インバウンド市場の回復を背景に、民泊M&A仲介という領域で成長を続ける株式会社Tabiji Partners。
今回は、半期に一度実施される「インセンティブ支給式」にフォーカスし、その裏側と組織の考え方について、代表の濱口優太郎氏に話を聞きました。
単なる報酬の場ではなく、「成果と向き合う場」として設計されたこの制度。そのリアルに迫ります。
「成果を振り返る場」としてのインセンティブ支給式
—— まず、このインセンティブ支給式の位置づけについて教えてください。
濱口:単に報酬を渡す場ではなく、半年間の自分の案件を振り返る場として設けています。
どの案件がどう成約したのか、なぜうまくいったのかを整理することで、次に繋げる機会にしています。
—— 評価の場でもあると。
濱口:そうですね。自分の成果がどうだったのかを、数字としてしっかり受け止める場でもあります。
「現金手渡し」と「全体公開」がつくる透明性
—— 支給方法についても特徴的ですよね。
濱口:はい。インセンティブは現金で、その場で手渡ししています。
—— あえて現金にしている理由は?
濱口:仲介手数料はお客様からいただいた対価なので、その重みを実感してほしいという意図があります。
データで見るよりも、実際に手にする方が実感は強いので。
—— 支給額は公開されるんですか?
濱口:全員の前で公開しています。透明性を担保することと、成果の基準を明確にするためです。
今回詳細な金額を公開することはできないんですけど、一番もらってる社員は300万円を超えていますね。
—— 公開することでどんな影響がありますか?
濱口:やっぱり刺激にはなりますね。
誰がどれくらい成果を出しているのかが明確になるので、「自分もそこにいきたい」という意識は自然と生まれます。
結果的に、健全な競争が生まれて、組織全体の成長スピードも上がっていると思います。
—— 個人として目標設定もしているんですか?
濱口:していますね。多くのメンバーが「半期でいくらインセンティブをもらうか」という目標を持っています。
—— 実際に達成している人も多い?
濱口:詳しくはわからないですけど、満足している人は少ないですね。
一番もらっている社員でも「もっと稼ぎたい」と考えているので、常に上を目指す空気があります。
「成果が形になる瞬間に生まれる、高揚感」
—— 式の雰囲気はどんなものですか?
濱口:しっかり盛り上がりはありますね。ただ、いわゆるバカ騒ぎみたいな感じではないです。
—— どういう盛り上がりなんですか?
濱口:やっぱり、自分がやってきた案件が数字として返ってくる瞬間なので。その場で「この案件、大変だったな」とか「この交渉、うまくいったな」とか、成約までの過程を思い出しているメンバーが多い印象です。
—— ただ嬉しいだけではないと。
濱口:そうですね。売主様・買主様からの信頼を積み重ねた結果が、インセンティブとして可視化されているので。
その実感があるからこそ、自然と嬉しさも出ますし、場としても盛り上がる。
—— 組織としても良い状態ですね。
濱口:はい。単に金額で盛り上がるのではなくて、「ちゃんと価値提供できた結果だよね」という共通認識がある。その前提の上での盛り上がりなので、すごく健全だと思っています。
「差が見える」からこそ成長できる
—— 支給額に差が出ることについてはどう考えていますか?
濱口:そこは正しく差が出るべきだと思っています。
入社時期や担当案件によって違いはありますが、成果に応じた結果として出ているものなので。
—— 公開することで影響はありますか?
濱口:かなりありますね。トップとの差が明確になるので、自分に何が足りないのかを具体的に考えられる。
同じ環境で働いているので、すぐに聞ける距離感も含めて、成長には繋がりやすいと思います。
成果を出す人に共通する「3つの基本」
—— 活躍している人の共通点はありますか?
濱口:大きく3つあって、「円滑な情報伝達」「即レス」「専門性」です。
—— シンプルですね。
濱口:どれも特別なスキルではなく、誰でも意識できることです。
ただ、この3つができていないと、M&A仲介では信頼が積み上がらないと考えています。
—— 特に重要なのはどれですか?
濱口:情報伝達ですね。売り手と買い手の間に立つので、認識のズレがあるとそれだけで破談になってしまいます。
単に伝えるのではなく、背景を理解して整理して伝えることが重要です。
「成果=顧客への価値提供」であるという実感
—— この制度を通じて、社員に感じてほしいことは何ですか?
濱口:自分の成果が、顧客への価値提供と直結しているということですね。
インセンティブは、その結果としていただいているものです。
「誠実に積み上げる」組織であり続けるために
—— 最後に、組織として大切にしていることを教えてください。
濱口:派手さよりも、誠実さですね。
一つひとつの案件にしっかり向き合って、結果を積み上げていくことを重視しています。
—— Tabiji Partnersに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
濱口:成果がそのまま評価される環境ではありますが、それは顧客に価値提供した結果です。
そういった本質的な部分に向き合える人には、すごくフィットする環境だと思います。
採用情報
現在、Tabiji Partnersでは事業拡大に伴いコンサルタントを積極採用中です。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ一度お話しできればと思います。