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データが語る建設現場の未来、IoTとAIで紡ぐ物語

MODEは、AI-driven IoTソリューション「BizStack」を通じて、建設・製造・物流現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。シリコンバレー発のスタートアップである私たちは、日々新しい挑戦に満ちたフィールドで、次世代の社会を支える力になりたいと願っています。

今回は、シニア事業開発マネージャーとしてMODEに入社した道間 健太郎さんにインタビューを行いました。前職での経験や、MODEを選んだ理由、建設業界への「BizStack」導入に情熱を注ぐ彼の仕事の魅力について語っていただきます。

入社のきっかけは、飲み会?

― MODEに転職したきっかけを教えてください。

僕は神奈川県平塚で生まれ育ち、大学では当時最新技術だったドローンの自立飛行を研究していました。新卒で日立グループに入社し、エンジニアとして前工程向け半導体製造装置の開発業務に従事しました。製造業ということでIoTに近い分野には触れていましたが、本格的にIoTに携わったのは、前職の東京大学発スタートアップ企業で事業開発シニアマネージャーを担当したときですね。

前職では東大発の無線技術を扱っていて、その技術的な経験がMODEでも役立ちそうだと思い、転職を決めました。実は転職前の共同イベントでMODEの人たちと飲み会に行ったんですが、気づいたら雇用契約書にサインしてた…というのは冗談ですけど(笑)、それくらい最初から雰囲気が良くて打ち解けました。

MODEの取引先は大企業が多いと聞いて、そこが面白そうだなと思ったのと、IoTのプラットフォームを提供していることで、通信技術やセンサー・デバイスなど、幅広い商材を扱えるのが魅力的でした。

前職での経験でIoTやセンサーの知識があるので、パートナーとの技術的な話もスムーズにできたり、アライアンスの連携方法を描いたりする場面で、これまでの経験がとても役立っています。

Japan IT Weekでプレゼンテーションをする道間

オフラインのネットワーキングで、MODEの魅力と賛同者の多さを認識

― MODEに入社して感じたギャップはありますか?

エンタープライズ企業と一緒に事業開発ができるのは、最初から期待していたことなので、パナソニックさんや西松建設さんと一緒に仕事ができているのは、まさにその通りでした。

ただ、テック企業ってあまり飲み会をしないイメージがあったんですよね。特にMODEはシリコンバレー発なので、そんな文化はないと思ってたんですけど、実際には「飲みニケーション」が根付いていて、泥臭い感じもあります(笑)。でも、それが逆に重要だなと感じてます。お客様との関係構築って、フルリモートだけだと伝えづらいニュアンスもあるし、僕たちは現場で実際に物に触れる仕事なので、オフラインの場も必要なんですよね。

入社してすぐ、センサーパートナー企業向けのイベントを開催したんですが、いきなり100人規模のパートナーさんが集まってくれたんです。天気も悪かったのに、これだけの人が集まるのは、MODEに魅力を感じてくれているからだと思います。定期的にオフラインイベントを開催して、ちゃんと人が集まるのはすごいことだなと感じています。

MODEって、プラットフォーマーとしての位置づけを活かして業界を盛り上げるビジョンを持っていて、それに賛同してくれる人たちが多いんですよね。VP of BusinessのSatoshiさんがシリコンバレーで培ったオープンイノベーションの文化を、日本にも持ち込んでいるのかなと思いますし、そこも魅力的だなと思います。

それと、CEOのGakuさんがエンジニアで、試作やデモを「作ったよ」とポンと出してくるのも、MODEらしいなと感じます。

― Kentaroさんから見たMODEのカルチャーの特色って何だと思いますか?

MODEのカルチャーで良いなと思うのは、すごくオープンなところです。直属の上長はもちろん、Gakuさんたちのようなボードメンバーにも意見を言いやすい雰囲気があって、これがとても働きやすいですね。

今までいた会社だと、意見を言うときに様子を見たり、タイミングを考えたりすることも多かったんですが、MODEではそういう必要がないんです。例えば、定例会議を減らそうという話があったとき、最年少のメンバーの意見が採用されたことがありました。意見がちゃんと尊重されるから、発言のハードルが低いんですよね。

「ChatGPTやってみよう」とか「名刺管理アプリを使おう」といったアイデアが誰かから出て、気づいたら進んでた、なんてこともよくあります。このスピード感とオープンさが、MODEの良さだと思いますね。

建設業界のトップラインに関われるやりがいのある仕事

― MODEでの働き方について教えてください。

普段は週に2〜3日くらいリモートワークをしています。それ以外はお客様やパートナーさんを訪問したり、月に1回くらいセミナーに登壇することもあります。出張も月1〜2回くらいあって、北海道や仙台、大阪など、結構遠くまで行きますね。建設とIoTを組み合わせると、やっぱり新しい道路や線路、ダムを作る現場になるので、何もない場所に行くことが多いです。

― MODEの事業開発のお仕事について教えていただけますか?

MODEの事業開発は、Satoshiさんたちとよく「2年後3年後に拡大するビジネスを構築する仕事」だと話しています。事業の企画から、営業が売れるスキームの仕組み化までを作り上げていく部署ですね。

僕自身の仕事にフォーカスすると、大きく2つあります。1つ目は、BizStack Assistantのプロジェクトマネージャーとして、ローンチ前から売れる形を作るために、お客様や社内のエンジニアと方向性を決めて進めていくことです。2つ目は、建設業界にフォーカスして、BizStackやBizStack Assistantの事業開発を担当することです。

事業開発の一環として、協力会社やパートナーさんとのアライアンス活動も大きな仕事です。最近は、エバンジェリスト的な活動としてセミナーに登壇したり、外部メディアに記事を書くことも増えています。

― 入社後、印象に残っている仕事はありますか?

入社してすぐに、BizStack Assistantのローンチまでをプロジェクトリーダーとして任されたのが、特に印象に残っています。自分の仕事を会社の人たちに知ってもらいやすい機会でもあり、とてもありがたかったですね。

タスクフォースは、プロダクトマネージャーやソフトウェアエンジニア2名に加え、CEOのGakuさんとSatoshiさんがサポートしてくれる構成でした。経営に直結するプロジェクトだったので、いろいろとスムーズに進められました。

価格設定やデプロイ方法、出荷の仕組みを決めたり、お客様からのフィードバックを取り入れて製品を使いやすく改善したりと、常にサイクルを回しながら進めていきました。毎週タスクフォースでエンジニアと調整し、ボードメンバーにアップデートを共有する機会は本当に貴重でした。半年という短い期間でしたが、時流に乗ったプロジェクトで、すごく面白かったです。

入社して約1年が経ちますが、いろんな経験をさせてもらっています。特にBizStack Assistantを中心に、建設業界向けの事業開発やトップラインに関わる仕事を任されているのは、とてもやりがいを感じますね。

建設ITジャーナリストの家入さんとのツーショット

建設業界のIoTといえばMODEという位置づけを獲得したい

― 今後のキャリアについて考えていることはありますか?

将来のキャリアとしては、IoTや生成AIのような、現実世界とつながる技術にこれからも携わっていきたいと思っています。人が実際に触れられる部分って、やっぱり重要だと思いますし、それは変わらないんじゃないかなと。

その上で、ビジネスを作れる人になりたいですね。自分自身の名前、道間という名字はほとんどいないので覚えやすいですよね。なので、個人としてももっと道間の認知度を広げたいと思っています(笑)。

MODEでのキャリアとしては、建設業界向けの事業企画や事業開発をしっかり伸ばしていきたいです。「建設業界のIoTといえばMODE」と思われるようなポジションを、1〜2年で確立したいですね。

また、BizStack Assistantについても、もっと建設業界に特化した形に尖らせたいと考えています。今ようやくプレーンな状態が整ったので、これから建設業界に向けた尖った製品をしっかり作り込んでいきたいですね。

― 最後に、これからMODEで働きたいと考えている人へメッセージをお願いします。

MODEは、英語を使う機会が少ないように見えますが、日本のベンチャー企業と比べると圧倒的に触れるチャンスが多いです。グローバルな仕事をしたい人には、とても良い環境だと思います。

また、まだシリーズBの段階で、製品を大きくしている途中なので、そういう成長フェーズに携わりたい人にはぴったりだと思います。さらに、今は建設業界を中心にしていますが、基本的には大企業も含めた広い業界に関われるので、シェアを広げていく楽しさも味わえると思いますよ。


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