このストーリでは2022年に当時、大阪大学の大学院1年生だった岡田さんが、アースケアの長期インターンに挑戦してから、現在、2024年に大学院卒業後、社員として採用されるまでの経験をインタビューしていきます!
Q:長期インターンに、応募したきっかけは何ですか。
当時、修士1年生のときに博士号を取得するつもりはなかったため、就職活動を始めました。
いざ就職活動を始めると、優秀な周りの就活生と比較して、自分には実務経験が圧倒的に少ないことを気づかされたことが、長期インターンに応募し始めたきっかけです。
長期インターン先としては、興味が強かったマーケティングの分野を中心に探していました。
加えて、海外事業に関心があったため、英語が使えるインバウンド業界など、海外と接点のある仕事もいいなと思っていました。
実はアースケア以外にも複数の長期インターンを見ていたのですが、それぞれの面接や試用期間を通して、特にアースケアの仕事環境や、社長や社員さんたちの人柄に惹かれ、ここで働くことを決めました。
(食堂の写真です。昼食は管理栄養士さんが作成した健康的なランチをいただけます!)
(なんと、アースケアにはボクシングジムもあるんです笑)
Q:当時は、どんな軸で長期インターン先を探していましたか。
「人」「成長できる環境」「将来性」の3つの軸で探していました。
どんなに売り上げがあって有名な企業でも、尊敬できる人や、仕事に集中できる環境、事業や会社としての将来性が揃っていないと、仕事以外のことでストレスや不安を感じ、仕事へのモチベーションが上がらないと思っていたからです。
アースケアにはこの3つの軸が揃っていたことが決め手となりました。
また、面接を受けた際、社長と初めて話をしたのですが、私の趣味である筋トレの話から今後の展望まで様々な話をしていただき、私自身を知ろうとしてくれる人間的なアプローチに好感が持てたことも、お世話になろうと思った理由のひとつです。
Q:今まで携わってきた業務の内容を教えてください。
インターン参加当初は、インターン生だけで立ち上げた、海外事業部を運営していました。
当時は5人しかインターン生もおらず、一人一人、大きな裁量をもって業務をこなしていましたね。
私が担当していた具体的業務は、マーケティング全般です。SNSの運用、お客様へのフォローアップ、お客様へ商品を発送するまでの一連の流れを担当しました。
最終的に、インターン1期生だったベトナム人留学生の方から仕事を引き継いで、部署の責任者という役割になりました。
インターンのうちから、チームとして業務を進める経験を積ませていただき、今でもとても役に立っています。
Q:インターン生当時の1日の流れを教えてください。
大学院の授業がない日は、朝の9時から出社して、まずはSNS・メールの確認、ツイッター運用、広告の数値チェックなどを行いました。
日によってはお客様からの質問やDMがあるので、そういった内容に返信するのも全てインターン生で行いましたね。
また、海外事業が立ち上がった当時は、毎週1回社長と直接、定例面談を行い、進捗の報告や実施した施策の結果を共有していました。
インターン生のために研修も開催して下さることもあり、研修に参加してインプットする時間もありました。
午前の作業が一段落したら、お昼は社員食堂が無料で利用できるので利用させていただき(管理栄養士さんがメニューを考えてくださるので、一人暮らしの自分にはとても健康的でありがたい食事です)、その後は午後に備えて昼寝したり、ジムで軽く運動したりしていましたね。
午後からは午前中の業務の残りや、広告クリエイティブ、LP制作などの業務を行い、一部担当している国内の事業に関する業務もこなしていました。
海外事業部は立ち上げの段階で、商品の注文があると自分たちで商品の梱包や発送作業も行なっています。
いつも同じ郵便局で発送をするので、近所の郵便局の局員さんには、顔を覚えてもらっています。笑
終業15~30分前くらいから、業務の日報を作成し、次回出勤時の仕事を整理したうえで退勤します。
退勤後は、1時間ほどジムで運動をしたり、インターン生同士でご飯を食べに行ったりして充実した日々を過ごしていましたね。
Q:当時イメージしていた長期インターンと異なった点はありますか。
自分の成果が売り上げにも影響すると思いましたので、失敗は許されないと思っていました。
しかし実際は違っていて、「どんどん失敗しろ。そして、どうしたらいいか考えろ」という社風でした。
立ち上げ当時、海外事業部のミーティングには社長も毎週参加してくださっていたのですが、基本的にはインターン生がたくさんの経験を積めるように、「こうしなさい」といったアドバイスはありませんでした。
インターン生に大きな裁量を与えてくださっている分、自分たちで考えなければいけない部分は多く、毎日、試行錯誤の連続でしたね。
また、このように大きな裁量をもって仕事をしていると、周りの学生からは「どうやって長期インターンと大学の勉強を両立しているのか」を聞かれることもありました。
これについても、社長からいただいた次のようなアドバイスが役に立っています。
"社会に出てから経験する"仕事"と大学生活で経験するたくさんの物事には意外と共通点があり、例えば、電車に乗るとたくさんの広告があって、その広告から自分の仕事に活かせるアイデアを見つけられれば、出勤したらそのアイデアを形にすれば、出勤して椅子に座ってアイデアを考えるよりも圧倒的に短時間で仕事ができる"
このアドバイスのように、常に自分の周りの物事にアンテナを張って、仕事に繋げることができれば、学生インターンであってもたくさんの仕事がこなせるのです。
社員になった今、改めてインターン期間を振り返ってみると、自分がイメージしていたよりもアースケアでの長期インターンは、挑戦ができる環境と、自分たちが将来仕事で活かせる知識がたくさん転がっていて、いまの仕事にも全て活きていますね。
Q:これから携わりたい業務について、聞かせてください。
私は父が外国人ということもあり、幼少期から日本と海外の両方の文化や環境を経験してきました。
そのため、日本人の感覚と、海外の人々の感覚の両方を持ち合わせていることが自分の特性だと思っています。
その特性を生かしてビジネスでも、日本の視点を持ち合わせながら、海外でプロジェクトを成功に導けるような「日本と海外の架け橋的な役割」をこなせるようになれればなと思っています。
Q:アースケアでの長期インターンに向いている人物像って、どんな方だと思いますか。
挑戦心がある人が向いていると思います。 失敗を恐れず、どんどん挑戦し、学習し、また挑戦する。
その中で、社長や社員の方々にたくさん質問して、アイデアの種になる知識や経験を吸収することを楽しめる人がいいと思います。
また、業務に裁量がある分、時間やスケジュールを自己管理する能力は必須です。
実際、私自身もインターン生のとき、勤務はフル勤務(9時~18時)が3日と、昼から就業する週3.5日のシフトを組んでいましたが、同時に、修士論文を仕上げる必要があるため、業務だけでなく学業のスケジュール管理も行なっていました。
おかげで成績も優秀な状態で大学院を卒業できました。
長期インターンを通じて、本気で成長したい人はそういった学業とインターンの調整能力が必要不可欠ですね。
Q:最後に長期インターンに興味を持っている学生さんへメッセージをお願いします。
近年、就職活動では"自分の軸"を明確にしないといけないという考えが先走りしていると感じています。
正直、学生のうちに自分の軸を明確にして、それに合った企業を選択するのは困難です。
これは大学受験にも当てはまりますよね。
高校生のうちに、「この大学でこういった勉強がしたい!」という明確な軸をもち、進学後もその軸が変化しなかった学生はごく少数だと思います。
ですので、インターンシップなどを通じて、実際に企業の人々と直接的に関われる経験をし、徐々に自分の方向性を示していけば良いのではないでしょうか。
アースケアの長期インターンは、そのために最適な環境が整っています!
ぜひ挑戦してみてください。