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【耳をすませば Vol.2】“カッコ良い”ができるまで
こんにちは、人事・採用の黒田です。
本ストーリー、全てはB&H事業部長・井上の一言から始まりました。
「俺のプロフィールアイコン(Wantedlyの)嫌やなぁ……」
おかげさまで、Wantedlyでの採用が順調の弊社です(皆さま本当にご応募ありがとうございます!)が、事業部長である井上が、ある日突然プロフィールアイコンについて意識し始めたのです。
当初、アイコン撮影を試みようとすり寄る私に怪訝な表情を浮かべていたこと、あなたは覚えていますか?
「撮るよ!」「会社の顔なんだからちゃんとして!」と言って覗いたレンズの向こうに、ぶすっとした井上くんが立っていたのを今でもよく覚えています。
こうして話は発展し、B&Hメンバー全員のアイコンを撮り直すことになりました。
トップバッターとなったのは、B&Hの頼れる販売管理・梶原くん。
事業部長から「カッコ良い梶原を撮ってくださいよ!」というSランク任務を受けた私だってばよ。
梶原「なんか、(チャームポイントである大きな目が)小さくないスか?」
私「そうかな?」
梶原「ちょっと待ってください。大きくします」
(目を大きくしている)
なかなか彼らしい写真が撮れずにいたところ、商品企画の朝原くんが緊張を解しに来てくれました。
朝原「体に力が入ってんとちゃう? リラックスや」
梶原「こうか?」
朝原「……なんかキモイな」
そんなこんなで無事に撮影を終えたはずでしたが……。
カフェスペースの巨大スクリーンを使いながら、商品企画の西村さんと会議をしていた梶原くん。
ここで悪い男・西村が発動します。
「さっき撮ってた写真、ここに映したらええんちゃう」
スクリーンいっぱいに梶原くんが並びました。見せしめを受けていて可哀想でした。
「拡大するのだけは勘弁してください」と言っていました。
そんなことをしているうちに、人がたくさん集まってきてしまいました。
みんなで品評会です。
こうして梶原くんのアイコン写真が決定しました。
事業部長も納得したこちらの写真。
当初、オーダー通り「カッコ良く撮ること」を意識していましたが、カッコ良い写真では「梶原くんの良さ」が消えてしまいました。
本人は笑顔よりクールにキメている写真が好みのようでしたが、 “梶原くん” というと、このようなアイコンである方が私もしっくりきて、また、彼の持つ人柄や雰囲気の良さが全面に出ていると感じます。
自分が良いと思っているもの=周りが求めているものとは限りません。
これは商品企画とも通ずる部分があり、自分の頭の中を一旦真っ新にして世間のニーズを見てみましょう。
今回については「カッコ良い写真であることが良いことなんだっけ?」 ということですね。
皆さんも、自分のブランディングについて考えてみてはいかがでしょうか。