かつて社会問題になるほどのブームを起こした「暗号資産」。一時は投機的な側面ばかりに注目が集まっていたものの、近年では次世代の新しい経済を支える存在として期待されています。
そんな中、国内最大級の暗号資産取引所を運営するのが私たちbitFlyer。2014 年に設立されて以降、国内のみならず、アメリカ、ヨーロッパとグローバルに事業を展開しており、世界中にユーザーを抱えています。
2022年8月には、IEO(Initial Exchange Offering)事業にも参入。IEOとは暗号資産交換業者が、企業やプロジェクトのトークン発行によるコミュニティの形成・育成、また資金調達を支援する仕組みのことです。
これからも常に新しいチャレンジを続けていくために、クリプトストラテジー部の拡充に力を入れており、新しいメンバーの採用を開始しました。今回はIEO事業のオーナーでもあるクリプトストラテジー部 副部長 大和省悟に、bitFlyerで事業を作る面白さについて語ってもらいました。
―前職での経験と、bitFlyerに入社した経緯を教えてください。
前職も暗号資産取引所を運営する会社にいました。2018年に人事として入社し、エンジニア採用や採用広報の立ち上げ、また社内ES向上施策等を任せていただきました。人事在籍約1年間で数十名のエンジニアを採用し、採用広報も立ち上がり、社内ESも向上したタイミングで企画職にジョブチェンジしました。部署異動後は新規通貨のデューデリジェンス、新規取扱通貨におけるプロジェクトマネージャー等を経験し、IEO事業の立ち上げ(※日本初のIEOプロダクト)を行いました。暗号資産自体は、暗号資産と全く関係のない業界に勤務していた頃から、個人的に興味があり取引をしていたんです。暇さえあれば暗号資産について調べる……といった感じだったので、この業界への興味が、日に日に増していって前職への入社を決めました。
bitFlyerへ入社した経緯は、前職のプロジェクトが落ち着いた頃、bitFlyerで働いていた知人と話をしたことがきっかけです。bitFlyerの方々のお話をお伺いする中で前職とはまた違う新しいチャレンジができそうだと思いジョインを決めました。
業界経験不要!bitFlyerで新規事業開発に携わる楽しさ
―前職以前は、暗号資産業界の会社ではなかったのですね。
そうですね、全く違う業界にいました。なので今回クリプトストラテジー部が求めているメンバーも、暗号資産業界での経験は特に不要です。あればもちろん、即戦力として力を発揮していただけると思いますが、最も重視しているのは経験よりも、暗号資産やweb3の世界への「強い興味」です。できれば、事業づくりについては実務経験があるとうれしいですが、それが未経験でも問題ありません。
現在、クリプトストラテジー部は私を含めて5名のチームなのですが、今後さらに積極的に事業を拡大することを考えており、様々なバックグラウンドを持った方にジョインしていただくことで、新しい風を吹き込んでいただくことを期待しています。
―他でもない、bitFlyerで事業を創る面白さはどこにあるのでしょうか。
まず、bitFlyerの強みとして、国内の暗号資産取引所としてはトップクラスのユーザー数と認知度を誇っていることが挙げられます。その基盤を活かして事業を展開できるのは、非常に面白いことですね。また、あまり知られていませんが、法人向けの事業も展開しており、国内外の暗号資産ファンドに対してもサービスを提供しているんです。
反応が見えやすいBtoCのサービスも、大口の顧客を作れるBtoBのサービスも、様々な可能性を踏まえながら両方の軸で事業を創れるのは大きな魅力かと思います。
また、2021年の10月に金融商品取引法上の第一種金融商品取引業者の資格を取得したため、より金融色の強い事業も創れるようになりました。
任せたいのは「経済の可能性をひろげる仕事」
ークリプトストラテジー部の業務内容について教えてください。
私たちの仕事は、一言で言えば「新しい市場や事業をつくっていくこと」なので、答えのない仕事が少なくありません。
必要だと思ったサービスを考え、外部専門家や他部署にも意見を聞きながら、自分たちで答えをつくり出していきます。。
クリプトストラテジー部では新規通貨上場戦略の策定から、新規通貨上場に関わるプロジェクトマネジメント、IEOにおけるクライアントコミュニケーションやクライアントのデューデリジェンス、プロダクト開発におけるプロジェクトマネジメント、顧客とのリレーションシップ等、様々な業務があります。
私の場合は、前職でIEO事業を立ち上げた経験があったため(※日本初のIEOプロダクト)、その経験を生かして業務をスタートしました。
入社してすぐにIEOを希望するクライアントを募集するところから始め、知り合いなどにもアプローチしながら、最終的にコンペを経て2022年3月に発行体を決定しました。それからロードマップを引いて、正式にプロジェクトをキックオフしました。
今はIEOも注力していますが、新たなイノベーションで経済の可能性をひろげられるようなより多くの仕事を進めていきたいと考えています。
業界動向をいち早くキャッチアップし、bitFlyerという会社の持てるものを駆使していかにお客様に新たなサービスを届けられるか、そういったことを日々考えるような仕事をしています。
まずは「IEO業務」や新規通貨を上場させるプロジェクトマネジメントから
―今回採用する方には、このIEOのプロジェクトにもぜひ関わってもらいたいと聞きました。
そうですね。大前提として新しく入社していただく方の希望を尊重しますが、まずはIEOプロジェクト内における様々な業務や新規通貨上場に係るプロジェクトマネジメントをご担当いただきたいと思っています。そういった業務の中で、暗号資産取引所の仕組みや、bitFlyerでの仕事の流れなどをキャッチアップしてもらえたらと思います。
「圧倒的にフラット」な環境
―社風について教えてください。
まずひとつ言えるのが、思っていた以上に代表との距離が近いことです。代表から気さくに話しかけてくれることもあり、うれしいのですが、最初は戸惑いました(笑)。
またクリプトストラテジー部もとても風通しが良い部署です。前職でもフラットな環境で働けているなと思っていたんですが、クリプトストラテジー部のフラットさは圧倒的かなと。部長や副部長といった役職や、年齢に、関係なく対等に話せる環境があります。
業務以外の話も活発で、たとえばプライベートで好きなNFTについて話したり、情報を交換したりもしています。新しく入社いただく方とも、ぜひ普段から触れているweb3やNFTなどについて話せたらうれしいですね。
「経済の可能性をひろげる」web3の可能性
―最後に、暗号資産が大好きな大和さんから見た、web3の魅力を教えてください。
まずブロックチェーンはこれまでのビジネスを根本から変えるポテンシャルのある技術だと思っています。また暗号資産の成長曲線は、インターネットのそれとほとんど同じように伸びているんです。
インターネットの価値をいち早く感じて事業を始めた会社が、今やGAFAMのようになっていることを考えると、今web3領域に携わるというのはそれぐらい価値があることだと思っています。私達が今直面しているこのイノベーションの変革を見ると、インターネットの登場以来、約30年ぶりとなる大革命時代に突入していると感じています。
―ビジネスが根本から変わる。
金融業界は大きく変わりつつあります。お金だけでなく、アートや音楽、商品といったものが物凄いスピードで新しい価値に置き換えられています。この調子で行けば様々な業界に変革が起きるのは確かでしょう。
これまでインターネットへの入り口がPCからスマホに変わったように、メタバースへの入り口がVRになるなど、今までの当たり前がこれからどんどん変わっていくはずです。そういう瞬間を自分たちで創り出していけるのは、非常にやりがいのある魅力的な仕事だと思います。
そういうやりがいを感じながら、web3領域で事業を創っていきたい方、ぜひ気軽に話を聞きに来ていただけたらと思います。
あと、クリプトストラテジー部では、そのような事業作りを調査まわりでサポートするリサーチャーの方も募集しています。もし興味があれば、ぜひご連絡ください。一緒に働けるのを楽しみにしています。