原：今日はよろしくお願いします。
では早速ですが、岩下さんのこれまでについて簡単に教えてください。

岩下：「人前で話す仕事をやってみたい！」という思いがあり、本業の傍ら副業で結婚式の司会をしていました。
そのうち、ナレーターが展示会で話す場面を見る機会があったのですが、ただ台本を読んでいるだけで来場者があまり話を聞いていないと感じたんです。自分だったらオーディエンスを巻き込んだパフォーマンスができそう！そんな仕事がしたい！と思うようになりました。

原：その仕事を始めて、予想通り上手くいきましたか？

岩下：最初は来場者に素通りされてしまい散々でした。しかし試行錯誤を重ねた結果、次第に振り向いてくれる方が増えて、最終的には商談までの流れを作ることができたのでお客様にも喜んで頂くことができました。その後、セミナー会社から講師の依頼をいただき初めて講師として登壇することになったんです。

原：少しBrewの仕事とつながってきたね。登壇後の評価としてはどうだったの？

岩下：正直、良いとは言えなかったです。今でこそBrewの「展示会講座」などに講師として登壇していますが、当時を振り返るとお客様のニーズや本質を全く捉えていなかったと思います。展示会講座は、入社してから原さんにお手伝い頂きながら作っていくなかで、コンテンツ開発のプロセスや講師として大事なことなどを学ばせていただきました。

原：懐かしいね！「Brewに入ろう」と思った、決め手は何だったのかな？

岩下：原さんから「展示会の講師、研修を販売する営業、2つをやってみない？二刀流ができるようになったら面白くない！？」という壮大な未来の話に惹かれました。講師も営業もほぼ未経験だったので不安でしたが、「俺が責任持って育てるから！」と言ってくださったので、快くお返事しました。

原：仕事が大変そうという心配はありました？

岩下：それは当然ありました。「人」に関する仕事なので、細やかな視点が必要になるだろうと。
また、入社して最初の頃はメールの書き方が全然ダメだったと思います。お客様に何度も不足事項を尋ねられたり、論理的にまとめてお伝えできていなかったなと…。
しかし、1年経った頃に文章の専門講師の方から「岩下さんの文章は完結明快で分かりやすい」とお褒めの言葉を頂きました。まだ当時は文章に自信はありませんでしたが成長を感じる出来事でした。

原：ではお客様に喜んで頂いたエピソードはありますか？

岩下：新入社員研修の現場でアシスタント講師などの仕事をさせて頂くこともあるのですが、研修が終わって数週間後に現場の方から「良い研修・指導をしてくださってありがとうございます。今年の新人は礼儀がしっかりしてますよ！」といったお言葉を頂き、とても嬉しかったです。受講生の方からも「職場に出ると、指摘頂いた理由がよくわかりました！ありがとうございました！」と声をかけて頂けて、嬉しかったですね。

原：そういった声は嬉しいよね！これこそ僕らの仕事だよね。そういった講師としてのスキル、育成法はどうやって身につけていきましたか？

岩下：原さんから講師のあり方や考え方、必要なスキルなどを沢山教えて頂きました。また、Brewには沢山の講師がいるので、あらゆる先生の登壇をオブザーブして、受講生が「学びたい・成長したい」と感じるために、何が大切なのかを学べた事も大きかったです。

原：その他に仕事で喜んで頂いたエピソードはありますか？

岩下：「自社に合った研修を提供頂いた！」という喜びの声を頂けたことだと思います。お客様の課題解決につながる研修を提供できることがBrewの仕事の面白い部分だと感じています。また、研修を通じて受講された方の成長を見届けられるのも、仕事の魅力だと思います。

原：では、今後Brewにどうなって欲しいですか？

岩下：「学習&成長欲がじわじわ浸透・連鎖して、会社と社員が大成長を遂げる」そんな言葉が似合う会社にますますなってほしいと思います。

原：それは嬉しい言葉だね。そのために何をしたいですか？

岩下：「成長したいけど何かきっかけが掴めない」「学んでいるけど何か空回りしている」そのような方や企業に対して背中を押せる存在になりたいです。「大丈夫。必ず成長できます！」と、安心感と未来を与えられる自分になれるように成長していきたいと思います！

原：本日は、インタビューへのご協力、ありがとうございました！

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