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プロジェクトマネージャーが育児休業をした話


システム開発本部内のみならず、あちこちの部署から引く手あまたで多忙な日々を過ごすプロジェクトマネージャー(PM)。 各部署からの案件をヒアリングし、開発担当エンジニアに伝え、進行管理をして、やっとリリースまで・・・血と汗と涙の日々。

そんなPMのヘッドであるYさん(仮名)が、このたびパタニティリーブを取得しました!

子育て世代の多いbitFlyerにおいて、パタニティを取得するということはきっと他のワーキングペアレンツにとっても参考になる話に違いない! ということで、先日休業から復帰したばかりのYさん(仮名)に、詳しいお話を伺いました。

まずは、Yさんのプロフィールです。

◆2020年 2月入社 システム開発本部 システム開発部 副部長

◆第1子 2018年生まれの男の子、第2子 2022年11月生まれの女の子

◆パタニティ取得期間 2022/12/1 – 2023/1/31

◆共働き 奥様は正社員で、現在2度目の育児休業中

◆上のお子さんは保育園に通園中

◆ご両親は遠方

◆第1子の際は、育児休業は取得していない


―ではまず、どうして育児休業を取得しようと思ったのか、理由をお伺いできますか?

今回は2人目ということで、妻が1人で新生児と上の子のお世話をするのは難しいと思ったからです。どちらの両親も遠方に住んでいますから、柔軟なサポートが難しい状態という中で、夫としてどうやってサポートしていこうか考えていました。

そこで、社内でパタニティ取得の前例がいくつかありましたので、これを利用してサポートをすることを決めました。前例の有無は大きいと思います。

先人たちがパタニティを取得して、その良さを伝えてくれていたからこそ、パタニティを取得することを決めることが出来ました。


―育休中、育児面においては主に何を担当されていましたか ?

● 上の子の面倒(保育園送り迎え、食事、お風呂)

● 新生児のお世話(おむつ、ミルク、沐浴)

● 役所系の手続き

です。
低出生体重児での出産でしたので、保険周りの申請や病院とのやり取りが想像以上に煩雑になりました。(現在、母子ともに全く問題なく健康です!)


―育休中の一日の流れを教えてください。

朝7時~7時半くらいに起きて、上の子の食事の支度、保育園への準備/送りをして、帰宅してから夫婦の昼ご飯の準備や新生児の沐浴のサポートですね。

保育園の送りは自転車で。お昼ご飯はパスタやカレー等をさっと作っていました。

育休期間中は食事の支度はメインで私がやっていました。

空いている時間は役所系の手続き処理や、普段出来ない家の掃除や家計簿周りを整理していました。こういうときしかやれないことをやろうと思って。


―育休を取ってよかったこと、悪かったことを教えてください!

良かったこと:

多少は妻の負担軽減につながったはず、と思います。

後は、上の子のお世話をすることで、上の子との関係性が深くなったのはあります。

副次的な効果ですが、普段出来ない業務の棚卸ができて、自分の仕事のタスクがすっきりしたこともあります。

引継ぎ表を書いてみたら、やらなくても良い仕事が見つかったり。

ただし復帰してすぐ仕事が多くてごちゃついてきていますけどね!


悪かったこと:

基本、育休を取って後悔したことはないのですが、引継ぎ面でチームメンバーや上司には多少負担をかけてしまったので、そこはマネージャーとしてもう少し準備をしておけばよかったかと思います。

あと、入院、出産前後に具体的にどんなスケジュールになるか理解できていなかったので、けっこうバタバタしました。

育休を取得してみて、職場のメンバーに恵まれたなと改めて思います。メンバーの皆が優秀なので、多くのサポートを得られました。また、属人化をなくすことが以前から重要だと思っていたので、今回の育休を機に組織としてもそのあたりの課題を多少改善できたと思います。


―育休は終了しても、子育てはこれからしばらく大変だと思います。仕事との両立、奥様との担当分け等において、ご自身で工夫していることを教えてください。

今までは業務終了後にも仕事のことを考えることが結構多かった気がしますが、業務終了後のスイッチの切り替えを意識するようにしています。

業務時間中にやることはやって、後は明日やろう、というサイクルをきっちり回すことで、プライベートの時間での家族対応をより重点的に出来るようにと心がけています。

幸い、働き方については柔軟にできる制度がある(フレックス、リモートワーク等)ので、生産性を最大に出来るやり方を考えて時間の有効活用を出来るようにしています。

ワークライフバランス、QOLが落ち着いてこそ、仕事で力を発揮できると思っています。


―育休を取ってみて、もっとこうしておけばよかったなと思うことがあれば教えて下さい。

突発的に起こることへの準備が少し足りなかったな、と感じます。

例えば夫婦どちらかが病気になった場合、健康な方が二人の子供の世話と家事全てをすることが可能なのか、状況によってベビーシッター(病児保育)を呼ぶ対応がスムーズに出来るのか、上の子が体調を崩した場合はどうする等、、、

想定外に起こることに対して、どうするかを決めきれていなかったので慌てるケースがありました。

突発的におこることを全て対策するのは難しいですが、例えば病気になった場合についてなどはまとめておいたほうが良かったかなと思います。


―これから育児休業を取るかもしれない方に向けて一言お願いします

人によって環境が異なるので一概には言えませんが、私は取ることができて非常に良かったです。

仕事のバリューは安定したプライベート環境から創出されると思います。

あとは、周囲の方々にも、中には“男性の育休って何するの?”みたいな方もいらっしゃるかもしれませんが、

「今は男性社員も育休を取るべき時代になってますよ!」と伝えたいですね。

もし育休を取る点において不安な点があればサポート出来ると思いますのでいつでもお声がけください!


ー貴重なお話、ありがとうございました。業務の棚卸をしたり、色々な段取りを考えたり、、というところにPMならでは感もありましたね!

他の社員の方々、また、この記事を読んでくださっている方にとってご参考になりましたら幸いです。

またワーキングペアレントとしての日々等、後日取材できたらと思います!

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