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創業までの道程 - QAエンジニアの地位向上を目指して -

▽プロフィール

https://www.wantedly.com/id/futoshi_kitayama

-創業までの道程

中学生の頃からプログラミングを始め、ゲームや卒業研究で使用するツールを作成している中で、将来ソフトウェア開発に関わる会社を興したいと考える様になりました。

大学を卒業後、最初は日本企業に就職してイメージスキャナの開発にプログラマーとして携わりましたが、経営者となる為に知識、経験を得たいと考え、年齢に関係なくマネージャー職に就ける可能性の有る外資系企業に転職しました。そこでは最終的に、プロジェクトマネージャーとして、デジタルカメラ開発に携わることが出来ました。その後日本を代表をするメーカーであるソニー社に勤める機会を得て、組織の立ち上げやコンサルタントの経験を積むことが出来ました。

元々石橋を叩いて渡る性格もあり、ビジネススクールに通ったり、経験を更に積みたいと数社のスタートアップ企業に勤めるなど寄り道もあったのですが、漸く満を期して自分自身が最も拘りを持つソフトウェア品質保証を事業基盤とするアーチプロキテクト合同会社を創業したのは2017年でした。


-社名の由来

高品質なプロダクト/サービスを生み出すには、その為のプロセス(設計、開発、検証など含む)が必要です。会社及びその社員一人一人が、最高の品質を達成する為にそのプロセスを創造/実践する第一人者でありたいと考え、社名をアーチプロキテクトとしました。

Archprochitect(アーチプロキテクト):
Arch:第一人者・最高位の、Process:手順・規則、Architect:創造者・設計 からの造語


-QAエンジニアの地位向上を目指して

日系、外資系企業でスキャナーやデジタルカメラのソフトウェア開発に携わった経験から、当初はアプリケーションソフトウェア開発/WEBサービス企業を立ち上げたいと考えていました。

ソフトウェアの開発を行う中で、自分自身の開発したソフトウェアのテストにも関わることになり、開発者自身では不具合を見つけるのが困難であることやそもそも開発工程(プロセス)が品質に大きな影響を与えることを経験し、ソフトウェアの品質保証(QA)に強く興味を持つ様になりました。

1990年代後半、アメリカではソフトウェア品質保証の重要性は認められてきていましたが、日本ではQAエンジニア(テスター)は非常に地位が低く、開発者が片手間に行う作業で専門のエンジニアは少なかったと思います。当時開発部門から品質保証部門に異動を申し入れたところ、上司から「何故そんな後ろ向きの仕事がしたいのか?」と言われました。

2010年代となり専門のQAエンジニアと言う職は認知されており、特に大手IT企業では重要視されてきていました。しかしながら、やはり一般的にはまだまだ認知度、社会的な地位と言う観点では開発エンジニアと比較するとまだまだ差があると感じていますので、このQAエンジニアとソフトウェア品質保証(検証/テスト)事業そのものがより社会で認知される存在となる様にして行きたいと考えています。


-今後の取り組み

ソフトウェア品質保証は、元々開発の知識・技能があってこそ正しく行うことが出来る業務です。またネットワーク技術に関しての知識も必要です。

APT(アーチプロキテクト)では、テスト系の教育のみでなく、必須の基本習得技術としてプログラミング、SQL、ネットワーク関連を挙げており、継続して研修を行っています。

当たり前に社員全員が、高度なプログラミングの知識・技能を持ってテスト業務を携わっていくことを目指します。

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