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【キャリア座談会 Part 1 】モニタリングセンターで副部長、課長として大活躍中のお二人に、イーピーエスの魅力やキャリアプランについて、お話しいただきました

本記事と次回の2回に分けて配信いたしますので、ぜひ、最後までご覧ください!

(今回はインタビュアーとして採用広報タスクフォースより仲島が参加いたしました)

副部長 飯沼 貴之:東京出身、大学院卒業後、某CROを経て2012年11月にイーピーエスへ中途入社。最近の休日は旅行系YouTube(しげ旅がおススメ)ばかり見て過ごしています。
課長  江川 祐紀:東京出身、大学時代は鳥取で6年間を過ごし、卒業後2012年4月新卒入社。最近は杉並区にFMラジオを作ることを目標にボランティアで活動中。

※役職は2024年5月インタビュー時点での情報です。

ーー イーピーエスに入社した理由や決め手を教えてください。

江川:私は新卒で入社しているのですが、一番印象に残っていることは、会社説明会で話をしてくださった先輩社員がとても楽しそうだったことです。成功事例だけではなく、失敗の乗り越え方やなりたいCRA像などリアルな話もあり、こんな先輩と仕事をしたいと思ったことがイーピーエスに入社しようと決めた瞬間でした。

飯沼:前職はどちらかと言えば中小規模CROのCRAでした。そのため、受託案件もイーピーエスのように豊富にあるわけではなく、辞める直前は派遣CRAとして製薬メーカーで業務をしていました。その後転職活動を開始し、複数社から内定をいただきました。その中で会社の規模はもちろんですが、オンコロジー領域の開発に携わりたいという思いから、「がんといえばイーピーエス」と言われるほどオンコロジー案件が豊富にあるイーピーエスへの入社を決めました。

ーー イーピーエスに入社してよかったことを教えてください。

江川:入社したいと思った時の印象そのままの会社でした。私の入社年度は同期入社が60名以上、同じ部署にも5名くらい配属されていました。一人ひとりが “イーピーエスマインド” や “イーピーエスの一員として貢献できる人材になるためには“ ということを丁寧に指導していただいたと感じています。そして「やってごらん」と背中を押してくれるのもイーピーエスの魅力です。これは多くの試験が稼働しているからこそできる体制だと感じています。

始めは失敗もありましたが、先輩方にもサポートしていただいて、問題なく試験を進められました。イーピーエスにはチームで協力し合って助け合える環境があります。いま思うと、新卒の時も、私のアイデアをよく聞き入れ、よく施設を任せてくださったな、と思いますが、入社してから今でもチャレンジさせていただける環境があるというのは、イーピーエスに入社してよかったと感じる点です。

飯沼:入社を決めた理由の通り、イーピーエスではオンコロジー案件が豊富にあることです。また、入社してから約12年になりますが、オンコロジー領域一本に携わり、さまざまなRole(CRA、L-CRA:リーダーの補佐、SM:スタディマネジャー)で多くの経験と知識を得られました。優秀な方も多く、尊敬できる上司や信頼できる同僚に出会えたというのもイーピーエスに入社して良かったと感じる点です。

ーー これまでのキャリアの流れと年月を教えてください。

江川:私は2012年4月に入社して、新卒研修が終わって早々に1つ目の試験にアサインされました。4年目くらいまでCRAとして複数試験に携わり、その後は新規のクライアントのGlobal Studyに携わり、6~7年目にL-CRAとして現場を引っ張る立場を経験してSMになりました。その後2023年10月から課長をしています。また、複数部署の兼務や、CRO協会のワーキンググループ活動もさせていただいています。兼務は、「こういうことをしたい!」「チャレンジしたい!」という声をしっかり拾っていただいて実現しています。

仲島:他の部署に「自らチャレンジしたい」と声上げをしたことが、実現することは素晴らしいと思いました。その想いはどなたに伝えているのでしょうか。

江川:まずはSM、課長や部長に相談していますが、一度だけ伝えるというより日々の業務の中で、この経験をこんなことに生かしたい、こんな活動ができるならその経験を現場に持って帰ってもっとパワーアップしたい、と日々声に出すようにしていました。それが今、いろいろな業務で声をかけていただけるベースになっていると思います。チャレンジしたいという声を拾ってくださる、かつそれを実現できる機会がイーピーエスだけでなく、EPSグループ全体を通してたくさんあることは、イーピーエスに入社してよかったと強く思うポイントです。

飯沼:私は2012年11月に入社して、CRAを約2年、L-CRAを約4年、SMを約2年経験し、2020年10月から課長になりました。2023年10月からは臨床開発事業本部の副部長と課長を兼務しつつ、LM(ラインマネジャー)としてOncologyの試験を担当しています。また、現在はオンコロジー開発推進室とイーピーエスの親会社であるEPNextSも兼務しています。

ーー 管理職のポジションを目指そうと思った理由を教えてください。

江川:正直ずっと現場にいたいと思っていました。なんとなく管理職になると試験から離れてしまうように思っていましたが、当時の課長から向いているとのエールを受けてチャレンジしました。また、実際には試験から離れてしまうことはありませんでした。今もSMをしていますし、LMという形でチームのマネジメントにも携わっています。立場が変わると見える景色・見るべきポイントが変わり、よりイーピーエスで試験を成功させるために何をすべきか、という視点が身についたと思っています。

飯沼:私も個人的にモニタリングが好きなので、どちらかと言えば現場にいることを望んでいました。また自分に管理職が務まるのかという不安も大きく、躊躇していたというのが実際のところです。ただ、当時の上司の方から、飯沼さんならやれる!と口説いていただき、私もその上司を尊敬していたので、そこまで言っていただけるなら挑戦してみようと思えました。その方は私のことをちゃんと見てくださったうえで、適性を見極めてくれたのだと思いますので、私自身もそのような上司になりたいと思っています。

ーー 入社した時の目標やキャリアイメージはどの程度達成できたか教えてください。

江川:入社した当時に「こんなことやりたい!」と考えていたことはほぼかなったので80%程だと思います。ただ、自分が出している成果に対する満足度が100%になることはないので、今もどんどん新しい野望が生まれてきている感じですね。

飯沼:私は、オンコロジー領域のスペシャリストになりたいと思っており、入社後もオンコロジー試験を多く経験させていただき、Oncology Academy(約1年のがんおよび抗がん剤開発の総論や各がん種の診断・治療等の基礎知識を習得できるような研修)にも第1期生として参加しました。これまで乳癌の試験に多く携わっているので、乳癌領域であればスペシャリストになってきたのではないかと思っています。キャリアイメージとしては、入社当時は自分が管理職になるとは考えていませんでしたが、SMまではイメージしていたので、入社後6年で当初目標は達成できたと言えます。

ーー 現在のキャリアを目指そうと思ってから達成するまでにどの程度かかったか教えてください。また、達成のための努力や工夫なども教えてください。

江川:当時の課長から推薦をいただいた時、とても葛藤がありました。現場にいたい思いと、課長になる自信がなく、非常に渋っていました。その課長から、課長になってもモニタリングから離れるわけではないし、これまでの経験を次世代に伝える重要性や、新しい視点での気づきもあるとアドバイスをいただいたうえ、江川さんならできると言ってくださったのが最後の一押しとなり、課長になりました。SMの時は担当するプロジェクトだけを見ていましたが、課長職ともなるとプロジェクト全体を見渡す必要があり、SMの育成も目標になるので、視野がさらに広がったと感じています。入社時の目標の80%を達成した時点で、トレーナーやSM、課長職など、新たに見える視界が広がってきたように、経験年数に比例して、もっとできるようになりたいと思うことが増えています。目標の80%を常にクリアしながら、新しい目標を達成できるように意識しながら業務を推進しています。

飯沼:現在のキャリアを目指していたという訳ではないので、どれくらいかかったのか明確には分かりません。ただ、達成するための努力として常に心掛けていることは、視座を高く持つ(一つ上の立場で物事を見る)ことと日々勉強をすることです。視座を高めることは、生産性の向上や周囲からの信頼を得ることにつながるので、この点は特に意識しています。そして勉強についても、通勤電車の中などで必ず業界関連のニュースや、最新治療の記事や論文を読むようにしており、社内外の研修にもできるだけ参加するようにしています。

仲島:日々知識を深めていくことが重要であること、よく分かりました。ご自身の中で、ある程度の手ごたえを感じられたタイミングはありましたでしょうか?

飯沼:乳癌試験を2本担当しました。2本目の時に1施設で100例以上の被験者さんのカルテ閲覧をした経験により、臨床現場における乳癌の治療体系の理解が深まったと思っています。乳癌治療は複雑ですが、被験者さんのカルテを見て治療が分かるようになった時、自分の中でターニングポイントになったと感じています。

ーー 飯沼さんは前職もCRAと伺っておりますが、前職と比較し、イーピーエスでのキャリア形成は早くできると感じますか。また、ご自身や部員などを参考に、短い期間でキャリアアップできることが分かるエピソードがあれば教えてください。

飯沼:CRA職として一般的なキャリア形成というと「CRA→L-CRA→SM→管理職」になるかと思いますが、イーピーエスでは特に実力のあるメンバーや、やってみたいと自ら手上げしてくれるメンバーは早期からSMに登用する仕組みになっていると感じています。「~~をやってみたい」と言ってくれれば、実現に向けて何をして行けば良いか一緒に考えることもできます。ただし、いきなりSMに登用するのではなく、SM導入研修を受講してテストに合格した人だけがSMを実施できるSOPになっています。CRAとSMでは視座が異なり、最初は戸惑うことも多いため、事前にSMに必要な知識を身につける研修制度があるのは特徴です。また、各プロジェクトにはLMが配置されていますので、SMの業務で困るような場合はLMと協働してチームマネジメントを進めていけますので、安心してチャレンジできる体制になっています。                   私自身、キャリアアップしたのが早かったかと言われればそうではないので、自身の経験ではないですが、以前インタビューを受けられた山道さんは新卒入社6年目でSMを任せられており、その典型だと思います。(こちらのストーリーも参照ください)

後編では、お二人に「現在の業務」 についてお伺いします。ぜひ後編もご確認ください。

皆さまのご応募、心よりお待ちしております!!                         イーピーエス株式会社を詳しく知りたい方はこちらもCheck☟

イーピーエス株式会社
CRO(医薬品・医療機器開発業務受託機関) イーピーエス株式会社の公式ホームページです。
https://www.eps.co.jp/ja/



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