今回は、2026年卒の内定者としてDoooxでインターンに挑戦中の若林寿怜さん(鳥取大学 地域学部)にお話を伺いました。中学時代に海外で痛感した「自国への無知」。その悔しさを原動力に世界へ飛び出し、休学してのワーキングホリデーでは100件もの飛び込み営業を経験。数々の挑戦の末に彼女が見つけ出した「本当にやりたいこと」とは何だったのか。その軌跡と決意に迫ります。
■「神社って何?」答えられなかった、中学時代の悔しい記憶
――まずは、若林さんが海外に興味を持ったきっかけについて教えてください。
もともと小さい頃から英会話を習っていて、海外への漠然とした憧れはありました。その想いが明確な目標に変わったのは、中学2年生の時です。市の姉妹都市交流プログラムでアメリカに10日間ホームステイする機会があったのですが、そこで自分の「日本に対する無知」を突きつけられたんです。
ホストファミリーはとても親日的で、「神社って何?」「日本の宗教は?」と、たくさんの質問を投げかけてくれました。でも、私は何も答えられなかった。英語で言えない、というレベルではなく、日本語ですら自分の国の文化を説明できなかったんです。日本で生まれ育ちであり、昔から日本のことが好きなのに、その魅力を自分の言葉で伝えられないことが、本当に悔しかったです。この原体験から、「日本の良さや文化を、海外に発信できる仕事に就きたい」と強く思うようになり、私の行動の軸が形成されました。
■ 「やりがい」と「違和感」の狭間で、私が一度、就活を辞めた理由
――まずは、若林さんの就職活動の軸が形成されたきっかけについて教えてください。
大学3年生の時、ある観光まちづくりのインターンに参加したことが大きな転機になりました。
そのインターンでは、補助金を使って期間限定で地域を支援するプロジェクトに携わりました。地域の方々と深く関わり、目標に向かって一生懸命取り組むこと自体には、大きなやりがいを感じていました。しかし、プロジェクトが終わると同時にその仕組みも止まってしまう現実を目の当たりにしたんです。私たちが去った後、地域の人々が自走していく未来が見えませんでした。
その時、強い虚しさと共に「これは本当の意味での支援ではなく、私たちの自己満足ではないか」と感じたんです。このまま「日本の魅力を発信する」という漠然とした軸で就活を続けても、同じ壁にぶつかるのではないか。そうした不安から、私は一度就職活動を中断し、自分と向き合う時間を作ることにしました。
■ 「武器は、英語力じゃない!」 100件の飛び込み営業で見つけた気づき
――ワーキングホリデーではどのような気づきがありましたか?
一度立ち止まって「本当にやりたいこと」を考えた時、中学時代からの夢だった「海外に住んでみたい」という気持ちと、外から日本を見ることで何か新しい発見があるかもしれない、という期待から、休学して1年間オーストラリアへ行くことを決断しました。
現地での生活費を稼ぐため、カフェで働こうと考え、最初は日本と同じようにWebサイトから応募していました。しかし、英語が堪能なヨーロッパからの移民や、経験豊富な応募者に埋もれてしまい、全く手応えがありませんでした。その時、ふと思ったんです。「私の武器は、英語力や経験じゃない。直接会ってこそ伝わる、人柄や熱意で勝負しよう」と。
そこからは、オーストラリアのスタイルである「履歴書を持って直接お店に飛び込む」方法に切り替えました。もちろん最初は怖かったですが、「失敗したって誰も私のことなんて知らないし!」と開き直り、とにかく笑顔と元気の良さだけを意識して、1件、また1件と訪問しました。行動するうちに段々と度胸がついていき、最終的に100件近くのお店に飛び込みでアピールした結果、念願だったカフェでの仕事を得ることができました。
この経験は、私に大きな気づきを与えてくれました。その一つが中学生の頃から追求していた「日本の良さ」についてです。私がアルバイトをしていたカフェのオーナーから「接客が今まで働いてきた誰よりも丁寧で素晴らしい」と褒めていただきました。私は特別に意識していたわけではありませんでしたが、日本では当たり前だと思っていた行動が、海外では特別な価値を持つこと。それは、日本人が無意識のうちに培ってきた「おもてなし」という文化、つまり日本の「ソフトパワー」なのだと肌で感じました。
▶︎26卒若林さんの写真
■ 海外から見つけた「答え」、私がDoooxを選んだ理由
――その新しい発見が、Doooxに繋がるのですね。
はい。オーストラリアで生活する中で、インターンで感じた課題意識と、ワーホリで再発見した日本の価値、その両方を満たす働き方がしたいと考えるようになり、オーストラリアで就職活動を再開しました。
「一過性で終わらない、関わった人たちが持続的に成長できる『仕組み』を作る仕事」。
この軸で企業を探す中で、Doooxに出会いました。Doooxが「自走化する仕組み作り」まで伴走するという話を聞いた時、「私がやりたいことはこれだ!」と実感しました。私がインターンで感じた課題意識と、それを解決したいという想いを、Doooxが言語化してくれたように感じたのです。
また、地域創生だけでなく、業界を問わず様々な企業の「仕組み」作りに携われる点にも強く惹かれました。特定の分野だけでなく、色々な世界を知ることで、多様な視点を持った深みのある人間になりたい。Doooxなら、そんな「なりたい自分」に成長できると確信し、入社を決意しました。
■ 「就活の正解は、自分の中にしかない」
就職活動中は、周りと比べて焦ったり、内定がゴールになってしまったりすることもあると思います。でも、一番大切なのは「自分に嘘をつかないこと」です。
「自分にとって仕事とは何か」「働くことを通じて、どんな自分になりたいか」。時間をかけて、この問いに対する自分だけの答えを見つけることが、後悔しないキャリアの第一歩になると思います。就活の正解は一つではありません。最後まで「本当にやりたいこと」を貫いて、自分らしく輝ける場所を見つけてください。もしこの記事を読んでDoooxに少しでも興味を持ってくれたなら、ぜひ一度話を聞きに来てください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!
▶︎26卒若林さんの写真