SEVENRICH GROUP(以下、セブンリッチ)では現在、企業のAI活用を支援する「AI研修事業」が立ち上がっています。生成AIの基礎から実務の自動化まで、企業の課題に合わせたプログラムを一気通貫で提供する外部向けのBtoB事業です。
この新規事業の最前線に立ち、事業を牽引しているのが、2026年1月に入社した鈴木海人(すずき かいと)です。
新卒で総合系コンサルティングファームに入社し、さまざまな業界の戦略策定を経験。その後、独立系ファームで暗号資産に関わるプロジェクトを牽引してきました。
コンサルタントとして事業の戦略を描いてきた鈴木は、なぜ自ら事業をつくる側にキャリアチェンジしたのか。今回は、鈴木のキャリアを辿りながら、セブンリッチで自ら事業をつくり、動かす面白さについて紐解きます。
思考体力を養ったコンサルタント時代
── 鈴木さんは、新卒で総合系のコンサルティングファームに入社したのですよね。学生時代はどのような軸で就職活動をしていたのでしょうか。
鈴木:学生時代は、明確にやりたいことが決まっていませんでした。だからこそ、ファーストキャリアでは特定の業界に絞らず、将来の選択肢を最大化できる環境を選ぼう、と思ったのです。
その根底にあったのが、大学時代に熱中していた英語ディベートサークルでの経験です。即興でお題を出され、わずか15分の準備時間で論理的な立論や反論を組み立てるという競技なのですが、「正解のない抽象的なお題に対して、自分なりのロジックで解を導き出すプロセス」に大きな面白さを感じていました。
この「複雑な問題を構造化して解く」という親和性の高さ、そして若いうちから幅広い業界のビジネスに深く触れられるという環境が合致し、コンサルタントを目指すようになりました。
── 実際にコンサルタントとして働いてみて、どのような経験が得られましたか。
鈴木: 1社目の総合系ファームでは、IT化支援からM&A、業務効率化まで、セクターを固定せずに多様なプロジェクトに挑戦しました。若手のうちから企業の経営層が悩むハイレベルな課題に向き合い、ビジネスの基礎体力を徹底的に鍛えられたことは大きな財産ですね。
その後、「より難度の高い最先端の領域に挑戦してみたい」と考え、独立系のコンサルティングファームへ転職しました。そこでは、日本初となる外貨建て暗号資産の導入・運用プロジェクトに従事し、国内外の金融機関や金融庁などの機関の間で、法律の解釈や契約の制約をクリアしていく利害調整を主導しました。複雑な問題を構造化し、解決の糸口を見つけていく日々は、非常に充実したものでした。
── コンサルタントとして着実にキャリアを歩んでいた中で、どうしてキャリアチェンジを考えたのでしょうか?
鈴木: コンサルタントとしての知見を活かして、次の挑戦をしたいという気持ちが芽生えるようになったからです。
コンサルタントの役割は、クライアントが直面している複雑な経営課題に対して、最適な解決プランや成長への戦略を提示することです。この「課題を紐解き、ロジカルに解を導き出すプロセス」には、コンサルタントならではの大きな面白さややりがいがあります。
一方で、提示されたプランを実行に移し、実際にリスクを背負いながら事業の成果を追っていくのは事業会社側です。さまざまな業界で戦略を策定する経験を積むうちに、今度は客観的な視点から解決策を提案するだけでなく、「事業を自分の手で動かして成長させてみたい」と考えるようになりました。
── そこから、どのような経緯でセブンリッチへの入社を決めたのですか。
鈴木: きっかけは、セブンリッチで実際に事業を立ち上げている友人から話を聞いたことでした。サウナやスープカレーなど、メンバーの「やりたい」という熱量を起点に、事業を形にする挑戦ができるカルチャーがあると知り、次第に興味を持つようになりました。
その後、友人を通じてセブンリッチ副代表の福島さんにお会いしたのですが、福島さんの「本質を見抜く力」に圧倒されました。どんなに複雑に絡み合った課題でも、「ここをこう改善すればいい」と、一瞬でシンプルかつ明確な答えに変わっていくんです。
「やりたいことが形になっていくカルチャーの中で、福島さんと一緒に働きたい」という気持ちが強くなり、入社を決めました。
1からすべてのプロセスを組み立てる「AI研修事業」
── そこから入社して約3ヶ月ほどが経ちました。現在はどのようなプロジェクトを動かしているのでしょうか。
鈴木: 主に福島さんから依頼のある新規案件の具体化や推進を担っています。その中で、今私がメインで任されているのが、法人向けの「AI研修プログラム」の立ち上げ・運用です。
具体的には、ChatGPTやClaudeといった生成AIの基礎的なプロンプト(指示文)作成方法から、Google Workspaceと連携させた実務の自動化、さらには「Dify(ディファイ)」というツールを用いたノーコードでの社内専用AIアプリ開発まで、クライアントの課題に合わせたカリキュラムをカスタマイズして提供しています。
コンサルタント時代は大規模なプロジェクトの一部を担う役割が中心でしたが、今は事業の全プロセスが活動領域です。カリキュラムの設計、集客のための戦略立案、パートナーである地方銀行などへのアライアンス営業、受講後のカスタマーサクセスまで、すべてを自分の手で組み立てています。
ビジネスの全体像を俯瞰しながら、現場のビジネスパーソンがどこでつまずいているか一緒に探り、直接価値を届ける。毎日が新鮮で、大きなやりがいを感じています。
── 実際にセブンリッチで「事業づくり」に挑戦してみて、コンサルタント時代の経験は活きていますか?
鈴木: 「構造化スキル」や「リスク管理の知見」など、経験が活きる場面は多いですね。
現状の課題を「構造化」して整理し、AI研修のカリキュラムや日々の業務オペレーションを1から仕組み化する。また、企業間でのアライアンス営業や、法務・契約周りの確認を進める場面でも、「どこにどんなリスクが潜んでいるか」を先回りして察知し、トラブルを未然に防ぐというコンサルタント時代に培った知見が、そのまま活きています。
セブンリッチは、これまで自分が積み上げてきた武器をフルに活用して、すぐに打席に立てる場所だと実感しています。
── 新規事業立ち上げは大変な部分もあると思いますが、どのように乗り越えていますか?
鈴木: 自分で「こうすれば事業が伸びるのではないか」と仮説を立てて、自分でマイルストーンを引き、自分で実行していく。先ほども触れたように、プロジェクトのすべてを自分の手で組み立てる必要があるところは、大変ですね。
ただ、それを支えてくれる心強い仲間と環境があります。
セブンリッチは会計事務所を母体としながら、約40の事業を展開しているだけあって、マーケティング、デザイン、システム開発、人事など、各領域の専門家が集まっています。
私が研修事業の立ち上げに悩んでいたときも、グループ内で過去に研修事業を成功させた経験を持つメンバーが、そのナレッジやオペレーションの組み方を惜しみなくシェアしてくれました。
困ったことをいつでも相談できる専門家がいて、部署の垣根を越えてフレンドリーに助け合う文化がある。だからこそ、未経験の領域でも恐れずに打席に立ち、スピード感を持って事業を推進することができています
自らの経験を還元し、「好きな領域」で新たな事業をつくりたい
── 今後、セブンリッチで挑戦したいことを教えてください。
鈴木: まずは、今任されているAI研修事業をグロースさせて、市場に確固たる価値を証明すること。そして、グループ全体のアセットや知見と掛け合わせることで、社内外のAIリテラシー向上に貢献し、しっかりと結果を残したいです。
その先で、コンサルタント時代から培ってきたノウハウを結集させ、自分の大好きな「カルチャー・音楽」の領域で新規事業を立ち上げたいと考えています。アーティストやクリエイターが持続的に輝けるような支援の仕組みをビジネスとして成立させる。そんな個人の熱量から始まる挑戦も、セブンリッチというプラットフォームなら実現できると思っています。
── 最後に、これからのキャリア選択に迷っている学生に向けてメッセージをお願いします。
鈴木:「将来、自分の手で事業を立ち上げてみたい」と考えている学生の中には、そのためのファーストキャリアとして、コンサルティングファームを目指す方も多いのではないでしょうか。
たしかに、コンサルタントとして身につく課題解決のスキルや、さまざまな業界を俯瞰する経験は、間違いなく将来の大きな武器になります。私自身も、そこで培った知見が今の事業づくりに大いに活きていると実感しています。
ただ、もし皆さんが「将来」ではなく「今すぐ」事業が立ち上がっていくプロセスに関わってみたいと考えているなら、若手のうちから事業の最前線に立てるセブンリッチも、ぜひキャリアの選択肢に加えてもらえると嬉しいです。
自ら主体となって計画を立て、仲間と試行錯誤しながら一つの事業を大きくしていく経験は、何にも代えがたい財産になります。「自らアクションを起こしてアイデアを形にしてみたい」という熱いマインドを持った方は、ぜひセブンリッチに来てください。一緒に事業をつくりましょう!
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