こんにちは。すららネット採用担当の堀です。すららネットでは、年間を通じて数多くの採用イベントを行っています。新卒担当としてその数々を手掛ける坪田が、12月19日(木)「ぼくらがオファーを送る理由~season 2『逆求人』活用課題別、21年卒採用に活かせるノウハウ伝授会~」に登壇しました。他社の採用担当の方々も驚くその工夫を、今回は就活を控えた大学生、大学院生の皆さんお届けします!
≪坪田未歩 プロフィール≫
慶應義塾⼤学⽂学部卒業後、ユニークな⽴場から教育に関わりたいという想いで2014年、株式会社すららネットに新卒⼀期⽣として⼊社。⼊社後は国語・社会などの⼦ども向け学習コンテンツ開発業務を担当。東証マザーズ上場後の2018年、⼈事チームづくりを提⾔、⽴ち上げメンバーとなり、新卒採⽤を中⼼に採⽤・育成・組織⾵⼟づくりなどに関わる。「⼈を育てる」という点で教材開発と⼈事業務に⼀貫したものを感じ、現在も兼職を継続中。
OfferBoxを活用した採用
「OfferBox」は、企業が興味をもった学生にオファーを送るサイト、いわゆる「ダイレクトリクルーティングサービス」です。現在は約5300社の企業が新卒採用のツールの一つとして活用し、就活生のおよそ4人に1人が利用しているという話も!学生が作成したプロフィール画面を企業側が閲覧でき、企業が求める人材にマッチする人物や魅力を持つ人に「会いたい!」とオファー。すると、そのオファーを受諾した学生は、企業の担当者と会えたり、採用イベントの情報を得ることができたりするという仕組みです。すららネットでは求める人物像を明確にイメージしており、限られた人数の優秀な人材を採用するためにこのサービスをいち早く取り入れて多くの学生に会社の魅力を伝えてきました。実は坪田も、すららネットを知った最初のきっかけはOfferBoxだったそうです!
OfferBoxを活用したすららネットの選考は、下記の通りに進みます。(2020年卒採用スケジュール)
実はすららネットでは、採用担当は面接を行いません。だからこそ選考前後も学生の味方として寄り添うことに重点を置き、各ステップの中に学生との関係構築のための工夫がありました!普段はあまりお話ししていない、選考前後のすららネットの様子もみなさんに知っていただけると嬉しいです。
学生との関係構築は、オファーを送るときから始まっている!
学生のプロフィールをじっくり読み、すららネットの求める人物像とマッチした学生に「オファー」を送る最初のステップ、そこに学生の心を開くために大切にしている心配りがあります。多くの企業でも「あなたのここが良い!」というポイントを添えられているようですが、すららネットはもう一工夫。学生に「きちんとプロフィールを読んでもらえている」と感じてもらえるよう、メッセージのほとんどをカスタマイズしています。そして、「この経験、こういう長所が私たちが求めている人物像と共通している!」と伝えるために、少し長めのメッセージになることも。これがすららネット流の、学生と会社の距離を縮めるファーストコンタクトです。
実際にどの企業も、まずは会社のことを知ってほしい!という思いを込めて、様々な工夫を凝らしたメッセージを送っています。数多くのオファーの中でも一際目を引くメッセージを送り学生の味方だとを伝えることで、最初のメッセージから関係を構築することに力を入れています。
興味をもってくれた学生と、できる形で接点をもつ
学生がオファーを承諾した後、会社説明会や面接のステップに進みます。時には学生側から1対1で個人面談を希望される場合もありますが、すららネットは少数精鋭の会社。採用のためにかけられる人員と時間は限られています。すべての方と個別でお会いすることがなかなか叶わない中、少しでも説明会で学生一人一人との接点をもつ工夫もしています。例えば、会社説明会は10人以下の少人数で開催することで学生との距離が遠くなりすぎず、開始前後に学生の皆さんとコミュニケーションが取ることができているようです。また、説明会後に懇親会の設定をし、会社を離れて近くのレストランで食事をしながら、「残業もあるよ!」といった働き方や評価制度の話など、会社では聞きづらいと思われるようなことも話します。その結果、学生の仕事に対する不安や疑問点の解消につながり、毎回参加者の満足度が高い説明会を実施しています。
遠方の学生に対しては、「Zoom」というアプリを用いて会社説明会の様子を同時配信し、リアルタイムでの中継も取り入れています。その中ではアプリのチャット機能も活用し、本社の参加者と同様に質疑応答にもその場で答えられる仕組みも。実は本社の参加者より2.5倍オンライン参加が多い、ということもあり、これに対しては会場の皆さんからも「へぇ~!!」と驚きの声があがりました!遠方のため頻繁に東京に来ることが難しいけれども、ぜひすららネットを知ってほしい、ぜひ興味をもってほしい、という思いでオンライン中継を実施しています。
どこに配属されるのか、どういう人と一緒に働くかが分かっているから
安心だった。
無事に選考を通過した学生たちに内定を出すときは、坪田からもお祝いの言葉を届けるのだそう。「あなたに内定を出せて、私も嬉しい!」そのメッセージが、内定者のすららネットで働く自覚を後押しします。内定承諾後には、内定者フォローも欠かせません。自分の軸をしっかり持ち、様々な経験を積んだモチベーションの高い同期と出会うことを通じて優秀な仲間とこれから一緒に頑張っていくことを実感してもらえるようです。
もちろん、学生から「すららネットの内定を承諾するか悩んでいる。」と相談を受けることもあります。ベンチャー企業で大丈夫なのか、安定はしているのか…。そんな学生に対しては、一人一人の事情を聞いて、意思決定のために足りない材料を提供し、不安要素を明確にしていきます。あくまでも最終的な意思決定は学生がするもの。そのために、親身になって相談に乗り、必要な情報を提供したり、決断の軸を明らかにしていったりするのです。
坪田自身も入社前に経験したように、「家族が小さな会社に入ることを心配している」という悩みに共感することもあると言います。そんな時には、「自分も心配されたけれど、やりがいをもって仕事をすることが親を安心させることだと思う」とアドバイス。さらに、内定者の希望に応じて現場社員との面談を設け、決断ができるまでつかず離れずの距離で寄り添います。
こうして選考前から内定後もじっくり学生と向き合った結果、2020年卒は内定承諾率100%を達成。ある内定者は、「大企業と悩んだけれど、その会社でどこに配属されるのか、どういう人と一緒に働くのか、わかっているから安心だった」と坪田に話したそうです。「人を育てる」ということに熱い想いを持ち、すららネットに興味をもつ学生と関わる時間を惜しまないからこそ、学生からの信頼も得ることができています。
取材を通して、採用担当の坪田が選考前から内定後までじっくり向き合い、学生の意思決定のためにサポートしていることが分かりました!ベンチャー企業だからこそ人と人のつながりを大切にしている、すららネット流のあたたかさを感じ取ってもらえたら嬉しいです。
ぜひすららネットの新卒採用にご興味がある方は、「話を聞きたい」ボタンを押してくださいね!!