメントも同時に行っています。現在は社長とふたりで取り組んでいますが、将来的にはすべてを任せていただく予定です。
前職は既存のクライアントとしか関わっていませんでした。課題を自ら見つけていこうという気持ちも薄かったように思います。
TrustLeadの営業は、課題をこちらから見つけて提案していくソリューション型です。クライアントさんの課題解決を目的としているので、アイデアや提案力が重要。やりがいをものすごく感じています。
また、社長直下で、直接指導してもらえるのも大きいですね。社長直々にテクニックを教われることはもちろん、ロープレで基本的な練習にも付き合っていただいています。
InstagramやTikTokを活用した自社集客メディアの構築、Webサイトや採用サイトの作成などを請け負っています。チラシやパンフレット、LPの作成に加え、広告宣伝に関するコンサルティングまで、お客様のニーズに合わせたマーケティング事業を展開しています。
特徴的なのは、対象が工務店や建築業界に特化している点です。独自のシステム開発もおこない、パートナー企業を募っています。また別の柱としてネイル・エステサロンも経営しています。
先ほども触れましたが一番の強みは、工務店や住宅業界に特化しているところです。広島には、住宅業界に特化したSNSマーケ会社はほかにありません。業界に特化しているからこそ、今後様々な業界への横展開に深みが出ると思っています。
また、自社開発しているInstagram分析ツール『pegasus(ペガサス)』も他社にない強みです。Instagramを効率的に運用する為の、分析が可能なクラウドサービスです。多岐にわたる機能が搭載されており、質の良いファンづくりに貢献できます。弊社のような規模感のベンチャーで自社プロダクトを保有していること自体が珍しく、勝ち筋に繋がっている気がしています。
2021年に創業したTrustLeadは、まだまだ創業&拡大期です。スタートアップ企業で働く魅力とともに、求める人材について聞いてみました。
社員数も少ないので、自分の頑張りがダイレクトに業績に反映します。仕事の成果や達成を実感でき、やる気につながっています。
私自身は、もともと「独立したい」という夢を持っていました。現在はTrustLeadをどう大きくするか、ということにとにかく注力していますが、経営をリアルで体験できるこのフェーズだからこそ、独立するためのスキルやマインドが自然と身についていることを実感しています。経営、デザイン、マネジメントすべてを学べる環境が非常にありがたいです。
またTrustLeadは「注目の西日本ベンチャー100」に選出されました。これは西日本地区に本社を構える企業を対象に、成長が期待されるベンチャー企業が紹介されるものです。選出には「ビジョン」「成長理由」「売上高」「営業利益」など厳正な審査が行われます。ベンチャーの中でも中身が伴っていることの証明です。つまりベンチャーの中でも今後の成長の蓋然性が高いといえます。
学歴や経歴は問いません。もちろん営業先は工務店やハウスメーカーが中心なので、住宅メーカーやハウスメーカーの営業経験者であれば、より歓迎します!
また、今の企業フェーズで採用させていただく方は、TrustLeadの幹部候補生になります。一緒に会社を大きくしていきたいと主体的に動ける方、経営者目線で仕事に取り組むことにワクワクできる方、そんな情熱を持った方の応募をお待ちしています!