「心配すんな。全部うまくいく。」
漫画『キングダム』に登場する桓騎のこの一言に、シビれた人は多いかもしれません。不思議なのは、あの言葉が“根拠のない強がり”には聞こえないこと。むしろ「この人が言うなら大丈夫かも」と思えてしまう。
その理由は、言葉の強さではなく、そこに至るまでの準備にあります。
自信の正体は、楽観ではなく「考え抜いた跡」
桓騎は、絶望的な状況でも平然としています。それは楽観主義だからではありません。
敵がどう動くか、どんな最悪の状況が起こりうるか…。何が起きても対応できるように、事前に考え尽くしているのです。
だからこそ、実行の段階では迷わず「心配すんな」と言えます。この姿勢は、経営の世界でも通じる考え方です。
京セラ創業者と共通する考え方
京セラ創業者・稲盛和夫氏は、仕事の進め方について、こんな言葉を残しています。
「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。」
ここで言う「楽観的に構想する」とは、「できると信じ込む」ことではありません。最初に描くのは、「こうありたい」「この状況をどう変えたいか」という野心的なビジョン。
その理想を起点に、次の段階で徹底的に現実と向き合い、一度ここで楽観を手放します。「うまくいかなかったら何が起きるか」を洗い出すこと。失敗する可能性、想定外のトラブル、足りていない準備など最悪のケースまで考え抜くのです。
そして最後は、決めたら迷わず、堂々と突き進みます。『キングダム』の桓騎が放った「心配すんな」という言葉は、この姿勢を象徴しています。
考えきれていない不安が、一番のブレーキになる
桓騎が常人離れしているのは、実行前の段階で最悪のケースを誰よりも深く考え抜いている点です。「何が起きたら詰むのか」「どこで計画が崩れる可能性があるのか」その一つひとつを想定し、対策を打ち切ったうえで、戦場に立つのです。
それは仕事でも同じ。「心配すんな」という言葉は、何も考えていない人の楽観ではありません。考え尽くした人だけが出せる覚悟の表れなのだと考えています。
プロジェクトや新しい挑戦に向き合うときに、不安を感じるのは自然なことです。でも、不安なまま動くと、判断が遅れたり、周囲に不安が伝染したり…。本来の力が出せないこともあるでしょう。
大切なのは不安を消すことではなく、不安を事前に分解して潰しておくこと。「何が不安なのか」や「最悪どうなるのか」、「最悪の事態が起こったときにどうするか」など、ここまで考えた上でなら、自信を持って動けるようになるはずです。
覚悟は、準備のあとに生まれる
不安があるまま挑戦するのは、正直怖いものです。でも、準備を重ねていくと「やってみよう」と思える瞬間が少しずつ増えていきます。
スポンサーズブーストのインターンでは、いきなり結果を求めることはありません。どう考え、どう動けばいいかを一緒に整理しながら、実際の仕事に少しずつ関わっていきます。
分からないことやうまくいかなかったことをそのままにせず、一緒に振り返る。だから、初めての挑戦でも大丈夫です。「成長したい気持ちはあるけれど、不安もある」そんな人にこそ、ぜひ来てほしいと思っています。
少しでも気になった方は、「話を聞きたい」からで構いません。私たちスポンサーズブーストは、前に進みたい学生の挑戦を歓迎します。