前職で働いていた頃、ずっと不思議だったことがあります。
それは、会社の悪口を言う人が多かったことです。
「辞めたい。」
「この会社もう嫌。」
そんな話を毎日のように聞いていました。
もちろん、仕事をしていれば嫌なこともあります。
私も愚痴を言いたくなる日はありました。
でも、一つだけ違和感があったんです。
「そんなに嫌なら、なんで辞めないんだろう。」
生活やお金、いろんな事情があることもわかります。
だから「辞めればいい」と言いたいわけではありません。
ただ私は、毎日同じ愚痴を言いながら、何も変えないことの方が怖いと思いました。
気づいたら5年後も10年後も同じことを言っている。
そんな未来だけは、自分で選びたくありませんでした。
その時に決めたことがあります。
自分の人生くらいは、自分で決めよう。
私は昔から、会話では空気を読んで周りを優先するタイプでした。
でも、人生まで周りに流されたくはありませんでした。
働く場所も、挑戦することも、自分で選びたい。
そう思って転職するとき、一番大事にしたのは給料でも仕事内容でもなく、
「誰と働くか」でした。
今の環境に入って、一番驚いたことがあります。
人の話をしていても、悪口より「この人のここがすごいよね。」という会話の方が多かったこと。
失敗した人を責めるより、「次はどうしたらもっと良くなるかな?」と考える人が多かったこと。
同じ「働く」という毎日なのに、一緒にいる人が違うだけで、こんなに前向きになれるんだと初めて知りました。
そこで気づいたんです。
人間関係は、仕事の一部じゃなくて、挑戦できるかどうかを決める土台なんだ。
人間関係に悩んでいたら、新しいことに挑戦する余裕なんて生まれないと思います。
でも、「この人たちとなら頑張ってみたい。」
そう思える環境なら、踏み出す勇気を持てる。
私は、その環境に背中を押してもらいました。
だから今度は、私がつくる側になりたい。
人間関係に悩む時間を、挑戦する時間に変えられる場所。
誰かの良さを認められて、自分の良さも認められる場所。
「ここなら挑戦しても大丈夫。」
そう思える場所を、一人でも多くの人と一緒につくっていくこと
それが、今の私の目標です。