2026年1月7日にdotD noteに投稿された記事です。
「dotDという社名には、どんな由来があるんですか?」
入社を希望される候補者の方や、新しいお取引先様から、私たちはこの質問を頻繁にいただきます。私たちの社名には、単なるアルファベットの羅列以上の、創業時からの熱い想いと、私たちが目指す企業のあり方が凝縮されています。
本日は、その由来と、私たちが「事業創造ファーム」として取り組む未来についてお話ししたいと思います。
「D」に託した未来への期待と挑戦
2019年頃の創業当時、世界は大きな変革期にあり、私たちは来るべき時代において決定的に重要になるであろう英単語には、共通して「D」で始まるものが非常に多いことに気づきました。
- Digital(デジタル): あらゆるものがデータ化され、テクノロジーの活用が必須になる時代。
- Design(デザイン): 見た目だけでなく、課題解決のための設計思想。
- Disruption(ディスラプション): 既存の枠組みを壊し、新たな価値を創造する変革。
- Design thinking(デザイン思考): ユーザー視点に立ち、試行錯誤を繰り返す創造的なアプローチ。
- Diversity (ダイバーシティ):多様性。性別、人種、年齢、価値観、経験などの多様な違いを尊重し、組織や社会に活かすこと。
- Decentralization (非中央集権化): 権限や機能を中央の単一組織から分散させること。ブロックチェーンや分散型ネットワークなどが代表例。
- Decarbonization (脱炭素化): 温室効果ガス(特に二酸化炭素)の排出量を実質ゼロにすること。気候変動問題への対応。
- Dialogue (対話): 相互理解を目指した深い話し合い。異なる意見を持つ者同士の意見交換。
- Dignity (尊厳): 人間として尊重されるべき価値、威厳。高齢化社会における個人の生きがい、AIによる自動化が進む中での人間の役割、貧困や格差問題など、個人の幸福と精神的な豊かさに関わる根源的な課題に取り組む。
これらの単語以外にも、100を超える魅力的な「D」の言葉がありました。私たちは、これらの「D」が示す多様な可能性と、時代の潮流をしっかりと捉え、事業の核としたいと考えたのです。
「点と点」を繋ぎ、具体的な価値を創造する哲学
そして、もう一つ、私たちの社名に決定的な影響を与えた哲学があります。それは、スティーブ・ジョブズ氏が語った「Connecting the Dots(点と点を繋ぐ)」という考え方です。
ジョブズ氏は、過去の多様な経験こそが、未来の革新を生み出す源泉になるというこの考え方に、強く共感しました。
ビジネスにおいても、イノベーションは一つの技術や一つの知見から生まれるものではありません。一見無関係に見える「産業」の知恵、「企業」の持つノウハウ、「社会」に横たわる課題といった異なる「ドット(点)」を、私たちの持つ「D」の力(デジタル、デザイン、ディスラプションなど)で「繋ぐ」こと。
そして、この繋がりから、具体的なプロダクトやサービスという新しい価値を「創造」することこそが、私たちの使命であると確信しました。
dotDの使命:「事業創造ファーム」として
この二つの想いを融合させ、「多様なドット(点)と、未来を形作る様々なDを繋いで、社会課題を解決する事業を創造する会社でありたい」という願いを込めて、私たちは「株式会社dotD」と名付けました。
まだまだ世の中の多くの課題が解決できているわけではありません。しかし、私たちは社名に込めた決意のもと、自らを「事業創造ファーム」と銘打っています。
これは、単にアイデアを想像するだけにとどまらず、市場にインパクトを与える新たな事業やプロダクトを継続的に生み出し続けるという、結果にコミットする強い姿勢を示しています。
これからも私たちは、世界中の「ドット(点)」と、未来を切り拓く「D」を繋ぎ合わせることに挑戦し続け、社会の変革に貢献してまいります。皆様が持つ新しい「点」との出会いを楽しみにしています。
代表取締役CEO 小野田 久視