2022年春。期待と不安を抱えながら新社会人として一歩踏み出したアイ・グリッドの新卒メンバー。もうすぐ次の新卒メンバーが入社する季節を迎えるにあたり、この一年を振り返ってもらいアイ・グリッドだとどんな成長ができるのかをご紹介するシリーズです。一回目はVPP Japanの営業部に配属された塚田さんにどんな一年だったか、いろいろお聞きしました!
・新卒研修後、配属され今はどんなお仕事をしていますか?
VPP Japanの協業先と一緒に需要家様へPPAのご提案を行っています。その中で、対象施設の確認、データの受領、提案書の作成、商談の同席等、様々な業務を行っています。どのようにお互いの強みを活かしてシナジーを生み出せるかを必死に考えています。
・どんな先輩と一緒にお仕事をしていますか?
当社は中途採用が多いため、様々なバックグラウンドを持つ方々と普段お仕事をしています。色んな人が色んな考えを持ち、色んな意見が飛び交いますが、日本の脱炭素化へ向けて本気で取り組む姿は皆同じです。そのため、共通意識を持ちながらも、異なるスタイルを持つ先輩方から多くのことを学んでいます。またアイ・グリッドは新卒採用を初めてから5~6年ですが、新卒だから遠慮する必要があったり、裁量権が弱かったりということはないです。新卒入社した先輩達も主体的に考え、アイデアも積極的に社内に伝えています。私もそのような先輩に負けずと日々奮闘しています。
・楽しいと感じることは?
案件ごとの進捗会議をしている時です。会議では1つ1つの案件に対して、どのような状態であるかの確認や、提案内容の見直しを行い、お客様の課題解決策を練っていきます。普段何気なく関わっている案件を、丁寧に管理・確認したりすることで軌跡が見え、どんな案件にも物語があることに気づきます。また次の提案内容によって、その物語はどんな方向にも進んでいきます。無論、山あり谷ありですが。自分や、課のメンバーが物語を作り、発電所を一つでも多く増やしていくことで、会社の歴史にも刻んでいる可能性もあると考えると、非常に楽しくやりがいを感じます。
・大変だなと感じることは?
正直、毎日大変だなと思っています(笑)新卒にとっては毎日が初めてのことばかりで、覚えたり、調べたりと新しい経験ばかりで大変だなと思います。でも、ネガティブな意味合いではなくて、寧ろポジティブに捉えています。なぜなら慣れてしまうと大変さは半減しますが、かえってつまらなくなるんじゃないかなと思うからです。つまらない事を沢山することは、それも大変だと思うので、新しいことが経験できているということは自分自身が成長できている証拠だと思って今は毎日先輩たちに必死について言っています。大変ですが、新しいことに挑戦できることに感謝して、日々取り組んでいます。
・入社したころを振り返って成長したなと思うエピソード
準備力が成長したと感じます。入社した頃は先輩方の商談同席だったため、自分ごとの商談と捉えずに、企業調査等も行っていませんでした。そんな延長戦で、自分がメインになった商談の時事前調査をせずに訪問してしまい、見事失敗した経験がありました。改めて準備の大切さを痛感しました。先輩方にも、普段どんな準備をしているかをお聞きして、その内容を実行するようになりました。企業調査を行うと、お客さんとのコミュニケーションが捗るだけでなく、当事者意識が芽生え、目的達成への行動ステップが大きく変化することに気づきました。準備がその後の意思決定と直結すると肝に銘じて、商談以外の場面でも意識するようになりました。
・後輩が入るにあたり、どんな先輩社員になりたいですか?
気軽に相談できる先輩になりたいです。
仕事中はもちろんのこと、仕事以外でも色々と悩みは出てくるのではと思います。そんな中、相談できる人が周囲にいるということは、大きな助けを与えられるはずです。私も当社に入社してから、様々な人に相談をしました。そこでの回答が正しいか、間違いかも重要ですが、それ以上に相談できる人がそばにいることが安心材料になると感じました。私も後輩から「心の支え」となれるような存在になりたいと思います。
・5年後どんな自分になっていたいですか?
日本では2030年カーボンハーフに向けて更なる試練が与えられ、各企業が全力でスピーディーに取り組んでいると思います。その中で私は地域の脱炭素とエネルギー循環を実現していきたいです。そのために先輩の考えや意図を汲み取りサポートしたり、後輩には的確な指示を出しながら、お手本となったりできるような社会人になりたいです。そして地域の脱炭素の協業パートナーへはVPP Japanの代表として、ノウハウや企業マインドの伝達を行い、事業を支え前進させます。私はベンチャー企業の良さであるスピード感や新しいことへの挑戦する環境を活かして、ここまで書いた想像を上回る実績を作り出していきたいです。