少し刺激的な言い方かもしれませんが、
私たちは本気でそう考えています。
ここで言う「単純なプログラマ」とは、次のような役割を担っている人のことです。
- 要件は誰かが決めてくれる
- 設計書どおりに実装する
- 単体テストを作って、消化する
- なぜその仕様なのかは深く考えない
こうした、“作業としてのプログラミング”を主な役割にしている人です。
「でも、うちの現場はまだAIを使っていない」
そう感じている方も、まだ多いと思います。
実際、生成AIの活用を前面に出している現場は、今のところ一部です。
ただし、ここで一つだけ強調しておきたいことがあります。
問題は
「今使っているかどうか」ではありません。
「使える状態が整った瞬間に、置き換えが始まる」
という点です。
技術的には、もう十分に“使える”段階にある
生成AIはすでに、
- 既存コードを前提にした修正
- 単体テストコードの生成
- 定型的なレビューコメントの作成
- 仕様理解や影響範囲の整理
といった作業を、
人より速く、しかも安定してこなせるレベルに達しています。
技術的なハードルは、正直なところ、もうほとんど残っていません。
残っているのは「技術」ではなく「ルール」
今、現場で足踏みしている理由は、
- ルール整備
- セキュリティ対応
- 責任範囲の明確化
です。
特に金融系では、
ここに時間がかかるため、
「まだ変わっていないように見える」だけなのが実情です。
変化は、必ず“まとめて”やってきます
ルールが整った瞬間、現場ではこう言われます。
「この工程、人がやる必要ありますか?」
この問いが出たとき、
真っ先に対象になるのが、単純作業の領域です。
だから私たちは、
「単純なプログラマの寿命は、あと3〜5年」
と見ています。
これは脅しではなく、
現場を見てきたうえでの現実的な時間感覚です。
WinActorが示した「前例」
少し前、RPAが一気に普及しました。
特に WinActor は、金融機関や大企業を中心に、短期間で急速に広がりました。
当初は、
- 「本当に業務で使えるのか」
- 「例外処理はどうするのか」
- 「現場が混乱するのではないか」
といった声が多くありました。
それでも、
“単純で定型的な作業”は、あっという間にRPAに置き換わりました。
生成AIによるコーディングも、構図はまったく同じです。
違うのは、スピードと影響範囲がRPAとは比べものにならないという点だけです。
では、エンジニアは不要になるのか
答えは、明確に NO です。
むしろ、これから価値が高まるのは次のような領域です。
- 要件定義
- 業務理解を踏まえた設計
- 利害関係者との調整
- 結合テスト・総合テストでの観点設計
- 本番影響を見据えた判断
特に金融系では、
本番トラブル=社会的信用の毀損です。
ここでは、
「正しく動くコード」よりも、
「なぜその判断をしたのかを説明できること」が強く求められます。
寿命が縮むのは「職種」ではなく「役割」
AIが奪うのは、エンジニアという職業ではありません。
考えなくても回っていた仕事です。
- 判断をしない
- 責任を引き受けない
- 目的を問わない
そうした役割が、確実に減っていきます。
実感がない今こそ、分岐点かもしれません
AIの影響を、
- 「まだ大丈夫」
- 「うちは関係ない」
と感じている現場ほど、
変化はある日まとめてやってきます。
そのときに、
- 作業を任される側でいるか
- 判断を任される側に回るか
私たちは後者でありたいと考え、
上流工程にこだわり続けています。
それでも、答えを急ぐ必要はありません
「単純なプログラマの寿命は3〜5年」
そう聞いて、不安になったり、
反発を感じたり、
あるいは「自分はまだ大丈夫」と思った方もいるかもしれません。
でも、私たちが本当に伝えたいのは、
不安を煽ることではありません。
AI時代において、
- どんな役割を担いたいのか
- どこに価値を置いて仕事をしたいのか
それを、一度立ち止まって考えてみませんか、という問いです。
まずは、気軽に話してみませんか
私たちクラウン情報テクノロジーは、
金融ITという失敗が許されない領域で、
「考えること」「判断すること」を大切にしてきました。
もし今、
- このまま作業を続けていくことに、少し違和感がある
- いずれは、仕様を考える側・判断する側に回りたい
- AIを“使われる側”ではなく、“使う側”でいたい
そんな思いが少しでもあるなら、
まずは一度、気軽にお話ししませんか。
いきなり応募しなくても構いません。
選考でもありません。
今考えていること、
迷っていること、
現場で感じていることを、
そのまま聞かせてもらえたら嬉しいです。
ご興味を持っていただけた方は、
ぜひWantedlyからご連絡ください。
お話できるのを、楽しみにしています。
もし、
「もう少し考え方を知りたい」
「文字だけではなく、声で聞いてみたい」
と感じた方がいれば、音声でも発信しています。
AIや上流工程、金融ITの現場で考えていることを、
もう少しラフな形で話しています。
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