こんにちは!株式会社Newbees HR担当のmomoです。
今回は、QAリーダーの2名に、なぜ今QAチームがマネージャーを求めているのか、お話を伺いました。
現在、NewbeesのQAはテストだけにとどまらず、要件定義から関わり、さまざまなポジションのメンバーと連携しながらプロダクトづくりに取り組んでいます。
一方で、チームとしてさらに良くしていくために、現場の中では課題意識も生まれてきています。
今回は、そうした現場で感じていることや、これから目指していきたいQA組織について率直に語っていただきました。ぜひご覧ください!
目次
座談会メンバー紹介
QAチームの現在地 ─ 要件定義から関わる品質づくり
現状のQAチームの課題
QAマネージャー募集の背景
どんなQAマネージャーと、これからのチームをつくっていきたいか
まず最初に、お任せしたい役割
その先に、一緒に目指したいこと
座談会メンバー紹介
meg(写真左) 30歳以上限定の恋活・婚活マッチングアプリのQAリーダーを担当。 入社当初はカスタマーサポートとテスト業務の両方を担当していたが、QAチーム立ち上げをきっかけにQAエンジニアとしてのキャリアをスタート。 ちいかわと温泉が好き。
buchi(写真右) 恋活・婚活サービス「マリッシュ」のQAリーダーを担当。 前職は第三者検証企業でゲーム系案件を中心にQA業務に従事。 上流工程から一貫してプロダクトの品質向上に貢献したいという想いでNewbeesにジョイン。 趣味はゲームと舞台鑑賞。RPG系のゲームが特に好き。Switch2を2026年中に買いたい。
QAチームの現在地 ─ 要件定義から関わる品質づくり
── それでははじめていきますね!まずはNewbeesのQAチームが、現在どのような体制で、どの工程から関わっているのかを詳しく教えてください!
meg
よろしくお願いします!
QAチームは2022年春に立ち上げをおこなったチームで、Webサービスやアプリの品質管理を担当しています。
プロジェクトはおもに恋活・婚活マッチングやフリーランス管理システムです。
具体的な業務内容としては、リーダーは各プロジェクトの進捗管理、QAチーム内の業務改善、QAメンバーのマネジメント。
メンバーに関してはテスト業務がメインで、テスト分析・設計・実施を担当しています。
基本的に、すべてのプロジェクトで要件定義の段階からQAが入り込んでいます。
── え、要件定義から!? それってQAとしてはかなり理想的な環境じゃないですか?
meg
そうですね。「テストフェーズになってから仕様書を渡される」という受動的な環境ではありません。
早い段階で私たちが仕様の確認やテスト観点の考慮をおこなうことで、プロジェクト全体の手戻りを最小限に抑え、開発の効率があがるというメリットもあります。
現状のQAチームの課題
── 早速今日の本題に入るのですが、現在QAマネージャーを採用しているQAチームですが、その背景についてまずは知りたいです。今抱えている課題はどのようなものなのでしょうか?
meg
今は各プロジェクトごとにリーダーがいて、それぞれが「いい感じ」に回してくれています 。でも、それはあくまで「各プロジェクト」の話で、QAチーム全体としての方針や品質戦略がまだできていない状況です。
個々のメンバーが考えて動いてはいますが、マネジメントや品質戦略に関しては、私たちリーダーも経験が浅く、学ぼうにも限界があるなと感じています。
リーダーより一歩先の視点での立場からどう進んでいこうか、迷子になってしまっているというのが現状です。
buchi
megさんの言う通り、それぞれのプロジェクトごとにはいい感じに回せていますが、QA組織という大きなくくりで見ると、横の繋がりが薄いのが課題です。
たとえば、あるチームでうまくいった改善の取り組みがあっても、他のチームには十分に共有されていないことがあるんですよね。
また、リーダーに負荷が集中しているのも課題です。
採用やメンバー育成(OKR)、評価といったマネジメント業務までリーダーが巻き取っているので、現場を俯瞰して見る余裕がなくなってきています。
もうワンランク上の組織になるためには、ここを横断的に固めてくれるプロの経験が必要だと感じます。
── QA組織全体という視点でみると大きな課題があるのですね……。実際に横の繋がりがあったらよかったのにと感じた場面はありましたか?
buchi
直近だと、テスト工数見積もりの精度向上のために、テスト設計〜テスト実施に実際にかかった工数の記録を取っていく事例がありました。
具体的な数値を取ることで当初の目的であるテスト工数見積もりの精度向上につながるだけではなく、どのフェーズで工数がかかっているのかを把握できるので改善案も練りやすくなり、とてもいい取り組みだなと感じました。
meg
そういう取り組みって、あとから知ることが多いんですよね。
「もっと早く知っていれば、自分たちのチームでも取り入れられたのに」と思うことは、実際に何度かありました。
── もし横の繋がりが強くなって、「QAの標準」が整ったら、現場にはどんな変化がありそうですか?
buchi
まず大きいのは、ナレッジの活かし方だと思います。
リリースごとに経験が積み上がっているはずなのに、案件ごとに途切れてしまうこともあるので、「これ以前似たようなの対応したよね」といった形で横断的に活かせるようになると、かなり違ってくると思います。
meg
インシデントが起きたときなども変わりそうですね。
今は、その場でリーダーが判断したり、上長に相談したりすることが多いのですが、もし一定の基準や方針があれば、「このケースはこの対応」という判断の軸を持てるようになると思います。
QAマネージャー募集の背景
── ここまで課題についてお話を伺ってきましたが、改めてQAマネージャーを募集することになった背景はどこにあるのでしょうか?
meg
今は、各プロジェクトにリーダーがいて、困ったことがあったときは上長のkingさんに相談しながら進めています。
kingさんはマネジメントの知識もありますし、もともとエンジニアとしての経験もあるので、本当にいろいろ助けていただいています。
一方で、今後QAチームがより発展していくためには、QAとして長く経験を積んできて、組織や仕組みを作ってきた方の力が必要だとも感じています。
リーダーよりも一個上の視点で、「QAとしてどういう形に持っていくのがいいのか」を相談できる方がいると良いなと考え、マネージャーを募集することになりました。
── QAとしての専門的な判断が必要になる場面が増えてきた、ということですね。
meg
そうですね。戦略のような領域は、調べながら試行錯誤して進めることはできるのですが、それが本当に最適なのかという判断が難しいと感じることがあります。
時間やコストもかかることなので、「この方向で大丈夫」と示してくれる存在がいると、とても心強いと思っています。
buchi
もう一つ大きいのは、リーダーとマネージャーの役割の違いだと思っています。今は、QAリーダーの業務の中に、本来マネージャーが担うべき内容が一部含まれてしまっている状態です。
QAリーダーは、現場目線でチームをまとめながら、設計レビューや技術的なフォローなど、手を動かしながら支える役割が中心です。
一方でQAマネージャーは、品質戦略や組織方針の策定、メンバーの採用・育成・評価、開発や経営との調整、QAプロセス全体の改善や標準化など、
より組織全体を見渡す役割だと考えています。
今はその一部をリーダーが担っているので、どうしても手が回らなくなってきていると感じています。
── 確かに今はリーダーに業務が偏っている感じがしますね。
メンバーと関わる中で「マネージャーが必要だ」と感じた瞬間はありましたか?
meg
はい。特に多いのはQAとしてのキャリアに関する相談です。
今はQAリーダーがいて、その下にメンバーがいるという構成なのですが、メンバーから見るとQAリーダーがキャリアの頭打ちになってしまっているんですね。
またリーダーとしても、現状の自分がやっていることより先のキャリアが見えにくい状態になっています。
なので、マネージャーという立場でキャリアや評価を設計できたり、背中でキャリアを示してくれたりする方がいると、メンバーも安心して働けるようになるのではないかと思っています。
どんなQAマネージャーと、これからのチームをつくっていきたいか
── ここまで課題や背景を伺ってきましたが、では実際に「どんなQAマネージャーに来てほしい」と感じていますか?
buchi
まずスキル面でいうと、やはりQAに関する知識は必須だと思っています。
例えば、リスクを整理して、どこにどれくらい対応が必要かを考えられること。そして、その考えを関係者に分かりやすく伝えられる方だと、とても心強いですね。
あとは、テスト設計やテスト技法について、メンバーの相談に乗れるくらい理解している方だと、とても心強いなと思います。
あとは「もしあれば」ですが、今いるメンバーがまだ経験していない領域を持っている方、いわゆる「尖ったスキル」をお持ちの方がいらっしゃると、とても刺激になります。
例えば、テスト自動化やAIの活用、QA組織の立ち上げや体制づくり、バックエンドの知識など、これまでのご経験の中で得意な領域をお持ちの方だと、とても刺激になります!
── スキル面だけでなく、人柄やスタンスの部分ではどんな人だとありがたいでしょうか?
meg
まず大切にしたいのは、今のやり方や文化を理解しようとしてくださる姿勢です。
新しい手法や成功事例を取り入れることは大切ですが、それをそのまま持ち込むのではなく、「なぜ今このやり方なのか」という背景まで知ろうとしてくれる方だと、とてもありがたいです。
そのうえで、必要な変化があれば、根拠を示しながら「一緒にこうしていきませんか」と提案してくれるような方だと、チームとしても前向きに変化に向き合えると思っています。
buchi
私も同じで、まずはメンバーのことを知ろうとしてくれる方がいいですね。それぞれの考え方や価値観を理解したうえで関わってくれると、安心感があります。
また、「穏やかだけれど芯がある方」というのも大切にしたいポイントです。たとえば、QA工数を減らせないかという相談を受けたときに、
品質を守るために難しいと判断した場合は、理由をきちんと伝えたうえで「難しい」と言える。そうした姿勢がある方だと、とても心強いです!
あとは、人に興味を持てる方だと相性が良いと思っています。
メンバーそれぞれの得意・不得意を理解したうえで、どうフォローすれば力を発揮できるかを一緒に考えられる方。
そういう関わり方ができると、チーム全体の力も伸びていくと思っています。
まず最初に、お任せしたい役割
── では実際に、QAマネージャーの方が入社してくださった場合、最優先でお願いしたい業務はなんですか?
buchi
最優先でお願いしたいのは、プロセス改善ですね。
最近はプロジェクト内だけでなく、QA全体のプロセス改善にも少しずつ取り組み始めています。
そこをマネージャーの方に担っていただけると、私はプロジェクトのチームと向き合う時間を、もっと増やせるようになると思っています。
meg
私も同じく、プロセス改善が最優先ですね。
ただ、その進め方は、入ってきてくださる方の強みによって変わると思っています。
もしマネジメントに強みがある方であれば、チーム運営や育成の仕組みづくりから。技術に強みがある方であれば、QAの進め方や仕組みそのものの改善から。
それぞれの得意分野を活かしながら、一緒に形を作っていけたらうれしいです。
その先に、一緒に目指したいこと
── 得意を活かしながら組織全体の改善をまずはお願いしたい感じですね!ある程度マネージャーの方が慣れてきたら一緒に取り組みたいことはどんなことですか?
buchi
マリッシュチームでは、テスト設計、実施の工数がエンジニアのissueに対して抱えすぎている傾向にあり、そこをどう効率よく進めていくかが一つの課題になっています。
そのため、品質を保ちながら、より効率的に進めていくためのアプローチを、一緒に模索していきたいです。
その手段として、自動化やAIの活用など、これまであまり手をつけてこなかった領域にも挑戦していきたいと考えています。
meg
今のやり方でも回っていますが、「本当にこれがベストなのか」と考えると、
まだ改善できる余地はあると感じています。
途中まで取り組んで止まっている施策もいくつかあるので、そこを一緒に前に進めていけたらうれしいですね。
── 色々聞かせていただいて、ありがとうございました!それでは最後にマネージャー候補の方に向けて、一言お願いします。
meg
「マネージャー候補」や「マネージャー」と聞くと、大変そうだと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、NewbeesのQAチームでは、マネージャーの方にすべてを任せるというよりも、メンバーやリーダーと一緒に考え、進めていく体制を大切にしています。
一人で背負うのではなく、チームで支え合いながら進めていきたいと考えていますので、少しでもご興味を持っていただけたら、ぜひお話しできるとうれしいです。
buchi
現在のNewbeesのQA組織は、まだ完成された形ではなく、これから作っていく部分が多く残っているフェーズにあります。
だからこそ、QAマネージャーとして入っていただいた方の考えや取り組みが、組織の形として長く残っていく可能性があると思っています。
「組織を一緒に作っていくフェーズに関わりたい」そんな思いをお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひご応募いただけるとうれしいです。