こんにちは!
株式会社CloudFitの近藤大翔と申します。
昨年の4月に新卒社員として入社してから早1年が経過しました。
あっという間の出来事で驚いています。。。
働き始めてから1年が経過したので、入社してからのこれまでを振り返ってみようと思いこの記事を執筆しました。
この記事では、1年間実際に働いてみて入社前とのギャップはあったのかについてや、現在抱えている悩みと今後のキャリアの方向性について書いていきたいと思います!
超ベンチャーIT企業に入社するとどのような経験が得られるのかについて書いていきますので、企業選びで悩んでいる就活生・社会人1、2年目の方には参考になる部分もあるかと思います!
納会で新卒らしく幹事をしているときの近藤
目次
- 就活の軸に対する振り返り
- 1. 仕事内容:ビジネスとテクノロジーを両方掛け合わせた仕事で価値を出せること
- 2. 会社風土:ビジョンを神格化せず、多様性を認めてくれる環境であること
- 3. キャリアプラン:起業や独立に役立つようなスキルを学べ、成長することができること
- 今の悩み
- これからの目標
- 1. 最適なWHATを考えれる人材になること
- 2. 自分の強みを理解し、最適なポジションを取ること
- 終わりに
就活の軸に対する振り返り
入社してからの1年を振り返るために、入社前に思い描いていた仕事・環境とのギャップがどの程度あったのかを確認していきます。
入社前に作成した就活の軸にマッチした働き方ができているのであれば、CloudFitを選んだことは間違っていなかったと言えそうです。
私の就活の軸については以前執筆した入社エントリーに書かれており、3つの項目がありました。
- 仕事内容:ビジネスとテクノロジーを両方掛け合わせた仕事で価値を出せること
- 会社風土:ビジョンを神格化せず、多様性を認めてくれる環境であること
- キャリアプラン:起業や独立に役立つようなスキルを学べ、成長することができること
入社エントリーはこちら↓
これらの項目において、実際に働いてみてどうだったのかを振り返っていきます。
1. 仕事内容:ビジネスとテクノロジーを両方掛け合わせた仕事で価値を出せること
私は大好きなテクノロジーに携わりながらもビジネス的な観点で価値を生み出せる器用貧乏人材になりたいと考えており、両方に関われる仕事が出来る仕事環境を求めていました。
1年間を振り返ると、この項目は実現することができたと感じています。
基本的にエンジニアロールに軸足を置きながらも、ビジネス観点で考慮すべき点をチーム一丸となって考え、価値を生み出す働き方ができていました。
下記の表に参画したプロジェクトと、その中でBiz,Techそれぞれの観点で何を行ったのかについて整理しました。
一年間で携わったプロジェクト一覧とBiz,Techでの業務内容
新規事業立ち上げにおける初期プロダクト開発はある程度テクノロジーの素養がなければディレクションが難しい性質の課題があり、技術的なバックグラウンドを持っていることが強みになるケースがありました。
また、ECレコメンドエンジン改善に関しては分析・提案・実施を一気通貫で行うことでスピード感をもって改善施策に取り組むことができ、ビジネスとテクノロジーを両立する働き方を実現できていました。
求めていた環境で仕事をしつつ、固有のバリューをある程度発揮できた実感があり、ビジネスとテクノロジーをかけ合わせる仕事の手応えを感じることができた1年となりました。
具体的なプロジェクトの内容については下記の記事にも記載していますので良ければ読んでいただけると嬉しいです!
2. 会社風土:ビジョンを神格化せず、多様性を認めてくれる環境であること
この項目は、ビジョンを軸に置きながらも個々人のやりたいことや思いを尊重してくれる環境で働きたいと考えていたため記載していました。
1年間を振り返ると、この項目においても望んでいた環境で働くことができたと感じます。
社内風土的に自分のやりたいことをなんでも発言できる雰囲気があり、必要だと思ったことはなんでも取り組める環境です。メンバーと会話しながら、会社の方向性や事業内容を一緒になって作り上げる経験を積むことができました。
会社として個人の思い、やりたいことを尊重してくれる風土を表す一例として、「事業のタネ」制度があります。
この制度は日々の業務で感じた課題と、その課題を解決するソリューションをセットにして発表するものです。メンバーからソリューションに対して一定の賛同を得られた場合は会社のアセット(お金・時間)を利用して課題解決に取り組んでもいいというルールになっています。ニーズ検証などがしっかりできた場合は新規事業として業務時間内で取り組むことができます。
下記のnotionテーブルが「事業のタネ」制度の実際のアイデアリストになります。社員が感じた課題が記載されており、この中から検討フェーズに入った事業アイデアもいくつかあります。
実際の事業のタネ
CloudFitでは日々の1on1や各種制度などを通して、社員のやりたいことを尊重し働けるような環境が整っており、やりがいをもって働く事ができています。
3. キャリアプラン:起業や独立に役立つようなスキルを学べ、成長することができること
元々独立志向が強く、将来的には起業や独立を考えていました。そのためその時に役立つスキルや経験が得られることも会社に求めていました。
1年間を振り返ってみて、この項目においても良い環境であると感じています。
CloudFitは社員数が10人以下の超ベンチャーです。このような規模感のベンチャーにおいてどのような問題が発生するのかなどを実際に経験することができたり、売上の数字などを全て確認することができたりします。
自分の意見を表明して会社の方針に意見することも出来るため、自分が会社をどうしていきたいのかを日々問われる経験は他の規模感の大きな会社ではなかなか味わえない経験だと感じています。
また、代表の瀬沼さんと働く中で、社長として働くとはどういうことかを日々学ばせてもらっていることも貴重な経験です。なかなか社長の働き方を実際に見れることの出来る環境はないため、このフェーズの会社でしか体験できないことを経験させてもらっています。
経営合宿で熱海に行ったときに出てきた刺身
今の悩み
就活の軸に基づいて職場環境を振り返ると、就活時に望んでいた環境で働くことができていることが分かりました。
改めて振り返ってみると、なかなか他の職場では味わえない経験をさせてもらっているのだと実感することができました。
その上で、次の1年を過ごしていく上で今感じている悩みとこれからの目標についても述べていきます。
今感じている悩みは、器用貧乏人材としての価値の出し方についてです。
元々ビジネスとテクノロジーをかけあわせ価値を出すことを目標としていたため、現在の働き方に不満はないのですが他のテクノロジースペシャリスト系の人材と比較してエンジニアリング力やデータ分析力などの個々のスキルでは力不足である状況が発生しています。
器用貧乏人材を目指しているので個々のスキルで負けてしまうのはもちろん仕方ないのですが、個々のスキルでは勝てないとした上で自分自身の強みをどこに持ち、どのように価値を発揮するのかについて改めて定義する必要があると感じています。
これからの目標
私が考える器用貧乏人材の価値の出し方としては、2つあります。
次の1年間ではこれらの観点を意識して日々の仕事に取り組んでいきます。
1. 最適なWHATを考えれる人材になること
テクノロジーを活用したビジネスをWHY、WHAT、HOWという3つの軸で切り取ったときに、器用貧乏人材が最も価値を出すことが出来る領域はWHATだと考えています。
HOWを担当するテクノロジースペシャリストとWHYを担当するビジネスオーナーを繋げ、テクノロジーを活用して生み出せるプロダクトの像を具体的にすることを強みとします。
ビジネス的な観点に対して、どのようにテクノロジーを用いて価値を生み出すことが出来るのかを考え最適なプロダクトを作っていける人材はテクノロジーの進歩が非常に早い現代において高い価値を発揮できる人材であると考えています。
具体的なスキルとしては下記のスキルなどをより深めていくことで価値を発揮しやすくなりそうです。
- ビジネス課題に基づいた施策提案スキル
- 開発ロードマップ作成スキル
- ユーザー体験の設計スキル
これらの能力を磨き、ビジネスとテクノロジーをかけ合わせることの出来る人材を目指していきます。
2. 自分の強みを理解し、最適なポジションを取ること
器用貧乏人材の価値の出し方として自分の強みを最も発揮できる状況・ポジションを把握し、その状況で仕事をすることも重要であると考えており、次の1年間ではより意識していきたいです。
器用貧乏人材ではありますが、スキルには濃淡があります。より高い価値を出すためには自分のスキルを整理して、スキルを最も活かせる状況を自ら作っていく必要があると考えています。
そのため現状のスキルを弊社が作成したDX人材スキルチャートを用いて棚卸しをして、どのような状況であれば最も価値を発揮出来るのかを整理していきます。現状であれば下記のスキルはある程度身につけています。
- システム開発
- システム計画・プロジェクトマネジメント・要件定義・設計等
- データ分析
- ビジネスデータ・データモデル・SQL等
- 事業開発
- ビジネスモデル・グロース等
DX人材スキルチャートを用いた自分のスキル
そのためこれらのスキルを掛け合わせることが出来る状況を整理し、価値を生み出しやすい状況を作り出します。
具体的には下記のようなケースが当てはまるかと思います。
- 技術的不確実性が高い新規事業のプロジェクトマネージャー
- MVP検証段階の一人目のエンジニア
- データ基盤作成・分析・改善をトータルで行うデータエンジニア
今後の仕事においては、自分のスキルを最も発揮できる機会を見極め、最適なポジションを取れるように積極的に手を上げていきたいです。自分の強みを伸ばすと同時に価値提供を行える働き方をイメージし日々の業務に取り組んでいきます。
終わりに
本記事では新卒1年間を振り返り、望んだ環境で仕事ができているのかを確認し、現在の悩みと今後の価値の出し方の方向性を整理しました。
あっという間の1年間でしたが、濃密な時間を経験することができ非常に充実感を持って働く事ができています。これからの1年間を経た上でどのような人材になれるのかが今から楽しみです。
CloudFitでは一緒に働いてくれる新卒・中途社員を大募集中です。是非一緒に働いてビジネスとテクノロジーをつなぎ合わせ価値を生み出していけると嬉しいです!!!
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それでは!