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自己紹介とVALUE ARCHITECTS創業のお話し

はじめに

こんにちは、VALUE ARCHITECTS株式会社代表の藤本です。(”ばりゅーあーきてくつ”と読みます、長い名前ですいません)

前回初めてのフィードとして、会社について書かせていただきましたが、今回は私の簡単な自己紹介と創業に至ったきっかけを書かせていただきたいと思います。

職探しをされている方が会社に興味を持っていただくきっかけになったり、起業を目指されている方の参考になれば幸いです。

自己紹介

1986年6月16日、商社マンの父と専業主婦の母の下、長崎の原爆病院にて生を受けました。父の仕事の関係で2歳から3年半ほどオーストラリアのメルボルンとシドニーに住み、その後足立区に4年、千葉県の海浜幕張に7年、そしてまたもやオーストラリアのパースに3年と、いわゆる転勤族として幼少期、青年期を過ごしてきました。

大学を選ぶにあたり、元々オーストラリアで医学部を目指していましたが、勉強に身が入らずオンラインゲーム(ラグナロクとメイプルストーリー)ばかりをやっていた結果、見事に医学部受験に失敗しました。勉強しなかったくせに一丁前に落ち込んでいたところ、父が日本の大学も受験してみたら良いのではないかと勧めてくれ、結果的に父の母校でもあった一橋大学経済学部へ入学することができました。

在学中は親のスネを全力でかじりながらテニスやお酒に精を出し、いわゆる大学生ライフを満喫していました。就職の時期になってからは、ベンチャーに興味を持ち、知人の紹介で出会った社長の元でインターンシップを経験しました。インターンシップの時の社長がストイック過ぎて途中何度も嫌になりましたが、最終的にきちんとExitしており、有名な個人投資家として活躍している姿を見るとスタートアップってやっぱり夢があるなぁと感じています。

大学卒業後は小中学校の同級生の旦那さんがCOOとして参画しているFintech(当時はまだFintechという言葉がありませんでした)のスタートアップの立ち上げにジョインすることになり、営業、法務、翻訳、ブリッジSE、デザイン、マーケティング、等々スタートアップっぽくなんでもやっていく経験をすることができました。(この会社の顛末は後述致します。)

その後2015年の11月にVALUE ARCHITECTSを創業し、チームやお客様に助けられ、2020年現在5期目を迎えることができています。

創業のお話し

さて、創業の背景を少し端折ったので、ここで改めてお話しさせていただきたいと思います。

起業をするにあたり、大きく影響があったのは

①オーストラリア(パース)での経験
②卒業後のFintechベンチャーへの参画
③きっかけをくれたオラオラ社長との出会い

の3点でした。

①オーストラリア(パース)での経験

パースでは父の会社のサポートもあり、とんでもないお金持ちたちのいる学校に行っていました。よくみんなに説明するとき表現しているのが「学校にいる人みんなF4」です。さすがに少し誇張はありますが、ドラマ「花より男子」に出てくるお金持ち4人組みたいなのがうじゃうじゃいる状況はものすごく刺激的な環境でした(誕生日に車をプレゼントしたり、地平線まで所有地だったり)。

高校2年生くらいから徐々に将来のことを考えるのですが、周りの友人に話を聞くと、みな将来は社長になる(後からわかるのですが、正確には親の会社を継ぐ)と言っており、その影響もあって自分自身も起業することを決めました。

②卒業後のFintechベンチャーへの参画

とは言え、いきなり起業をするにはモノを知らな過ぎる、自信がなさ過ぎる、と言うことで就職に悩んでいたところ、ベンチャーの立ち上げに参画するチャンスを得ることができました。この会社のチームは上場と売却の経験を持ったインターナショナルチームで、起業を夢見る自分にとってはまさにうってつけの勉強の場だと考えていました。

実際に、1年目でも上場企業の社長やグローバルカンパニーの幹部の方にお会いして提案をする機会も多く、3年目以降は上場経験のある社長直属で動いていたため、社長自ら営業を行う際のコツ等を伝授してもらうことができました。2mもある大きなアメリカ人だったのですが、誰よりも礼儀や作法に細かく、人の話を聞くときの手の位置までこだわりがある方でした。(人の話を聞くときは手はテーブルの上、できたら組んで上向きにするのが良いと習いました、理由は、、、お会いする機会があれば聞いてください)最終的にはこの会社は休眠してしまったのですが、それも含めて刺激的な経験をすることができました。

③きっかけをくれたオラオラ社長との出会い

会社が明らかに傾き始め、給与の支払い金額も少なくなってきた頃、「さすがにそろそろ潮時かな…」と言う思いが強くなってきていました。そんな時に出会ったエンタメ系の社長さんが最終的に起業をすることになったきっかけです。横暴な言動、モラハラにオラオラな雰囲気を醸し出すその社長は世に言ういわゆる「成功者」でした。正直な話、自分の苦手なタイプど真ん中でしたが、「一緒に会社やろうぜ」と言う言葉、そして「なぜこんな人が成功しているんだろう」と言う好奇心からその社長さんにくっついて行動することになりました。

とにかく1年間その人にくっついて活動をしていたのですが、色々と発見することがありました。まず、横暴であってもそれ以上にチャーミングであることで人がついてきている事(オラオラしてるのに、ふっと人に甘えたり弱みを見せたりする)。初めての人の懐に入り込むコミュニケーション力。おちゃらけていても人をものすごく観察しているところ。何か思いついたらすぐに行動に移すところ(行動に移す=必ずしも自分が動くではない)。成功するための自分ルールをいくつも持っていること(「野菜ジュースを毎日飲む」とか細かいルールまであったりする)。

とにかく自分とは違う人種で学ぶことが多い方でした。

ある日、いつものように社長さんについてまわっていると、突然

「俺のとっておきの人脈を紹介してやる、この時間に居酒屋に来い、ジャケットは着て来いよ」

と言われました。なんだろうと思いながらお店に行くと、そこには10名ほどの大人の面々。

「名刺交換しろ」

と言われて名刺交換をすると、なるほど誰もが知っている大企業の社長達がそこにはいたのでした。

「こいつ起業するんで投資してやってください」

社長が言ってくれました。そこからはよく覚えていません、事業計画を聞かれたり、ビジネス内容を聞かれたり、上場に関しての考え方を聞かれたり、ハイボールで乾杯をしたり。お酒の席の勢いということもありますが、気づけばその場にいらっしゃる社長の面々から少額ですが投資のお約束をいただいていました。

実は同じようなタイミングで医療系のベンチャーからお誘いが来ており、ふっと心が引っ張られていた瞬間だったのですが、ビッグな方達からの投資でふらふらしていた自分の道が決まりました。

なんとなくまとめ

以前イベントで登壇する機会が会った時に

「起業をしたいんだけど迷っています、何から始めたら良いでしょうか」

という質問をもらったことがありました。

私の場合は最初から起業を決めていても、ベンチャーで勉強しても、会社が潰れて追い込まれても起業することはできず、最終的な決め手となったのは、人からのプッシュでした。

何を言いたいかと言うと、自分で決めると言うことも大事なんですが、とりあえずもがいていればどこかで背中を押してもらえるタイミングが誰にでもあるんじゃないだろうかと言うことです。

起業が活発な昨今なので、焦燥感に駆られて一歩を踏み出す方も中にはいると思いますが、いろんな人と会いながら背中を押してもらう瞬間を待つのも良いんじゃないかなと個人的には思っています。

最後に宣伝

VALUE ARCHITECTSでは人を積極採用しております。採用は私藤本が直接&全力で取り組ませていただきます。ご興味がある方はぜひ!!

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