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【社員インタビュー】TBSで技術職を経験した後、ClaNでプロデューサーに。「好きなことで勝負する」その決断の背景に迫る!

プロフィール
柿崎祐人/Yuto Kakizaki

2017年 新卒TBS技術職入社
カメラマン、VE(ビデオエンジニア)、TD(テクニカルディレクター)として様々な番組に従事。CDTV、櫻井・有吉THE夜会、マツコの知らない世界、バナナマンのせっかくグルメ!!、オールスター感謝祭、輝く!日本レコード大賞、などを経験。
2021年7月 技術職の外へ異動になり、テレビ局における地上波以外の可能性を模索する中、VTuberの配信の魅力や市場の可能性を知り、のめり込んでいく。
2022年3月 日本テレビ新規事業部から分社化してClaNが立ち上がることを知り、大井社長にコンタクトをとり、縁もあって5月中旬に入社、今に至る。

ClaN Entertainmentでは「VTuberの企画をプロデュースしプロモーションまで担当する、プロデューサー」を募集しております!

今回は2022年5月に入社したプロデューサーの柿崎祐人に、ClaNに入社を決めた理由、ClaNで実現したいことなどを代表の大井が直撃インタビューします!

TBSでの技術職を経て、ClaNで、好きなことで勝負に挑んだ。

大井:柿崎はClaN Entertainmentとして会社が立ち上がる前にコンタクトを取ってくれましたね。当時、TBSに勤めている時に会社設立前のタイミングで連絡を頂いたことにとても驚いたのを覚えています。連絡をもらったきっかけは何だったのでしょうか?

柿崎:転職を考えるようになったきっかけは「マジカルミライ2021」を観に行ったことでした。「マジカルミライ2021」はバーチャルのオフラインイベントの中でも大きなもので、クオリティーが高くファンの熱量もすごいので非常に盛り上がり、この業界に興味を持ちました。
また、前職のTBSでは技術職からメディア企画室に異動になったことを契機に、自分が携わった番組をはじめ、テレビしか見ない生活からYouTubeやVTuberをよく見るようになりました。自分はテレビマンとして生きていくつもりでしたが、必ずしも縛られる必要はないのかもしれないと感じるようになりました。社会人5年目という節目の年でもあったので、新たに自分の興味がある領域で仕事を探してみようかなと思っていたタイミングで、日本テレビからVTuberをメインに扱うClaN Entertainmentという会社が立ち上がるという記事を偶然見て連絡してみようと思いました。

大井:この業界に興味を抱いていたとはいえ、ClaNのことを知ったのは偶然だったんですね。普通なら記事をみてもスルーすることが多いと思うのですが、一歩踏み出して連絡するという行動に出たのはなぜですか?

柿崎:当時、大井社長も社会人歴5年目で、自分と同期の人が会社を起こすということにとても刺激をもらったのを覚えています。ちょうど自分がドンピシャでハマっている分野でしたし、単純に大井社長がどんなことを考えているのか気になったので興味ベースでコンタクトを取りました。でも大井社長が社会人5年目で自分と同期じゃなかったら、もしかするとコンタクトをとっていなかったかもしれないですね。

大井:縁を感じますよね。正直、入社2週間前まで柿崎さんが入ってくることが信じられませんでした(笑)まだ立ち上がったばかりの会社にTBSから来る熱量がすごいなと。他の選択肢もあった中で、どうしてClaNを選んでくれたのでしょうか?

柿崎:横断的に働くことができると思ったからです。「この業界が好き」というざっくりとした感覚を持っていて、色んなことをやりたかった自分にとっては、あらゆる方面と関わることのできるClaNだからこそ、チャンスがあると思いました。

大井:当時は会社設立前で、選考フローが整っていない状況だったのでスタバで何回か話しましたよね。ちなみにですが・・・当初、僕のことはどう思っていましたか?(笑)

柿崎:一言で言うなら「ウルトラマン」ですかね(笑)マルチタスクの権化みたいな感じです(笑)マネタイズのために色んなところからヒントを得ようとしているなというオーラが凄かったです。これまで自分が一緒に働いてきた人とは、見てる視点が違うなと感じました。会社を立ち上げるということで凄い人なんだろうなと思ってはいましたが、自分と同じ社会人5年目の人なのにこれだけ差があるのかと驚きました。圧倒的なレベルの差を感じましたし、早くから冒険してきた人なんだなと。大井社長の元なら安心して身を委ねられると思いましたし、チャンスが欲しいなと感じました。

大井:マルチタスクの権化・・・(笑)新規事業は常に様々なタスクを平行して進めないといけないところもあるので、そのクセが身についていたのかもしれないです。

柿崎:逆に僕の印象はどうでしたか?

大井:一言で言うと信頼できる人だなと初めて会った時から思いましたし、それは今でも変わりません。周りをよく観ているし、気遣いができるのに、言うところは言う、戦うところは戦う。新規事業において大切な「推進力」があると思いました。柿崎はこれまでどちらかと言うと堅実に生きてきた人なのかなと感じていたところもあったので、その中でClaNに入社するという大きな決断をしてくれたことに感謝しています。


未経験ながらも飛び込んだプロデューサー業。

0から1を生み出す仕事へのやりがい。

大井:テレビ局の技術職からプロデューサーというと全然違うと思いますが、やってみて大変だったことはありますか?

柿崎:テレビ局の技術職だった自分には、そもそもプロデューサーが何をしているのかが見えていなかったので、何も分からないところから感覚を掴んでいくことが難しかったです。特に「Summer Voyage!!」というライブを担当した時には、制作的な「常識」が何も分かっていない段階だったので、自分1人では何も判断できないところが大変でした。今までは技術職として、制作側から提案された1を、1より大きく実現するのが仕事でしたが、今は0から1を生み出すことが仕事です。経験値がなく苦労ばかりですが、「マジカルミライを超えるライブをやる!」と心を奮い立たせて頑張っていこうと思っています。

大井:未経験ながらも飛び込んだ「VTuber業界」の魅力とは何でしょうか?

柿崎:アバターの姿で活動できるので、個人でも簡単に、世の中に自分をアピールできるチャンスがあることです。実は身近な人がVTuberとして活動していて、その姿を見ていると、より強く感じますね。
また、VTuberの配信では雑談にせよゲーム実況にせよ、基本的にコメントはリアルタイムで画面上に流れていますし、配信者も常にコメント欄を見て、積極的に拾ってくれます。自分の発言がその配信にリアルタイムで大きな影響を与えたことになるので、視聴者もその番組作りに携わったという感覚になることができます。テレビは基本的に一方通行になりがちですが、VTuberは双方向のコミュニケーションによって成立しています。そこが大きな魅力の1つになっていると感じています。

大井:今後の目標や野望はありますか?

柿崎:オフラインイベントをやりたいと考えているので、転職のきっかけにもなった「マジカルミライ」と同じ幕張メッセの展示ホールで大きなイベントをやることが直近の目標です。加えて、いかにファンの方を巻き込むかということも考えています。セリフを募集してみたり、世の中へお披露目する場を更に作って、ファンの皆さんも番組に参加できる雰囲気を高めていきたいです。たとえ配信ものでも、地上波の番組に負けないコンテンツ作り、チーム作りをしていきたいですね。新しい風を入れていくことが、新参者の自分が果たすべき役割だと感じています。

大井:実際働いてみてClaNの雰囲気はいかがですか?

柿崎:若いチームですし、仕事が大好きな人が多いので、それが活気に繋がっていると思います。もの作りに対する雰囲気はテレビ局と一緒で楽しいです。自分がそもそもVTuberの配信や番組が好きなので、携わったコンテンツの数字が伸びていくことはやはり嬉しいです。

大井:今後も新しい仲間を積極的に採用していく予定ですが、どんな人と一緒に働きたいですか?

柿崎:難しいですね(笑)自分も直接的に役立つスキルを持って入ってきた訳じゃないので、入ってくる人に特別何かを期待するわけではないです。裁量が大きい分、仕事に対して抱える責任も多いですが、この業界が大好きで楽しく働ける人に入って頂けると良いなと思います。始まったばかりの会社なので、やる気さえあればいくらでも巻き返せると思います!

大井:VTuberやメタバース自体が誕生したばかりのものなので、多くの人が未経験者だと思います。中でも、プロデューサーとしては未経験者でありながら、飛び込んでくれた柿崎だからこそ言える言葉ですね。

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