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社員インタビュー#7 光学研究から、光学レンズの世界へ
現在の仕事内容について教えてください!
技術開発係に所属しています。X線という、光の中でも非常に波長が短いものに使うためのレンズをつくっています。私はレンズの設計に関わっていて、自分たちからお客様に提案したり、お客様の要望に対して適切な材料を選択したりするのが仕事です。
なぜ夏目光学に入社を決めたのでしょうか。
高校のときから光学に興味を持っていたからです。物理学のニュートンリングを学んで興味を持ちました。大学入学後はX線ミラーを研究していて、大学院まで研究を続けていて(笑)今やっていることとほとんど同じですね。
大学院の研究室のときに夏目光学とは繋がりができて、就職活動を進める中で「行かせてください!」という想いで入社を決めました。
学生時代からかなり専門的に取り組まれていたんですね!入社前後でギャップはありましたか?
それは非常に強く感じました(笑) 実際に会社に入ってみると、お客様の要望に応える難しさが、大学の研究室よりはるかに大変でした。
大学院時代とは求められる精度が全く異なり、学生時代は理解しきれていなかった部分が具現化されていて、仕事を通じて日々勉強させてもらっています。一つ一つ細かい部分を検証していくという、ある種 泥臭い部分もあります。 まだまだ道半ばですね(笑)
学生の時のイメージとはまた大きく変わるんですね。お客様の要望に応えていくことは難しいですか?
そうですね、X線ミラーに求められている精度は非常に高いですし、丸や平面ではない、複雑な形をしているものもあるため本当に難しいです。ただ、難しいからこそおもしろい…!
設計したり、デザインをつくったりして、その結果お客様がうまく使えたと言っているのを聞くと、大変やりがいを感じます。
仕事の流れで、特におもしろいと感じる部分を教えてください。
仮設検証の部分ですね。レンズの性能は全てコンピュータで予測することができます。でも現実では必ずしも予測通りの性能のレンズができあがるとは限りません。その予測の最適解にどれだけ近づけるか、というところがおもしろいし、予測と現実が一致したときは非常に達成感を感じます。
予測をもとに実際にカタチにするということも、上手くいかなかったらどこが違っていたのかを探すところもおもしろいですね。
間違い探しの超難しい版みたいな感じですか?(笑)
とてもいい例えです(笑) 求められる精度・形状にどれだけ近づけるかというところは、間違い探しみたいなものですね。
これから夏目光学でやっていきたいことはありますか?
ミラーの計測のレベルをもっとあげていきたいと思っています。もっと簡単に測れるようにしなきゃいけない。試行錯誤のし甲斐があるところです。髪の毛一本よりもはるかに小さい凹凸が大問題になるので、そこをどれだけを追及できるか、究めていきたいです。
会社の魅力を含めて一言。どんな人が夏目光学に向いていますか?
いろんなところに飛びつくことが大事だと思います。あとは今までの学びの中で、「これってそのために学んだんだな」と気づけることです。私の場合はミュートリングなどがそうです。「このために勉強してたのか」と気づけたり、「これまでがあるからそれを活かして考えることができる」と思える人は、夏目光学で楽しみながら働けるんじゃないかなと思います。自分たちが請け負った以上、それを世の中に生むんだという強い意志で飛び込んでいく会社です。