今回の記事は、CHO 北村さんへのインタビューを掲載します。
会社づくりの方針や施策、2023年下期の取り組みについて伺いました。
執行役員 CHO (Chief Happiness Officer)北村 公一 Kitamura Koichi
韓国系総合商社にて人事キャリアをスタート。米系IT企業や人事ベンチャーでの人事全般の実務や人事コンサルタントを経て、2005年 NHN Japanへ入社。人事責任者として人事基盤整備の後、ハンゲーム運営部門の福岡・中国大連センターの責任者を歴任。2016年よりココネ初代人事部長として「カルチャーハンドブック」の執筆をはじめ、働きがい以上の生きがいを感じられるような人事体系化およびウェルネス領域(食・運動・睡眠を通じたコンディショニング)に取り組む。2023年よりcocone vのCHOに就任し、会社とメンバーのパーパスをベースとして、理性的な人事に感性的な人事を融合させた『社員の幸せ(ikigai)が深まる会社づくり』をリードする。
広報)一般的に「CHRO(Chief Human Resource Officer(最高人事責任者))」は耳にするのですが、cocone vでの役職のHは「Happiness」なんですね。
北村)この役職名が決まったのは、崔さんの思いが始まりだったと思います。
2021年末に家族で鳥栖市の自宅に戻ることを決めて、ココネ(東京)も卒業かなぁ。と思っていたところ、千会長からせっかく九州に帰るならcocone vにジョインするのはどうかという提案をもらいました。
そして、崔さん(CEO)から「北村さんの役割は決まっています。”Chief Happiness Officer”です。」と言われたのを覚えていますね。Googleなどの企業で存在する役職なのは知っていましたが、少し驚いた反面、ココネ入社当時の2016年にも「Employee Happiness」を掲げていたことを思い出してご縁を感じました。
崔さんはビジネスの面での強さ、そして私は会社の優しさやあたたかさを担うという意味を込めて、CHOという役職名になりました。
広報)「強い会社、あたたかい会社」のそれぞれの側面を担うという感じですね。
さっそくですが本題の、プロフィールにもある「生きがい」という言葉について詳しく教えてください。
北村)働くことは1日のうちの多くの割合を占める活動です。ココネグループ全体に共通している考え方ですが、「働くこと」と「暮らすこと」を分けて考えるのではなく、「働くこと」も「暮らすこと」の一部であると考えています。
つまりワーク・ライフ・バランスというよりは、ワーク・イン・ライフの考え方です。
仕事も人生の一部としてとらえ、仕事を通じて「生きがい」が深まっていくような会社づくりを行っています。
広報)好きなこと・得意なこと・世界が求めるもの・お金になることが重なり合った仕事ができる状態を目指すということですね。
北村)今年2月にはcocone vでもアンケートを取りました。かなり多くの方が生きがいを感じながら仕事ができているようです。
好きなこと・得意なことを仕事にしたくて入社している人が多いことが理由だと思います。
5月から開始し、今後毎月行っていく「パルスサーベイ」では、組織とメンバーのコンディションを定点観測していきます。
毎月の結果で一喜一憂するというよりは、組織や個人が上昇・安定・下降のどの傾向にあるのか変化を管理していくためのものです。
いつも調子のいい人が急にスコアが低くなったらケアしたり、状態が悪化してしまう前に対応できるように活用していきます。
「パルスサーベイ」の回答率は約9割と、多くの方が回答してくれました。
仕事の充実度や成長の実感度は高い水準にあった一方で、健康の充実度や、称賛の実感度を高めていくことが今後の課題だと思っています。
広報)9割が回答!cocone vの皆さんの主体性もすごいですし、思った以上に生きがいを持って働けているメンバーも多かったのが嬉しいですね!
他にも、上期の施策とその背景を教えてください。
北村)人事・総務部門各チームの施策の中からハイライトをまとめたものがこちらです。
広報)上期だけでたくさんの施策が…!人事関連だと、評価制度の見直しが記憶に新しいですね。
北村)制度の中でも特に評価制度は放っておくと硬直化して制度のための評価になってしまうので、会社の状況や社内外の環境の変化によって毎回チューニングしていくものだと思っています。
やってみて、課題を見つけて、改善改良していく。制度や施策の見直しにはサーベイからのメンバーの声が反映されていたりします。
広報)今期はアンケートが多く、人事・総務部門とメンバーとのコミュニケーションが増えたような気がしますね。会社づくりに意見を気軽に言えるようになった気がします。
北村)そうですね。あと、人事関連でしたら多様な働き方でワーク・イン・ライフの質を向上させるための新ワークスタイルも導入しました。組織や、個人の状況に応じて柔軟に働けるような制度です。
下期も継続して個人のライフスタイルに最適な働き方が選べるよう、制度や施策を整えていきます。
後半は、組織づくりなど具体的な施策のお話が続きます!
cocone v の仕事に興味を持ってくださった方は、是非求人情報をご覧ください。