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見たことの無い体験をつくるフロントエンドエンジニア・デザイナーを、創業者大関真之が募集

量子コンピューティング技術の「量子アニーリング」を活用して、ニューノーマル時代の新しい生活様式の創造に向けて挑戦を続けているシグマアイ。大学の研究者、ITエンジニア、ビジネスのエキスパートが集うチームが、コンセプト開発・体験設計に特化したフロントエンドエンジニアの募集をスタートしました。

その背景やフロントエンドエンジニアのミッションについて、シグマアイの代表でもあり、東北大学、東京工業大学の教授でもある大関に語ってもらいました。


大関 真之

シグマアイ代表取締役

東北大学大学院 情報科学研究科 情報基礎科学専攻・教授

東京工業大学 科学技術創成研究院・教授


世の中を覆すコンセプトをつくることからお願いしたい

任せたいのは、シグマアイの新規プロダクトですが、世の中を覆すコンセプトをゼロからつくることからお願いしたいのです。たとえば、今まで面倒だったものが一瞬で片付く、計算が瞬時に終わって結果が良い感じにまとまる、つまらない作業が楽しくなる。ドメインは限定しません。そのようなものをつくってくれるフロントエンドエンジニア・デザイナーを求めています。

シグマアイは大学発のベンチャーで、特に量子アニーリングの領域では国内でもトップクラスの研究者が在籍しています。私や彼らとディスカッションしながら、「プロダクトゼロ」をつくっていただくのがミッションです。あくまで「0→1」だけをお願いしたいので、「1→10」のフェーズは他の人にお願いしてもいいと思っています。

ゼロから世の中を覆すプロダクトをつくるには、いくらテクノロジーが秀でていても難しくて、UXやUIの設計が非常に大切になります。1クリックで全てが片づく、とか、目線移動が無しで操作できるとか、見たことの無いユーザー体験にもチャレンジしていきたい。思い切って振り切ったものをつくって、失敗を積み重ねていく中で、正解が見つけられればいいと考えています。テクノロジーも最先端なら、見せ方も最先端であるべきです。むしろ、体験のデザインを徹底して磨いた後に、その実現のために必要な技術をチョイスしてもいい。フロントエンドエンジニアやデザイナーがプロジェクトを牽引するのも大歓迎です。

ニューノーマル時代の新しい暮らしを実装して欲しい

では、どの辺りから発想すればいいのか。私たちは決して、「ビジネスにおける成功」を起点に物事を考えません。「世の中がどうなったら面白いか」「ニューノーマル時代の人の幸せは何か」そして、「我々として心底何がやりたいのか」といったことが判断の基準になります。今は、技術の転換期と、新型コロナウイルスの感染拡大による生活様式の転換期が、同時に起こっている状況です。人々のマインドセットは明らかに変わっている。その時代を担う世代として、ビジネスにおける成功をゴールにするのはもったいない。世の中を大転換させる仕事をしないで何をするのでしょう。この転換期だからこそ、自分たちが住みよいように環境を変えることができるし、もっと働きやすい、もっと子育てしやすい、もっと人生を楽しめる世の中にできる。そう信じています。

そのためには、人間のほんのちょっとの気付きや気持ちに向き合うのが、大切だと思っています。大上段から機能を押し付けるようなプロダクトではなく、人の気持ちを察してサポートするものが、この時代には合っている。たとえば、今進めているものは、スマホを使えない高齢者にデジタルの世界に触れてもらうためのシステムや、コールセンターのオペレーターのストレスを軽減するプロダクトなどです。いずれも人の気持ちが起点になっています。使う人がどう思うのかを大切にした方が長く愛されるし、結局はビジネスとしても成功する。そのスタートにおけるコンセプト立案、UXとUIの設計と実装をお願いしたいのです。

大学の研究者など、個性的な人間が集まるチームで、フラットに議論ができる

高齢者やコールセンター向けのサービス以外にも、多くの構想が社内にはあります。数々のアイデアが生まれる理由は、フラットな議論や日々の雑談を何よりも大切にしているから。会議での発言権は全員が持っていて、常に議論の最前線に立てる。インターン生が商品名を考えたこともありました。会議以外での雑談も大切にしていて、全国各地のメンバーがリモートでつながってガヤガヤやっています。ふとした会話の中から、「あっ!」とアイデアが思いつくとこも多いですね。

私は大学の研究者と兼業していますが、何らかの得意技やこだわりを持っている個性的なメンバーばかりが揃っているので、議論は面白いですよ。一人ひとりが熱狂的なこだわりを持ちながらも、相手をリスペクトできる寛容さを持っているので、会話がどんどん積み上がっていく。一方で「人間が好き」という点では共通していますし、「これをやる!」というときはまとまる。シグマアイは自由に発想をしながら、チームでフラットにイノベーションに取り組める環境だと思います。

世の中を探究しながら、「壮大な社会実験」を行って欲しい

シグマアイというチームは、世の中や社会を探究しながら、何か壮大な実験しているのだと思います。一人ひとりが人の気持ちを研究している。また、メンバーの力や資産を集めて社会を探究している。それらをベースにプロダクトをつくって世に放ち、受けるか受けないかを検証する。いわば「大きな社会実験」を行っている感覚で、売上や利益はその後でいい。つまらないものをつくって売り上げが立たない場合は、営業やビジネスサイドが何とか売れるようにするのではなく、プロダクトを変えていく。それくらいコンセプト重視、プロダクト重視のスタンスでやっています。

「実験」ですので、仮説検証を通じて学ぶことが何よりも大切で、そこには世の中の変化が隠されていることが多い。その変化に機敏に対応することが、プロダクトの成否に直結します。今の時代はトレンドも変わるし、テクノロジーも急速に進化し続けている。だから、我々もアップデートを重ねなければなりません。

一方で、変化を通じて自分が何者なのかも気付くことができますし、変わらない「個性」のようなものをここでは発見できる。みんなでプロダクトをつくるなかで、自分自身の成長も加速できる。そのような環境を求めている人に、ぜひジョインしてもらいたいですね。

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