「民泊って最近よく聞くけど、実際どういうビジネス?」
「M&Aとどう関係あるの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、今回は民泊M&A仲介の最前線で事業を行うTabiji Partners代表の菊地氏に話を聞きました。
この記事では、民泊の基礎からビジネスモデル、そして仕事内容までをわかりやすく解説します。
まずは自己紹介から
──本日はよろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をお願いします。
菊地:株式会社Tabiji Partnersの代表をしています。主に民泊M&A仲介事業を中心に、会社全体の経営を見ています。
──普段はどんな業務をされているんですか?
菊地:日々の業務としては、仲介案件の対応に加えて、資金調達や採用にも多くの時間を使っています。あとは宿泊施設の立ち上げや契約周りの整備なども行っています。
そもそも民泊とは?
──まずは基本から教えてください。
菊地:民泊は簡単に言うと、「家や部屋を旅行者に貸すビジネス」です。
法律的には主に2つあり、住宅宿泊事業と旅館業法のどちらかで運営されています。住宅宿泊事業の場合は、年間180日まで営業可能といったルールがあります。
ホテルとの違いは?
菊地:一番の違いは、生活できるかどうかです。
民泊はキッチンやリビングがあるため、「泊まる」ではなく「暮らす」に近い体験ができます。
そのため、家族旅行や大人数での宿泊に選ばれることが多いです。のビジネスモデル
──どのように収益が出るのでしょうか?
菊地:仕組みはシンプルで、家賃よりも高く貸すことで利益が出ます。
例えば、家賃が10万円で売上が30万円の場合、差額の20万円が粗利になります。
ここから清掃費や消耗品費が引かれます。
実際の利益は、月5万円〜20万円程度が一般的です。
民泊は副業か事業か
菊地:どちらのケースもありますが、最近は企業の新規事業としての参入も増えています。
なぜ今、民泊M&A仲介が伸びているのか
菊地:一番大きいのは、インバウンド市場の回復ですね。訪日外国人の数がかなり戻ってきていて、それに対してホテルの供給が追いついていない状況があります。
── 確かに、ホテル不足はよく聞きます。
菊地:そうなんです。その中で民泊が宿泊の受け皿として機能していて、需要自体がかなり伸びています。
── なるほど、需要の受け皿になっているんですね。
菊地:加えて、ここ数年で法律の整備も進んできて、以前よりも事業として成立しやすい市場になってきています。
── 市場としても整ってきたと。
菊地:そうですね。きちんと収益が出るマーケットになってきたことで、自分で立ち上げるだけでなく、既存事業を買うという選択肢が増えていて、M&Aのニーズが一気に伸びています。
何を引き継ぐのか
引き継ぐのは主に以下の4つです。
・物件を借りる権利
・集客アカウント(Booking.comやSNS)
・運営ノウハウ
・許可や名義
つまり、すぐに運営できる状態を丸ごと引き継ぐイメージです。
具体的な仕事の流れ
菊地:実際の流れは以下の通りです。
- 売主様と面談・価格設定
- 買主様を探す
- 面談・内見の調整
- 事業の調査
- 条件交渉
- 契約・引き継ぎ
期間は、平均3〜4ヶ月程度です。
なぜ買う人がいるのか
菊地:理由はシンプルで、ゼロから始めるより早いからです。
物件探しや許可取得、集客といった初期工程を省略できるため、すぐに収益化できる点が大きなメリットです。
他のM&Aとの違い
菊地:特徴は、シンプルで回転が早いことです。
一般的なM&A仲介は年間1〜2件ですが、民泊M&A仲介は年間15〜25件ほど担当します。
その分、多くの経験を積むことができます。
印象的だった案件
菊地:最初に成約した地方の案件です。
毎週現地に足を運び、何度も対面で調整を重ねて成立しました。
この経験で、人の意思決定に関わる仕事の重みを実感しました。
この仕事の面白さ
菊地:一番の魅力は、人生の意思決定に関われることです。
事業を手放す人と、新しく挑戦する人。
その両方に関われる点が、この仕事の大きなやりがいです。
未経験でもできるのか
菊地:問題ありません。
この業界はまだ新しく、経験者が少ないため、未経験でも挑戦できます。
重要なのは、素直に学び続ける姿勢です。
まとめ
民泊M&A仲介は、人・お金・ビジネスをつなぐ仕事です。
市場は拡大しており、案件数も多く、短期間で多くの経験を積める環境があります。
未経験からでも挑戦できるため、成長したい人にとって魅力的な領域です。
そして現在、Tabiji Partnersではこの成長市場を一緒に切り拓く仲間を募集しています。
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