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【調査】街で#ジェンダー平等を探せ!

こんにちは。一般社団法人パートナーシップ協会です。

今回は当協会のミーティングで行った

「#ジェンダー平等を探せ」というゲームについてご紹介させてください。


世の中は常に変化をし、一歩ずつではありますが、ジェンダー平等・多様性に向かって前進をしています。

今回は協会のメンバーに街で…ネットで…日常生活の中でジェンダー平等になっているものを探してきてもらいました。

(※ここではジェンダー平等とは、男性、女性、LGBTQ、すべての性の人が平等になることを指し、ジェンダーの多様の意味を含めています。)

また、一方で残念だけどまだまだジェンダー平等・多様ではないな、とそれぞれが気になるものもあったのでご紹介します。


皆様は、ジェンダー平等へと変化してきたものを街でいくつ見つけることができますか?


#発見!ジェンダー平等・多様性

(1)大学の男子トイレに生理用品

大学では男性への性教育のため生理用ナプキンが置いてあるとのことでした。

また、トランスジェンダーの方もナプキンを利用できるのでジェンダー平等・多様性の面からとても良い事例です。

企業でもすぐに取り入れることができそうな取り組みです。


(2)ALL FOR GENDER すべての性の人が利用できる個室のトイレ

ALL FOR GENDERはNYですでに普及しているすべての性の人が利用できるトイレ。中は個室のみが並んでいます。

これならLGBTQの方も多目的トイレを使わなくてよくなる、人の目を気にしなくて良くなりますね!

ちなみにこちらは恵比寿のガーデンプレイスで見つけたとのこと。あなたの街にもあるかもしれません…探してみては!?

(3)求人広告

今までは主婦のみの記載が多かった求人広告。「主婦・主夫」という平等な表現がよく見かけられるようになりました。平等、発見!!!



(4)イラスト

フリー画像で「会社員」や「仕事」と検索をすると、

男性=ブルー、女性=ピンク などの色のジェンダーバイアスや

女性の建設業や警察官、男性が育児などの性別役割分業に囚われない画像が多く、急速にイラストに変化が起きています。

ジェンダー問題の炎上防止やジェンダーバイアスの改善に期待できそうな一方で、急速な変化に追いつかないといけないのは誰しもにとって大変なことです。



(5)ドラマ

日テレのドラマ「悪女(わる)」より

「なぜ女性だけ女性管理職っていうの・・・?」というジェンダー表現の不平等を指摘したドラマ。

ジェンダーバイアスに気づかなかった人より気づくことが当たり前な時代に変わってきているのがわかります。

※参照 https://youtube.com/shorts/-QvGzu3hwGw?feature=share

一方、#まだまだジェンダー不平等かも…

(1)スーツ

#Ku Tooやジェンダーレスの水着が登場するなど、ファッションにおいてのジェンダーレス化はかなり進んできています。一方でスーツはまだまだかもしれません。

マネキンはいつもヒールを履いていますが、たまにはヒールなしの靴もありではないでしょうか…!?



(2)サービス

食後のデザートは女性と子供だけ…!?デザート好きは性の問題ではないですよ~。ちなみに私はデザートより、肉やお酒派。そもそも「女性」とは・・・


(3)恋愛の場

男性、女性という区別された出会いの場にモヤモヤ。すべての性の人への出会いの場があっても良いのでは。排他されたと思う人がいないように、表現にも工夫をすると良いかもしれません。

(4)メディア表現

ジェンダーバイアスを創造又は助長してしまいそうなタイトル。え、女性リーダーって嫌われるんですか・・・!?格好いいと思っていました。(Forbes-より)



裸婦像の撤去のニュースに関して・・・(ABEMA Prime-アベプラ-より)


「不快さだけを理由にやめるのは本当に良くない」「昆虫が嫌な人が撤去してほしいと言ったら撤去するのか…」

そもそも文脈として、不快さだけを求めていない。個人的な趣味嗜好の声を聴くか、社会的な視点で差別に該当するかの声のであって、論点がズレた二つの事象を並べている。

協会メンバーからは、メディアの表現として「そもそも人が嫌がることをしないっていう基本的な倫理の話」「表現の自由と人権問題を混同している」「ジェンダーの歴史や知識を学べば見方が変わるのでは」という声も挙がっていました。


ジェンダーへの理解力が個人により大きく開いてきています

ジェンダーなんて興味ない…知らなくていい・・・なんて言っていても、ジェンダーへの知識がある人とない人では、情報を見る目が大きく異なり差が歴然としてきていると言えるでしょう。

過去の常識にすがってジェンダーの知識をアップデートしていかないと、気が付けばジェンダーリテラシーが追い付いておらず恥ずかしい想いをすることも…!?


まとめ

今回の協会メンバーの調査では、日常のあちこちにジェンダー平等、多様性への変化が見つかりました。

創作者はもちろん、情報を得る側もジェンダーへのリテラシーを高めていく必要がありそうですね。

皆さんも是非、街でジェンダー平等、多様性を探してみてください!

関連記事:【ジェンダー平等】SDGs貢献度ランキング、最低記録を更新した日本が取り組むべき10のこと

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