オンテックスでは「実力主義」によって社員を公正に評価し、成果報酬システムを採用しています。その一環として、支店ごとに導入されている「支店キャンペーン制度」があります。
今回インタビューをしたのは、北新宿支店で支店長を務める平さん。個人だけでなく、支店のメンバーがチーム一丸となって目標達成を目指し、組織強化を実現している様子について詳しく聞きました。
北新宿支店 支店長 / 平 真幸
2016年に株式会社オンテックスに入社。新宿第一支店 支店長代理を務めた後に、2023年9月に異動。北新宿支店 支店長に就任。
自由な裁量で報酬内容を決める「支店キャンペーン制度」
ーーオンテックスでは支店ごとにユニークなキャンペーンを行っていますが、今回はどのような取り組みをされたのですか?
オンテックスは年功序列ではなく、個人の実力を評価する制度を積極的に導入しています。ただ、そうなった時に、あまりにも個人主義の会社になり、チームプレイが軽んじられてしまうのでは?という懸念からチーム一丸となって頑張れる制度が設計されています。それが今回ご紹介する「支店キャンペーン制度」というものです。
簡単にご紹介しますと、支店ごとに目標となる数字が課せられ、その目標を支店チームで達成すれば金賞・銀賞・銅賞といったように段階分けされた賞金をいただけます。その賞金を支店チームで貯めて使える制度となっております。
ーー賞金はどのように使用するのでしょうか?
この賞金の使い方に特徴があり、なんとどんな使い方をしてもOKなんです。そのまま金銭報酬としてチームメンバーで山分けするも良し、旅行やBBQ、遊びに使うも良し。貯めた賞金をどう使うか?を支店メンバー全員で決めるところにこそ醍醐味があります。
私が以前いた新宿第一支店は、16名のメンバーが所属しており「みんなで目標を達成したい!」と意気込んでいました。そこで最終的にはグアム旅行に行くことを目標に頑張りました。
目標を達成し、メンバー全員でグアム旅行へ!
ーー何をするかは自由な裁量で決められるのですね。では、どのような経緯で「グアムに行こう!」と決めたのでしょうか?
私が当時在籍していた新宿第一支店では、まず話し合いがありました。本部長がメンバーを集めて「どうしようか?」と相談が始まり、グアムに行くのはどうだろうという提案が出てきたのだと思います。
2泊3日で参加し、旅行にかかる費用はもちろん支店キャンペーン制度で得た賞金でまかなうのはもちろんですが、社員だけでなく社員の家族分までまかない、一緒に参加することもあります!
家族からも応援されるので、より一層やる気が出ますね!
ーーグアムではどのようにして過ごしたのですか?
海でウミガメと一緒に泳いだり、バーベキューをしたり。のんびり過ごしている人もいれば、買い物を楽しんでいる人もいました。それまで仕事に集中して頑張ってきた分、羽を伸ばしてリフレッシュできたのではないかと思います。
実際の写真の一部です!
個人戦からチーム戦へ。目標に対する向き合い方が変わり、チーム全体の意識が高まった
ーー他にも過去にキャンペーンを実施した例はあったのでしょうか?
以前は北海道旅行やシンガポール旅行などを実施した支店があったそうです。「現金山分けキャンペーン」と名付けて、全員で公平に現金還元をしている支店もあります。金額は支店に所属しているメンバー数によって異なりますが、毎月還元しても良いですし、半年おきに貯めた金額を還元する支店もありますね。このように「何にどう使っていくか」は、本当に各支店によって任されています。
私個人としては、今回キャンペーンで「旅行」に参加したのは初めてでした。しかも全国にある支店の中で「営業利益No.1」を達成することができたため、インセンティブの金額も大きかったはずです。支店全体の収益の高さが評価されるとともに、チームメンバー全員での頑張りも評価されているように感じて、嬉しかったですね。
ーーチームメンバーの皆さんの反応はいかがですか?
メンバーにとって、支店キャンペーン制度はモチベーションを高めてくれる取り組みだと思います。みんな素直に「頑張ろう!」と思っているのではないでしょうか。個人の戦いではなく、チーム全体で達成を目指し、報酬を得るというやりがいが実感できていると思います。
私も「営業利益トップが達成できた」という瞬間よりも、実際にみんなでグアムへ行った時の方が楽しかったです。戻ってきてからも、引き続きチームの雰囲気は良かったですし、オフィス全体も活気づいていました。その後も自然に「今月の達成まで、あと残りXX円です!」と声がかかるようになり、目標達成への意識も高まったと感じています。
もはや支店キャンペーン制度は“オンテックス名物”とも言える制度になっており、これがないと仕事が始まらないという気もしますね。チームの一体感も持てるようになっています。
今は新しい支店へ移り、私自身が支店長のポジションに昇格しました。これからも支店キャンペーン制度をうまく活用し、強い組織を作りながら、個人のスキルアップにもつなげていきたいと思っています。