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What we do

JR金谷駅から徒歩5分程度の場所にある休憩施設
市指定文化財「旧東海道と石畳(金谷坂)」
静岡県島田市にて、エネルギー販売を行っております、株式会社増商と申します。 主事業としては、エネルギー販売(ガス・油)、水道工事・太陽光発電販売設置・保険と多岐にわたる事業を行っております。まちのインフラを支えている企業だからこそ、まちが衰退していけば弊社の事業も衰退していってしまうため、インフラ事業者である私たちがまちづくりを行っていく必要があるということで、この度島田市から「石畳茶屋」という施設の運営受託を受け、運営していくこととなりました。 石畳茶屋 縁-en-は「みんなの居場所」をコンセプトにした旧東海道金谷坂石畳の路傍にある休憩施設です。 地元に住んでいる子ども・学生からビジネスマン・主婦・お年寄りにとって毎日立ち寄りたくなるような場所を提供します。 店名の「縁」の由来となっている縁側は、内でも外でもない日本家屋独特の文化です。内でも外でもないからこそ、多くの接点があり、世代・年代・性別・趣味嗜好などの多くのカテゴリーを越境して新しい関係を築ける場所にしていきたいと思っています。 具体的に提供するサービスとしては、カフェ・民間図書館・学生の自習スペース・アウトドアサウナです。 運営を担っている株式会社 増商では、その他にも下記のような事業も行っています。 【運営施設&ブランド】 ・サウナブランド『TripTrain』 ・アウトドアサウナ施設『サウナ寸又峡 -TripTrain-』

Why we do

▍事業の目的 舞台となる金谷地域に賑わいと交流を取り戻していきたいと思っています。 具体的には下記の3つを目的としています。 ①立ち寄る場所がなく寂しい金谷駅前に、みんなの居場所をつくりたい ②孤独や不登校など、地域の社会問題に向き合いたい ③金谷宿の歴史をより多くの人に知ってもらいたい ①立ち寄る場所がなく寂しい金谷駅前に、みんなの居場所をつくりたい 石畳茶屋から徒歩5分程度の場所にあるJR金谷駅前は、現在は大変寂しくなっています。ただし、JRや大井川鐵道、新東名高速道路とアクセスが良く、JR金谷駅の1日の乗降客数は4,000人を超えているほど人の往来は多い場所でもあります。 そんな金谷駅の近くにみんなが気軽に立ち寄れる居場所をつくりたいと考えています。 ②孤独や不登校など、地域の社会問題に向き合いたい 年齢や性別を問わず、社会的孤独・孤立を感じている人は決して少なくありません。 孤独を感じる人や高齢者の皆さんがより幸せに暮らすには「人と繋がることができる場所を増やすこと」がより重要になってきます。そんな場所を石畳茶屋につくり、誰もがここにくれば繋がりを感じられるようにしたいと考えています。 ③金谷宿の歴史をより多くの人に知ってもらいたい 金谷宿の歴史は古く、室町時代から宿場として利用されていました。本格的に宿場として栄えるようになったのは、東に大井川、西に小夜の中山峠という難所をひかえて、江戸時代に東海道五十三次の二四番目の宿駅となってから。天保十四年の記録『東海道宿大概帳(だいがいちょう)』によると、金谷宿の全長は東西16町24間、宿内人口は4,271人、宿内家数は1,400軒で、東海道の宿場の中でも人口が多く、栄えている宿場でした。 当時、金谷に流れる大井川は江戸城の要害として架橋や渡船が認められておらず、川越人足(かわごしにんそく)に旅人を担いで渡らせていました。大井川は水深4尺5寸(170.55cm)になると川留め(川越が禁止されること)され、慶応4年には連続28日間もの川留めがありました。長期間の川留めでは、江戸に向かう旅客が足止めされて金谷宿は江戸のように賑わっていたそうです。 そんな金谷の賑わいを取り戻し、この地域の良さをより多くの人に知ってもらいたい。金谷に人を呼び込みたいと考えています。

How we do

わたしたちがみんなの居場所をつくる上で大切にしている価値観は3つです。 ▍①ゆとりのある接客  利用者の気持ちに寄り添い、自分自身に余裕を持ったゆとりのある接客を心がける ▍②新たな自分に導く  いろんな人の「好き」が集まる場所で、新しい自分を見つけるお手伝いをする ▍③選択肢をつくる  1つの選択肢では、多種多様な価値観を共存させることがでないため、複数の選択肢を提供し続けます。