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【社員紹介 vol.2 -CTO 河野-】解決する課題の大きさに惹かれて入社した、プロダクト開発で重視していること

IT事業部 河野 敏宏(CTO)

THIRDのメインプロダクトであるAI建物管理システム「管理ロイド」は、2018年10月に開発に着手しました。2022年夏現在は1,500社の導入を突破するまでに至りました。

今回ご紹介するのは開発着手時よりTHIRDに参画し、開発を牽引してきたCTO 河野です。

経験の幅と再現性を培った過去の職場での経験

ーこれまでの経歴を教えてください。

月間1億PV規模のWebメディアを扱うベンチャー企業、SIer、事業会社のシステム部門や、大手通信キャリアのECサイトなど幅広いシステムの開発に従事してきました。

ー今のご自身を形成するのにもっとも影響を与えた経験はありますか?

株式会社セプテーニ(以下セプテーニ)での経験ですね。私が在籍している間にCTOの方が入社され、テストコードやドメイン駆動設計などを重視した開発体制に変わったタイミングでした。開発の考え方やオペレーションフローなど含めすべてがドラスティックに変わり、従来の開発体制とのギャップを通して新しい取り組みの意義を体感できたことはとても貴重でしたし勉強になりました。

その他、マネジメントの割合が増えたり、プロダクトの立上げに関わったり、経験の幅や深さが増した環境だったと思います。

ーそこで学んだ1番大事なことは何だったのでしょうか。

先を見据えた設計を事前に行えているか、開発の確実性を高めるために前段階で工数をかけているかという点でしょうか。そういった先行投資を大事にするというのは、業務における優先順位や業務の流れにも影響することです。その後の職場でも、当時の経験や考え方を反芻する事でより確かなものとして蓄積されました。

その後のキャリアでも何度か新規プロダクト立ち上げにも携わる機会がありましたね。プレイングマネージャーとしてマネジメントやディレクションに携わるミッションを拝命することが多かったので、その都度「プロダクトを作ること」に関する引き出しが広がっていきました。場数は踏んでいたので、未知のトラブルがあっても解決の糸口の勘所を掴めるようになりましたね。


事業の可能性を示す課題の大きさが魅力だった

ーTHIRDを選んだ理由を教えてください。

色々ありますが、代表の井上さんが話す事業の未来に引き込まれたから、というのが1番大きいと思います。

元々レガシー産業のDXに取り組みたいという思いがあったんです。それまでWebメディアや広告システム、スマートフォンアプリなど幅広い開発をしてきましたが、より難易度の高い課題解決をシステムで行いたいと考えていました。その当時はいまほどSaaS業界も台頭しておらず、THIRDの知名度もあまりなかったのですが、井上さんの口から聞く事業の広がりや業界課題の根深さ、現場説明の臨場感に引き込まれました。

ー実際に入社した印象はいかがですか?

想像以上に可能性が広がり続けるビジネスだなと感じます。実際に新規のプロダクトもいくつか立ち上がっていますし、蓄積されたデータの価値を考えると他にもやれる事は多いです。また、強いメンバーが多い組織ですね。開発する物に対して深く思考出来る、課題に対する解決手段が多い、それの実現性が高いなどの点を尊敬しています。

ー改善しないといけないと感じる所はありますか?

顧客からの要望に応えてきた結果、プロダクトが複雑化してしまっていますね。コアな部分でのニーズには応えているものの、手が届いていない部分も多いです。VPoPの方も入社してきているので、今後は改善されていくと思いますが、本質的な突破口をTHIRD目線でも見極める事の重要性を感じています。


いつかはまた手を動かしていく開発の現場へ

ー今THIRDで目指している事を改めて教えてください。

もっと組織を強化していくための取り組みに時間を使いたいです。プレイングマネージャーとして従事していると、どうしても組織周りの対応が後手にまわる事が多いので…最近少しずつメンバーも増えていますし大胆に権限委譲して、選択と集中をしていきたいですね。

ー今後のキャリアイメージを教えてください。

今は会社からマネジメントの立場を期待されているので従事していますが、また現場に戻りたい気持ちはありますね。これまでエンジニアのプレイングマネージャーとして携われる一通りの経験はしてきたと思いますが、組織が育ち手離れするようになったら一度現場に戻る選択肢も考えます。何事も現状の先にしか繋がりませんから、まずは目の前の課題をクリアしてからですかね。

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