こんにちは。XAION DATA採用広報担当の丸山です。
弊社は、求めるタレント人材の効果的かつ効率的な採用を実現する「AUTOHUNT」、クライアントデータを提供し営業活動を後押しする「AUTOBOOST」など、オープンデータを活用したSaaSプロダクトを開発・運営しています。
今回ご紹介するのは、スクラムマスターとして開発組織の基盤づくりを担う池永 周治さん。
エンジニアとしてのキャリアを歩み始めたKSK時代、レバレジーズでのスクラム導入期を牽引した経験、そして現在はゼロ→イチのスクラム体制構築に挑むなど、常に“チームの生産性と価値創出”に向き合ってきた方です。
音楽・ダンスに没頭していた学生時代から、開発の現場、そしてスクラムマスターへ──その背景には、共通して「ユーザー価値を高めたい」という強い思いがありました。
この記事では、池永さんがアジャイル・スクラムに魅了された理由、レバレジーズで得た学び、そしてXAION DATAで実現したい未来について語っていただきました。
目次
プロフィール
音楽・ダンスに没頭した学生時代からエンジニアへ
受託開発で感じた“観客が見えない”物足りなさ
レバレジーズで始まったスクラムマスターとしての挑戦
本格的なスクラムを求めて──XAION DATAへの転職
XAION DATAの強み──技術力、データ資産、多様性
求める人物像と、未来の仲間へのメッセージ
インタビュー担当者から一言
✦✦✦✦さて、最後に宣伝です!✦✦✦✦
プロフィール
池永 周治(いけなが しゅうじ)
XAION DATA 開発チーム スクラムマスター
経歴:
2019年4月 株式会社KSK入社
建設会社向けの業務系システム開発・運用に従事。
業務アプリケーションの機能拡張・保守を担当し、要件定義からテスト・リリースまで一気通貫で経験を積む。
2022年1月 レバレジーズ株式会社入社
自社プロダクトのバックエンドエンジニアとして参画後、スクラムマスターに転身。
営業支援システム、外部サービス連携マイクロサービス、行動ログ分析基盤、
オウンドメディアのリプレイス・運用など複数プロジェクトでスクラム開発を推進。
複数チームの自己組織化やアジャイルマインドの醸成に貢献し、
アジャイルCoEとしてガイドライン・評価基準の策定にも携わる。
2024年9月 XAION DATA参画
スクラムマスターとして、ゼロ→イチのスクラム体制構築やプロダクト意思決定プロセスの整備など、
開発組織とプロダクトづくりの基盤強化に取り組んでいる。音楽・ダンスに没頭した学生時代からエンジニアへ
────本日はよろしくお願いいたします!まずはじめに学生時代から初めての就職までの流れについて教えてください
幼少期から音楽に親しみ、エレクトーンやピアノ、高校ではバンド活動、大学でダンスに出会い、イベント運営・企画にも注力していました。ダンスに没頭していた日々だったのですが、徐々に就職活動と向き合わなければならなくなり、未経験でも挑戦できるITエンジニア職を意識し始めました。
────なぜエンジニア職に興味を持ったんですか。
正直、大学の授業はあまり興味が持てるものがなかったのですが、プログラミングの授業だけは楽しく、いい成績も残せていたのと、「自分で作って世に出す」という志向にも合致していました。結果として、ご縁あってKSK社に入社でき、そこから私のエンジニアとしてのキャリアが始まりました。
受託開発で感じた“観客が見えない”物足りなさ
────KSK社ではどのような仕事に取り組んでいたのでしょうか?
お客様からのご要望に沿って開発を行なっていく、いわゆる受託開発がメインでした。それはこれでもちろんやりがいはあったのですが、徐々に「作った後のことが見えないこと、ダンスに例えるならば”観客”の反応が見えない状態で、手応えを得にくいこと」に物足りなさを覚えるようになっていきまして、転職を意識し始めました。
────観客が見えない、というのはすごくわかりやすい比喩ですね。結果としてレバレジーズ社に転職を決めたと思うのですがどういう経緯になるのでしょうか。
自社プロダクトを持っていること、そしてオンプレではなくてウェブサービスであることという二つを重視した転職活動を行いました。最終的にレバレジーズが内定を出してくださり、事業内容への関心も持てたので転職を決意いたしました。
レバレジーズで始まったスクラムマスターとしての挑戦
────自社サービスに携わりたい、という思いで転職されてみて実際はどうでしたか?
やりがいがすごくありました。エンドユーザーの声を聞けること、姿をリアルに感じられることは自分にとってはとても大事なことだとその時改めて感じました。
ちょうどその頃のレバレジーズではスクラム黎明期でして、これからスクラムの考え方を導入していこうというタイミング。それもあって、スクラム導入・浸透の担当を任せていただくという非常に恵まれた機会を得ました。
スクラムについては、ほとんど何も知らない状態だったので、まずは必死にキャッチアップするところから始まりました。その時に学んだことや考えたことや経験したことは、今の自分の大切な基礎になっています。
────入社3ヶ月でスクラム担当ですか…すごい抜擢ですね。かなり充実した濃い日々を過ごされていたことと思うのですが、どういう流れで転職を考え始めたのでしょうか。
組織も自分が担当していたプロダクトも相当に大規模になっていました。スクラムとはいっても、本来的なあるべき姿よりプロジェクトマネジメント寄りになっており、「もっと本格的にスクラムマスターとして活躍してみたい。そのためにはもよりゼロ→イチに近いフェーズの組織やプロダクトを経験したい」といった思いが募っていきました。
レバレジーズからも新規事業でのポジション提案もあったのですが、最終的にはリファラルでご縁があったXAION DATAの事業内容への興味が優り、XAION DATAへの転職を決意したんです。
本格的なスクラムを求めて──XAION DATAへの転職
────ゼロ→イチフェーズにコミットしたいという思いで入社してみて実際のところどういう違いを感じていますか?担当されているお仕事と合わせて教えてください
まさしく想定していた役割に従事することができて非常に充実した日々を過ごしています。スクラムマスター不在の状況からの一からの立ち上げを行っているのですが、役割定義から運用まで関わることができ、前職とはまた違った挑戦となっています。
────前職でもスクラムマスターの役割を担われていたと思うのですが、どのような違いがあるのでしょうか
XAIONでは例えば採用、教育・育成、配置、モチベーション管理に至るまで、裁量の幅が非常に広いので、職責と権限の大きさが前職とは全く違います。前職の場合すでにある程度できあがった組織だったこともありますし、そもそも組織がすでにかなり大きくなっていたので、一つのプロダクトの開発を一つのチームで完結させられるわけではありませんでした。本来的な意味でのスクラムマスターの役割は担えていなかったと思っています。
────確かに裁量権の大きさと役割の広さ・深さが全く違いそうですね!「裁量の幅が非常に広い」中で、優先度の高いテーマは何になるのでしょうか。
現在もっとも注力しているテーマは、プロダクトに関する意思決定プロセスの再構築・整理です。何をどういう順番で考えて、決めていくのかとか、仮説検証のプロセスの設計、手順、やり方、そして誰が意思決定するのかなどもっと良いあり方があるはずなので追究して行きます。
XAION DATAの強み──技術力、データ資産、多様性
────XAION DATAの特徴や強みについてはどのように分析されていらっしゃいますか?
まずは技術力が高いこと、そして圧倒的なスピードです。例えば、開発リクエストが来た時にもチーム内の誰かがこうやればいいんじゃないか、というアイデアをすぐに出してくれる。このスピード感がすごい。
次にデータを保有していることです。私たちのビジネスモデルはオープンデータを集め、構造化していくことでデータベースを構築していくというもので、それを創業当初から続けているのですでに多くのデータを有することができています。したがって、それをどうやってユーザーに届けるか、利活用の促進を図っていくかということにリソースを集中できるんです。基盤となるデータという“レゴブロック”は揃っているため、あとはどう組み上げて価値を生むかに集中できます。
そして、最後にチームの多様性です。ベトナム、フランス、シンガポール、イスラエル、中国とさまざまなバックグラウンドを持つ方がXAIONの開発チームにはいます。多様な視点があることで、プロダクトの厚みと創造性が大きく広がっています。
────この規模ですでに5カ国の方がいらっしゃるのはすごいですね。日常のコミュニケーションはどうしているのでしょうか。
開発チームについては公用語は英語になります。とはいえ私も全くできない状態だったのでご安心ください!オンライン英語を隙間時間でやって、あとはチーム内のSlackで流れてくる英語をひたすら音読して少しずつ慣らして行きました。
高い英語力を入社時から求めているわけではなく、英語への抵抗がないことや、学習し、活用していく意欲があることが重要です。もちろんお持ちの英語をはじめとした言語スキルをどんどん活用していきたいという人も大歓迎です!
求める人物像と、未来の仲間へのメッセージ
────池永さんはスクラムマスターとして採用にも関わっていらっしゃると思うのですが、どんな人がXAIONには向いていると思いますか。
一つ目は「システム開発ではなく、プロダクト開発・サービス開発をしたい人」です。私たちは機能ではなく体験を作るという方針と思想を重んじています。ビジネスサイドとエンジニアサイドの垣根が低く、結果としてユーザーを非常に近くに感じながらプロダクト開発に取り込むことができます。
二つ目は「技術力を上げたい方」。スピード感ある環境で、多様なバックグラウンドを持つメンバーの中で一緒に開発を行っていくことで圧倒的な濃度で成長を遂げていくことができます。
三つ目に「多様性ある環境で仕事をしたい方」にもXAIONはおすすめできます。先ほどお伝えしたようにこの規模でこれだけ海外出身メンバーが揃っているというのは相当珍しい環境だと自負しています。
そして、最後は「データの利活用に興味がある方」ですね!私たちはプロダクトを開発していますが、単なるSaaS企業ではなく、あくまでも「AIをはじめとしてテクノロジーを駆使して、オープンデータの利活用を促進する企業」です。オープンデータは無限の可能性を秘めていますが、まだまだ活用されきれていないという社会状況があります。この状況の改善にご興味がある方とぜひ一緒に変革を生み出していければと思っております。
────最後にXAION DATAに興味を持ってくださっている方々へのメッセージをお願いします。
今の私たちは、どんどん新しいアプローチを試し、プロダクトを作り、ユーザー体験を創っていくタイミングなので、ゼロ→イチを経験できるタイミングが非常に多いです。多様性あふれる環境で、裁量権を持ってスピーディに開発していくという環境に興味がある方はぜひ一度お声がけいただけたら嬉しいです!
────ありがとうございました!
インタビュー担当者から一言
池永さんの印象は、“静かな情熱を持つスクラムマスター”。
ダンスに没頭していた学生時代から、エンジニアとしての着実な経験、そしてスクラムマスターとして複数チームを導く立場へ──そのキャリアの流れには、一貫して「よりよいチームをつくり、価値あるプロダクトを届けたい」という強い意志を感じました。
プロダクトづくりの根幹を整えるフェーズに飛び込み、主体的に動き続ける姿からは、これからの組織を形づくるへの充実感と躍動感が溢れていました。
▶︎ 池永さんのLinkedinはこちら
✦✦✦✦さて、最後に宣伝です!✦✦✦✦
XAION DATAでは、「AI × DATAで世界中の価値を最大化する」というMISSIONに共感いただける方を積極的に募集しています。
今回ご紹介した池永さんのように、自ら学び、動き、チームに良い変化をもたらしてくれる方を心から歓迎しております!
現在募集中のポジションについては、XAION DATA公式サイトをご覧ください。
また、まずは気軽に話を聞いてみたい!という方は、採用広報担当・丸山のLinkedInまでお気軽にご連絡ください。
皆様とお話しできることを楽しみにしております!