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コミュニティと共に推進するAI開発プロジェクト

ビジネスにおけるAI導入が急速に進展する一方で、AI分野のプロフェッショナルの人材不足が深刻化しています。

政府は「AI戦略2019」の戦略目標を掲げ、具体的な取り組みとして教育改革とともに、産業強化の構想を立案しました。この構想に基づき、AI人材不足の解消と人材育成によるAI実装を目的として、経済産業省が推進する政策が「AI Quest」です。

「競争と共創」、「コミュニティを築こう」

AI Questのフィロソフィー は「競争と共創」、「コミュニティを築こう」と謳われており
チーム戦ではなく、個人戦ですが、コミュニティを築き仲間を増やしてお互いスキルアップを目指そうということになります。

このAI人材開発プログラムは、講師もおらず講義動画もありません。
課題が出されて、基本的に自分で調べながらコツコツ進め期日までに提出します。

課題の壁はコミュニティで解決を

課題に取り組む中で、次のステップに進めない壁を何度か経験します。
課題開始直後は課題にある専門用語が理解できず、
本題のAIの解法なども何から手をつければいいかわからない状況になることもあります。

そのような場合は、コミュニティの中で理解度の高い参加者が解決手法につながる情報発信をしてくれていないかなどを探しながら課題に取り組みます。
コミュニケーションツールは、Slack、Zoom、Remo、Wiki、などを利用します。

Slackでは、多種多様なコミュニティが立ち上がり(AI初心者専用、プレゼンスキルアップ用、もくもく会など)、コミュニティに参加することで、有益な情報を得ることができました。

海外在住でありながら、いろいろなバックグラウンドの方達の生の情報が毎日発信され、
新しい情報との出会いの連続はとても刺激的でした。

プロジェクト評価

ひとつのプロジェクトが終了すると、各コース毎の上位5%の受講生は優秀者として表彰されます。

その他、コミュニティ活性化に貢献した受講生も表彰されます。

まとめ

オンライン講習は、居住地の物理的な制限がなくなり多種多様な人が集まりました。
以下のような方が、この課題解決型人材育成プログラムに向いていると感じました。

  • AIに興味をもっている方
  • これからAIを学んでみたい方
  • 勉強はしているけどモチベーションが続かなくなっている方
  • 教えるスキルを伸ばしたい方
  • 中小企業の経営者で、AIでなにができるか学びたい方
  • 交流を広げたい方
  • プレゼンのスキルを伸ばしたい方

今回選択した二つのプロジェクトでどちらも優秀賞を頂くことができましたのは、ひとえにコミュニティの存在メンバーのおかげだと感じています。

今後も、AI Quest 2020ので出会ったメンバーと情報交換を継続しながら高め合い、
よりコミュニティが広がることを期待しています。

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