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ミライのお仕事さんにランディットの成長・若手活躍についてインタビュー頂きました!
(取材:ミライのお仕事リンク先:https://jobseek.ne.jp/)
左:代表取締役社長 藤林謙太
右:at PORT事業本部フィールドセールスユニットマネージャー 吉村郷史
独自のサービスと若手の活躍で成長を続ける企業をインタビューする本企画。今回は、駐停車に関するモビリティインフラ事業を展開するランディット株式会社にお話を伺いました。
ランディット株式会社とは
ランディット(Landit)株式会社は、駐停車領域の自動化を目指し、衛星・クラウドカメラ・超音波・データクレンジングにAIを活用し、不動産データを構築しています。
駐車場探しや駐車場管理の手間や不便に対して、情報の質と鮮度を上げる為にAIを活用して不動産データベースを生成しており、借り手に対して、toB×中長期ニーズに対応する「at PORT」、toB×短期ニーズに対応する「PIT PORT」を提供する事で、一発で検索~契約~利用まで完結する世界を実現しています。
また、貸し手側には仲介業務のデジタル化「SYNC PORT」、管理業務のAI化「AIMO」を提供しており、借り手、貸し手の取引がデジタル上で完結する仕組みを構築しています。中でも、成長著しいサービスがat PORTであり、at PORTは建設現場や物流現場に欠かせない駐車場の手配サービスを提供しています。このような独自のサービスが大きな需要を生み、直近で前年度比500%の成長を実現しています(2023年7月取材)。
AIを活用した事業者用駐車場手配サービスなどを展開
編集部 初めに、ランディットさんの事業内容について伺わせてください。
藤林 ランディットの事業を一言でいうと「不動産×モビリティ×AI」です。展開しているサービスの一つが「at PORT」というもので、衛星とAI画像認識とデジタル上のデータで導き出した駐車場のデータをもとに、事業者の作業現場に一番近い駐車場を自動抽出し、ユーザーはアプリのボタン一つで依頼~契約~駐車場情報の情報共有まで完了することができます。駐車場以外にも、現場用の事務所や資材置き場について調査することも可能です。調査から駐車場利用に伴う支払いまで、ワンストップで請け負っております。併せて、業務用の駐車場をアプリで検索、予約ができる「PIT PORT」というサービスも展開しています。
編集部 事業者の業務遂行で課題となりがちな「駐車場」という分野に対しあらゆるソリューションを提供しているのですね。
藤林 探して、確保して、契約して、利用する、この全ての工程のアナログをデジタル化する事を進めており、駐車場に関連するサービスは「手配」「検索」だけにとどまりません。ランディットでは、駐車場管理についてもソリューションを提供しています。この提供サービスの一つが、「AIMO」というAIモニタリングシステムです。AIカメラが駐車場を監視し、異常があればすぐに管理者に通知するという仕組みになっています。このシステムによって、ユーザーの駐車場管理におけるコスト削減に結び付けています。
編集部 さまざまなサービスを展開されていますが、なぜ駐車場に着目されたのでしょうか?
藤林 私は新卒で入った三菱商事株式会社でレンタル建設機械(借り手)を担当し、その後はビル管理事業(貸し手)や自動車事業(モビリティの将来像)の経験を経て、政府系投資ファンドでは洋上風力(需給のアグリゲーション)、そして、外資系リテール企業(AIによる管理)で経験を積んだ結果、それらの共通項が今のビジネスに繋がっています。
ビジネスを始めるということで事業の領域を選ぶ際に、「市場性」、「非対称性」、「多重下請け構造」、「デジタルによるレバレッジの幅」、そして「未来に亘って必要とされるものか」を考えます。これまでの経験から、共通のテーマである駐車場は事業領域として魅力的であり、食事、ホテルのようにデジタルで完結していない部分が興味深いと考えました。
駐車場は一見地味に見えますが、そこまで需要が蒸発しておらず、幅広く必要不可欠なものだと思いましたので、私には全く地味に見えませんでした。これから何年たっても、日本だけでなく、海外でも需要が安定している分野であるというのも、駐車場の領域でビジネスを始める決め手の一つでしたね。
編集部 ご自身の経験がランディットの事業領域の基となっているのですね。
ダイナミックに動く駐車場の市場で500%成長を実現
▼シェアオフィスの共用スペース
編集部 ランディットさんの業績について伺わせてください。
藤林 売り上げについては、2022年と比較して2023年は500%伸びています。2024年の売り上げは2023年から更に500%成長の可能性が出てきています。
編集部 すさまじい成長スピードですね。やはりサービスに対する需要が高いのでしょうか?
藤林 駐車場は必要不可欠なものであり、あらゆる分野と接点がある事業領域です。何をするにしても駐車場は必要ですよね。「車」という名前はもしかしたら将来なくなるかもしれませんが、モビリティという移動手段のための個体はおそらくなくなりません。移動手段に必要な固体を置いておく場所について、パズルのように当てはめていかなければならないという意味では、駐車場という領域はどんな時代でもおもしろい市場だと思います。日本は車の保有台数と駐車場の供給台数にズレがあり、規模が大きいので需給調整が難しくはあるのですが、その規模だからこそビジネスがダイナミックで、社会に大きな価値を提供できる可能性を持っていると思っています。
編集部 普段駐車場をビジネスの視点で見ることがなかったのですが、大変魅力的な市場環境にあるのですね。今後の展望についてお教えください。
藤林 ランディットは駐車場を借りたい人と貸したい人の調整役を担っています。この調整役、アグリゲーターというビジネスを、海外にも展開していきたいと考えています。既に海外との商談が進行しており、今は国内だけで数字の面で大きな成長を遂げていますが、まだまだ通過点です。これからもっと大きく成長できる会社だと思っています。
編集部 海外となると日本よりも人口が多く、土地が広い場所もたくさんあります。さらにダイナミックなビジネスが展開できそうですね。
成長要因の一つはリファラル採用で優秀な人材を採用できていること
編集部 ランディットさんの成長要因について市場環境という外的要因をお伺いしましたが、内的な成長要因は何でしょうか?
藤林 素直で良い人間性を持ったメンバーがランディットに入社していることが成長要因として挙げられます。メンバーそれぞれが課題と真正面に向き合い、丁寧に仕事を進められる点が素晴らしいと思っています。ランディットで扱っているのはデジタルの情報ですが、元はといえば駐車場というアナログな分野を扱っています。アナログな情報を一つ一つデジタル化しているので、しっかりアナログ情報に地道に触れる人材がいて、アナログ情報をデジタル情報に変換するという人材も必要不可欠です。それぞれの人材が課題に対して愚直に向き合うからこそ、成長を続けられていると思います。
編集部 アナログの分野、デジタルの分野それぞれの領域で優秀な人材が活躍しているのですね。そのような優秀な人材をどのように採用しているのでしょうか?
藤林 ランディットにいる人材は、多くがリファラル採用(※)です。社員が友人に自分の仕事について話をして、話を聞いた友人が入社してくれるというケースが多いですね。
(※)友人や知人など、社員の人的ネットワークを通じて人材を採用する採用手法。
吉村 私もリファラル採用でランディットに入社しました。ランディットについて友人からは、商材のニーズが高いということ、そして20~30代が活躍していること、そして大きな仕事を任せてもらえるということを聞いていましたね。入社してみて、聞いていた話と相違点はありませんでした。
編集部 リファラル採用で入社した社員が楽しく仕事をして、さらに優秀な人材を連れてくるという好循環が生まれているのですね。
ランディットで活躍する社員に共通する「愚直に取り組む姿勢」
編集部 リファラル採用で入社された吉村さんですが、入社されてどのくらい経っているのか、そして今はどんな業務を担当されているのか伺わせてください。
吉村 私はランディットに入社して、まだ10~11カ月ぐらいです(2023年7月取材時点)。現在は営業部に所属しておりまして、お客様から駐車場調査のご依頼をいただき、見つけた駐車場を提案して手配するという業務を担当しています。
編集部 仕事のどんな部分にやりがいを感じるでしょうか?
吉村 相手の求めていることについてなるべく実現するべくがんばっていますが、そのがんばりについて言葉や行動で感謝を伝えられたときに「やってよかった」と思えます。社内外かかわらず、関わってくださる方々に少しでも良く思ってもらえるよう、コミュニケーションを取ることを個人的に意識していますね。
編集部 入社間もなく活躍されている吉村さんですが、若い方や社歴の浅い方でも活躍できる要因としてはどのようなことが挙げられるでしょうか?
吉村 若手が活躍できる要因としては、まず社員の方の人柄が良いということが挙げられると思います。互いに助け合いながら仕事をしていますね。他にも、ある程度柔軟に働けて、しっかりパフォーマンスについても評価してもらえる環境にあることも若手活躍の要因です。子育て中の女性社員も働いていますし、年齢や性別、ライフステージに関わりなく働き方について柔軟に相談できる文化があります。社長の藤林と社員の距離が近いですし、社長は社員と同じ目線で話してくれます。
編集部 非常にフラットな環境にあるということですね。ランディットさんで活躍されている社員の共通点は何でしょうか?
吉村 藤林が申し上げたことと重なるのですが、やはり何事にも愚直に取り組む姿勢があるというところがランディットで活躍している社員の共通点だと思います。やはりどんなに能力があったとしても、これまでやっていた仕事と業務内容が変わるとわからないことも多いでしょう。それでも、教えられたことを素直にやってみるという社員が多いですね。
編集部 「愚直さ」というのはランディットさんの社員さんを語る上でのキーワードといえそうですね。
チームとして動きながら、プライベートも大切にするカルチャー
編集部 ランディットさんにはどのような社員さんが多いのでしょうか?
藤林 ランディットには真面目な方が多いですね。野球で例えると派手にゴロを処理するのではなく、正面でしっかりゴロを取るということを大切にしている方ばかりだと感じています。
吉村 ランディットには、気を使えるメンバーが多いというイメージがあります。自分が所属していないチームも手助けするなど、ちょっとした気を利かしてくれます。
編集部 社員同士の絆も強そうです。
藤林 もちろん仲はいいですが、「仲良しこよし」というわけでもないですね。いい意味でさっぱりした関係性だと思います。それぞれがしっかり規律を持って働いているように思います。
吉村 仕事とプライベートをしっかり分けている方が多い印象ですね。プライベートでしっかり交流するというよりは、就業時間中にみんなで助け合いながら、一つの目的に向かって業務を進めていくという組織です。
編集部 ビジネスとプライベートの切り替えがしっかりできるメンバーが多いということですね。
ランディットで成長し、どこに行っても活躍できるような人材輩出に少しでも貢献したい
編集部 リファラル採用が多いとのことでしたが、面接もしっかり行っているのでしょうか?
藤林 ランディットでは採用の際、面接も行っています。最終面接は私が担当しているのですが、私が採用したいと思ってもメンバーが納得しないと採用していません。逆に、私が「少し厳しいかも」と思っても、メンバーの推薦で採用することはあります。そしてそういう経緯で入社した人材も活躍しているのです。
また、お互いのミスマッチを無くすために、1日職場体験を実施する事もあります。これはメンバーのアイデアですが、面接に来て下さる方一人一人に向き合う事を大事にしている一つの側面です。また、活躍する人材として共通しているのは、やはり「素直」ということですね。
編集部 ランディットさんのフラットさを感じさせるエピソードですね。最後に、ランディットさんに興味を持っている方に向けてメッセージをお願いいたします。
吉村 何度もお伝えしていますが、素直な方、そして協調性のある方はランディットの社風に合うと思います。また、成長意欲がある方にぜひ入社いただきたいです。藤林は常々「ランディットで活躍するのはもちろん嬉しいが、ランディットを離れても活躍できる人材になってほしい」と言っています。成長するためのフォロー体制はしっかりとしているので、安心してジョインいただきたいです。
藤林 「大きく羽ばたくために経験を積みたい」というのは、私が若いころに持っていた思いです。ランディットで大きな飛躍のための時間を過ごして、どこに行っても活躍できる人材になってほしいと思います。良い時間を共に過ごしたいですね。今のところランディットはリファラル採用が多いですが、リファラル以外での応募も大歓迎です。
編集部 大きな市場でダイナミックな事業を展開しているランディットさんだからこそ、大きく成長できる環境が整っているのだと感じました。本日はありがとうございました。