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ライブイベントのステージや演出制作を手掛けるCGアーティストの水口。バルス初の産休・育休を取得し、不安だった育休明けの仕事は想像以上に充実の手応え!

こんにちは、バルス採用ブログ編集部です。 今回は入社4年目のCGアーティスト水口にインタビュー。 1歳の女の子のママとして、可愛い盛りの子供をあやすと同時に高みを目指したCG作品作りに邁進する水口。一体どうやって子育てと仕事を両立させているのか、彼女の仕事に対する前向きな姿勢が伺えるインタビューとなりました!

新しい技術をどんどん取り入れてクオリティの高いライブステージ制作を目指す!

水口さんは、どんなお仕事をされているのですか?

私は、CGアーティストとして、VTuberさんが行うライブイベントのステージ周りのデザインや演出から、ライブ中のライティングの調整など、イベントに関わる“ルック”の部分を全て作っています。また、いただいた3Dモデルがデータとしてちゃんと自社のシステムで稼働するかどうかを調べるのも私の仕事です。

CGアーティストを目指すキッカケはどういったものだったんですか?

高校3年生の時の文化祭で、皆でプロジェクションマッピングしようって冗談交じりに話していたのがキッカケです(笑)。「どうせやるならちゃんとやろう!」ってことから、当時はCGなんて全くの素人だったんですけど、とりあえず触って、勉強して。

そこから大学で映像全般を取り扱う学部に入ったんですけど、その中でCGアーティストの道を目指そうと思って本格的な勉強をスタートしました。

現在はバルスで活躍されていますが、バルスを選んだ理由は?

元々音楽イベントのステージやバックモニターに映し出される映像に興味があったので、就職活動ではそっち方面で探してみようと思って。当時のバルスはまだ、今ほどの規模での事業展開をしていなかったんですけど、分野的にやりたいことができそうだし、面白そうだなと思って応募しました。実際の面接の時に、自分のできること、苦手なことなど、結構正直にお話しさせてもらったのを覚えています(笑)。

そこからインターンとして大学4年生の間の1年間、会社でのお仕事を教えてもらい、卒業と同時に入社しました。

実際に入ってみていかがですか?

会社はバルスのことしかわかりませんが、私にとってはとても働きやすい会社です。新人でもやりたいことがあればどんどん発言できますし、特に新しい技術やシステムに関しては前向きに意見を取り入れてもらえています。自分が知らないことでも仕事を通して勉強することができるし、様々なことに挑戦してみたいって思っている人にはとっても合っている社風なんじゃないかなって思います。

ちなみに、水口さんが今後やってみたいことはありますか?

実は、今丁度自分がやりたかったことができちゃってるんですよね(笑)。今まで使っていたシステムではできないイベントの案件がありまして。それを機に、ステージもキャラクター含むルックをガラリと変えようかということで、これまでとは全く違うことに挑戦させてもらっています。私自身、これまでのバルスの表現とは違ったことにチャレンジしたかったので、今仕事への満足度がかなり高いんです。

でもファンの方の中には、これまでの方が良かったって仰る方もいると思うのでそこはやっぱり少しドキドキですよね。ただ、私自身が自信を持って「こっちの方が良い!」って言えるものを作ってやろうって気持ちなので、ワクワク感の方が大きいかな。

現在入社4年目ということで、これまでやられたお仕事の中で水口さんの印象に残っているものはありますか?

これはシステム的な話ですが、ライブの照明を全て手作業でやっていたことです。今は自動化されているんですけど、3年くらい前まではどのライトが何色に光るのか、何秒間で別の色味に切り替えるのかっていうのを全て手動で作っていました。それこそ1〜2秒の世界でどんどん照明が切り替わるので、途方もない作業量でした。

ただ、これは自動化された今だからこそ感じることなんですけど、動きひとつずつを手作業で作る分時間はかかるのですが、作り上げたルックは自動化にはない良さがあったなって(笑)。大変だったけど、その分見栄えがやっぱり違うんだなっていうのは、新たな気づきかもしれません。ただ、自動化は時間の短縮ができる分、もっと違うところに手を加えられるという良さがあるんですよね。

CGアーティストとしてステージを作る際の目標は?

「あのステージやバックスクリーン、カッコいいよね!」って言ってもらえたら嬉しいなって思っています。ライブイベントは、VTuberさんのCGモデルがいて成り立つものですから、背景ってどうしてもサブに回ってしまうことが多いんですよね。それは当たり前のことなんですけど、そのサブの背景ひとつをとってもライブの印象ってガラリと変わってしまうと思っているので。少しでも高いクオリティを目指してステージ作りができたらいいですね。

バルス初の産休・育休取得。出産で不安を抱える女性が働きやすい会社を目指して!

水口さん、バルスで初めて産休・育休を取得したと伺いました。

そうなんです! 転職されてきた方などで既にお子さんがいらっしゃる方はいるんですけど、社員で出産を控えて産休・育休を取得した方がこれまでいなかったので。私も周囲もどうしていいのかわからず、申請に何が必要なのかも当時は手探り状態でした(笑)。

でも、妊娠中は夜まで作業しなくてもいいようスケジュールを組んでいただけて、本当にチームの皆には感謝しています。

お子さんが産まれ、1年間の育休を明けての仕事復帰。職場に戻るのは大変でしたか?

育休明けはやっぱりドキドキしましたね。でもすんなりと仕事に戻れました。子供が熱を出すなど、突発的なことが起こってもチーム内でアラートを出せば皆さんが手伝ってくれるという環境がしっかりと出来上がっていて。今は在宅を選択して仕事してるんですけど、まだ子供が小さいので会議中に泣いちゃうこともあって。すると、メンバーが「いいよ、抱っこしてあげな」って声を掛けてくれるんです。なので、抱っこしながらミーティングに参加することもあります(笑)。

それと、私はフレックス制で勤務をしているのですが、例えば夕方の忙しい時間は一回退勤して、ご飯やらお風呂やら寝かしつけの後、仕事を再開できるのでありがたいなって思っています。子供が産まれてからより強く感じているんですけど、そういう働き方ができるって本当にすごいですよね。

逆に、お仕事をされていて大変だなって感じることはありますか?

イベントってやっぱり“ナマモノ”なので、突発的に起こる案件が多々あって。やるはずじゃなかったことを、やっぱりやろうってなったり、急ぎの対応が発生したり。イレギュラーなことに関しては状況を判断して受けるか否か、即座に決断しなきゃいけない対応力を求められるかもしれません。

そういった時は、やはりチーム一丸となって取り組む感じですか?

通常、CGチームのメンバーは1人1イベントを担当するといった割り振りなので、私も含め結構皆さん黙々と個人作業している感じです。でも、先ほどお話しした通り、誰かがピンチの時には誰かがヘルプに入って共同作業をするという感じなので。各々仕事をしているから、ピンチのアラートを出し辛いかって言ったら、そこはお互い様だっていう共通認識があるので、とても仕事しやすいチームだなって思っています。

でも私は誰かと話ししながら仕事するのも好きだから、子供が幼稚園に通い出したら出社して仕事しようかなって思っています(笑)。

ありがとうございました。

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