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月間5000万オファー。データドリブンで事業を加速させる、ミイダスのバックエンドエンジニアの働き方

写真: ミイダス バックエンドエンジニア 本田

ミイダスは2015年7月のリリース以来、11万社以上の企業が導入している転職求人サービスです。転職者の登録数も40万人を超えており、国内トップレベルの転職サービスとして認知されつつあります。

そんなミイダスのバックエンドエンジニアとして働く本田に、具体的な開発環境や働き方、仕事のやりがいなどについて話してもらいました。

ーーご経歴を教えてください。

新卒では技術についてより多くのことを学びたいと考えていたのでSES企業に就職し、顧客企業に駐在して様々なシステム開発に3年間従事しました。実際にエンタメから医療などの幅広い業界の開発に携わることができたので、非常に良い経験でした。

仕事自体に不満はなかったのですが、結婚を機に給与面でステップアップしたい気持ちがあって、2社目はスタートアップのIT企業に転職し、遠隔診療システムや勤怠管理アプリなどの開発に従事しました。その後、2019年3月に当時はパーソルキャリアだったミイダスに入社しました。

開発組織のフラットな関係性。誰が言ったか、よりも何を言ったか、が尊重される文化

ーーパーソルキャリアへの入社だったんですね。どうして入社を決めたのですか?

使っている言語がGoだったことと扱っているデータ量の膨大さに、エンジニアのキャリアとして非常に魅力的に感じたからです。

それに加えて、パーソルキャリアという大きな企業基盤の中で、ミイダスというまだ始まったばかりのサービスを育てていける環境も魅力でしたね。大企業の良い部分とベンチャー企業の良い部分をどちらも兼ね備えていると思ったんです。

立ち上げ期のベンチャー企業を経験していたので、ベンチャー企業ならではの裁量が大きく好きに働ける自由さと大企業にある安定感は両立が難しいものだと思っていました。

ミイダスは面接の時に、明確な上下関係がはっきりあるわけではなくて、フラットに開発者が同じ立ち位置で働けているというところにびっくりしました。大企業だと役職やポジションによる立場の差が強いイメージがあったので、エンジニアに関しても同じようなルールが適用されているのかなと思っていたんですが、まったく感じませんでした。

新規参画したばかりの方も古くからいる方も関係なく、サービスへの改善案や思ったことを発信していて、自分も入社すれば、時間をかけることなくすぐに提案してフィードバックがもらえそうだと感じました。

チームで転職ユーザーの応募率向上を目指す

ーー現在の業務内容について教えてください。

私は今、ユーザーチームに所属していて、転職ユーザーが大量のオファーから自分の希望条件に合ったオファーを探しやすくするための機能改善や新規機能の追加などを担当しています。

最近の具体的な例でいうと、キーワード検索機能をよりわかりやすく、ユーザーが使いやすいように改修しました。

もともと実装されていたキーワード検索があまり使われていないというデータがあって、よりユーザーの目に止まるところに置いたり、仕様を変更することで検索してもらいやすくしたところ、以前よりも利用率が上がりました。

他の業務としては、リファクタリングもやっていて、もともとHackで開発されていたものを Go に置き換える作業を行なっています。

ーーチーム体制は?

ユーザーチームは、企画やディレクションを主に担当しているディレクターが1名、バックエンドエンジニアが2名、フロントエンド2名の5名体制でやっています。

ーー働き方について教えてください。

時間は9時から19時の間で、8時間勤務しています。例えば9時に出社した日は18時に退勤して、10時の日は19時という感じですね。

出社についてはコロナウィルスの影響で3月〜5月はフルリモートだったのですが、6月現在は週1程度で出社しています。明確な決まりというよりは、各チームが状況に合わせて判断しているという状況です。今後のリモート頻度などは、検討している最中です。

あとは、キーボードやマウスなどの周辺機器を好きなものを上限内で選ぶことができて購入してもらえるのはエンジニアとしてとても助かっています。

写真:オフィスにある昇降デスクでの業務。

最先端の知見が集まる研究所からのフィードバックを元に開発

ーー機能改善や新機能の企画は、どのように始まるのですか?

2パターンあります。

ミイダスのデータ分析の結果を元にリーダーが改善案を練って、それを各チームで対応するパターンと、エンジニアが自分たちで触っていて気になったところをデータは度外視してユーザー目線で変更していくというパターンです。

元となるデータ分析に関しては、実はミイダスは他社では真似できない強みを持っています。

2020年の4月にHRサイエンス研究所という、転職・採用を科学するための研究組織を社内に設置していて、ニューラルネットワークのモデル研究で修士号を取得した研究者や、認知神経科学を専門とする博士号の学位をもった研究者などが複数在籍し、データ分析を行なっているんです。

ミイダス株式会社が転職・採用を科学する研究組織として、HRサイエンス研究所を創設
総合人材サービス、パーソルグループにおいてアセスメントリクルーティングプラットフォームの「ミイダス」を運営するミイダス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:後藤 喜悦)は、採用をはじめとした人材や組織を科学するための研究組織として、HRサイエンス研究所(所長:神長伸幸)を創設したことをお知らせします。 ...
https://miidas.co.jp/newsrelease/20200403.html

全員が納得して、開発を進める。仕様を決めるときも全員参加が当たり前

ーー働いていてミイダスならではと感じることはありますか?

ミイダスで働いていて感じるのは、「データは非常に貴重なもの」という意識が非常に強いということですね。

これはおそらく経営層の意向もあって、プロダクトだけでなく営業やマーケティングなどのビジネスサイドも含めて、データを蓄積して研究・改善していくという文化が根強く染み付いていると思います。

このデータ分析の強みが、サービスの独自の価値を作っていく。HRサイエンス研究所も2020年の4月に設置したばかりですから、これからさらにミイダスならではの価値を大きくしていくというスタート地点に立っていると感じています。

ーーミイダスでバックエンドエンジニアとして働く面白さは?

ミイダスでは企業から転職者に月間約5000万ものオファーを送っています。取り扱っているデータの量がとても大きいことは、やはりやりがいが大きいですね。

あとは、バックエンドエンジニアとして働きつつも、希望を出して自分の領域以外も触らせてもらえているところですね。とにかく役職への縛りや上下関係がなく、裁量権が大きい。

仕様を決めるときも、誰か1人が推し進めるというよりは、様々な役割の人みんなが参加して決めていこうという社風でもあるので、自分がよくわからないまま開発が始まることがありません。

企業によっては、背景があまり落とし込まれないまま開発が始まってしまうような組織もありますよね。ミイダスでは要件定義から、みんなが納得して理解した上で作業を進めることができるので、働いていてストレスを感じることがないですね。

ミイダスはまだまだ未完成なプロダクト。やっとできた基盤から、差別化を図るスタート地点

ーーすでに完成されたプロダクトというイメージもあるのですが、ミイダスは今どのようなフェーズなんでしょうか?

まだまだ改善する余地があると思っています。ここからはさらに蓄積したデータを活用した改善を行なって、他社との差別化を図るフェーズです。

これから入社する人には、やっとできた基盤からさらに良いサービスを作っていこうと思っていただきたいですね。自分自身は1→100にしていくところに、面白さみたいなものを見出しています。

人材業界だけでなく、ミイダスの外の知見を持ってらっしゃる方にきていただけると、より技術レベルが上がり、どんどん新しい良いものになっていくと思っています。

ーーどのような業界の方がフィットしそうですか?

人材業界の知識は必ずしも必要ではないので、どの業界出身の方も引っかかりなくスムーズにジョインしていただけると思います。実際にゲーム業界出身のエンジニアなんかも複数人いて、活躍しています。

ミイダスはユーザー登録数が多いので、アクセスが集中することも多々あり、ユーザーに対してストレスなくパフォーマンスを維持していくという部分ではゲームと似ている部分があるのかもしれません。

技術的にはGo言語を触ったことがある方はもちろん大歓迎ですが、これから習得したいという方にもおすすめです。

ーー最後に、ミイダスのバックエンドエンジニアとして働くことに興味を持っている方にメッセージを。

ミイダスでは今、データを元にさらなる差別化を図るため開発組織の拡大を推し進めています。実際に転職媒体のミイダスを触ってみていただければ、エンジニアとして携わるのが面白そうなサービスだと感じていただけるんじゃないでしょうか。

他社ではやっていない、市場価値診断やコンピテンシーなどのデータを掛け合わせて、新しいサービスの価値を作っていっている真っ最中です。

しかも開発環境がすごく良い。様々な業界から人が集まっていますし、職域を超えた色々な仕事に挑戦できます。まずはGo言語を使ってプロダクトを作ってみたいけど、敷居が高いと不安に思っている方がいれば、ぜひ一度話を聞きに来てもらいたいです。

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