MODEは、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを一元的に統合し、業務効率化や安全性向上を実現する「BizStack」を開発・提供する、シリコンバレー発のスタートアップ企業です。
事業拡大に伴い、MODEでは2026年春にデリバリーチームの大規模な組織再編を実施しました。提案から導入、運用まで一貫してお客様に伴走する体制へと進化する中で、新たな仲間も募集しています。
今回は、そんなデリバリーチームを率いる新リーダーの村井 裕輔さんに、これまでのキャリアやMODE入社の背景、組織再編に込めた思い、そして今回募集しているポジションへの期待についてお話を伺いました。
目次
顧客と開発をつなぐ架け橋に。デリバリーチーム再編の背景
― これまでの経歴について教えてください。
― MODEに入社してからデリバリーチーム再編に至るまでもお聞かせください。
― 再編されたデリバリーチームについて教えてください。
「お客様にとって何がベストか」──チーム全員で共有したい判断軸
― 現在の村井さんの役割を教えてください。
― 周囲からはどんな人だと言われますか?
― メンバーに求めることや、働いていて嬉しい瞬間はありますか?
― チーム作りで、大事にしていることはありますか?
仕組みをつくり、成長を支える。MODEの次のステージを担う仲間へ
― 今回のポジションの方が入社してからのイメージはありますか?
― どのような人が活躍しそうか、イメージはありますか?
― この記事を読んでいる候補者にメッセージをお願いします。
顧客と開発をつなぐ架け橋に。デリバリーチーム再編の背景
― これまでの経歴について教えてください。
村井:新卒で携帯電話キャリア(現在のソフトバンク)に入社しました。PHSやポケベルが全盛だった頃ですね。もともと無線技術に興味があったので、その分野に携わりたいと思って入社しました。
20代前半の頃には、ドコモのiモードが一世を風靡していましたが、それに対抗する「J-スカイ(J-Sky)」の立ち上げに関わる機会がありました。また、写メールの初号機の開発にも携わりました。そうしたダイナミックな仕事を経験できたことは、自分のキャリア形成に大きな影響を与えたと思っています。
その後、スタートアップを経て、以前在籍していたソフトバンクに戻りました。当時、Pepperが話題になっていて、次世代ロボットの開発プロジェクトに伴い、ソフトバンクロボティクスへ出向することになりました。
ロボットから取得するセンサーデータをクラウドに集約したいという構想があり、その中でMODEとご一緒することになったんです。当時のMODEメンバーとは、ソフトバンクロボティクス側の立場で、一緒にプロジェクトを進めていました。
そうしたご縁もあり、定期的にCEOのGakuさんからMODEの近況やシリコンバレーの最新動向について話を聞く機会がありました。今でも印象に残っているのが、2024年3月にGakuさんが「MODEはLLM(大規模言語モデル)をヒューマンインターフェースとして捉えている」と話していて、自然言語でシステムを動かす世界観に強く惹かれました。
また、MODEの取り組みは非常に地に足がついていて、本気で社会実装を目指している点に大きな魅力を感じ、転職を決意しました。
― MODEに入社してからデリバリーチーム再編に至るまでもお聞かせください。
村井:もともとMODEはソフトウェアエンジニアを中心とした組織なので、ソフトウェア開発やシステム開発は、まさに得意とするところです。
一方、建設業界への展開が本格化する中で、現場での実装や運用支援を伴う案件が増えてきました。これまでは一部のエンジニアが中心となって柔軟に対応していましたが、案件数や規模が拡大するにつれて、より再現性のある体制づくりが必要になってきたんです。
2025年夏にはCS(カスタマーサクセス)チームが発足し、導入後の支援を担っていました。ただ、お客様との認識合わせや導入設計は商談段階から始まっているため、導入後のフェーズだけで対応することには限界もありました。そのため、提案から導入、運用まで一貫してお客様と向き合える組織の必要性を強く感じるようになりました。
そうした背景もあり、2026年春に組織再編が行われました。
― 再編されたデリバリーチームについて教えてください。
村井:MODEには大きく分けて、営業や事業開発、マーケティングなどを担うビジネスチームと、プロダクト開発を担うエンジニアチームがあります。デリバリーチームはその両者の間に立ち、お客様にプロダクトやサービスを確実に届ける役割を担っています。
これまでは、営業、CPM(カスタマープロジェクトマネージャー)、デリバリーエンジニア、CSといった複数のチームが、それぞれの担当フェーズごとにバトンタッチしながらプロジェクトを進めていました。そのため、プロジェクトが進む中で情報の引き継ぎや意思決定が複雑になる場面もありました。
そこで新しいデリバリーチームは、プリセールスからオンボーディング、その後の運用まで、お客様のプロジェクト全体を一貫して支援する体制へと変更しました。営業や開発チームと連携しながら、お客様に伴走し、プロジェクトの成功まで責任を持って支援する。それが新生デリバリーチームの大きな役割です。
具体的な変更点は、大きく2つあります。
1つめは、これまでのCPM、CS、技術プリセールスの機能を統合し、プロジェクトマネージャー(PjM)という新たな役割を設けたことです。PjMは各案件に入り、提案段階から導入まで一貫してお客様に伴走しながら、プロジェクト全体を推進します。
2つめは、Delivery Operations(DOps)チームの新設です。DOpsは在庫管理やキッティング、カスタマーサポートなどを担当し、お客様への運用支援をより強化する役割を担います。特に、お客様からのお問い合わせに対応するカスタマーサポート機能を強化したいという狙いがあります。現在募集している「カスタマーデプロイメントスペシャリスト」は、このDOpsチームに所属するポジションです。
「お客様にとって何がベストか」──チーム全員で共有したい判断軸
― 現在の村井さんの役割を教えてください。
村井:今は、再編成したデリバリーチームを軌道に乗せていくことと、それぞれの役割や責任範囲を整理していくことが主な役割だと思っています。
5月は旧CSチームと旧デリバリーチームの統合や、新しい役割の定義に多くの時間を使いました。以前は担当領域が明確に分かれていた分、領域をまたいだ動きがしづらい面もありました。MODEのようなスタートアップでは、必要だと思ったことに自ら手を挙げて動けることのほうが大切だと考えています。
立ち上げの過程は決して簡単ではありませんでしたが、メンバーが生き生きと活躍しているのを見ると、結果的には良い方向に進められたと感じています。
― 周囲からはどんな人だと言われますか?
村井:物静かで真面目な人だと言われることが多いですね。自分では特にそう見せようとしているわけではないのですが、昔から周囲にはそういう印象を持たれることが多いです。だから、たまに怒ったり強く主張したりすると、すごく驚かれます(笑)。
あとは、お酒を飲むのが好きですね(笑)。一人で飲むよりも、みんなでワイワイ飲むほうが好きです。飲み会の雰囲気も好きで、仕事について話したり、近況を共有したりしながら過ごす時間は良いリフレッシュになっています。
― メンバーに求めることや、働いていて嬉しい瞬間はありますか?
村井:まず、自走できることは大切だと思っています。自分自身、マイクロマネジメントされるのがあまり好きではないので、メンバーに対しても細かく管理したいとは思っていません。だからこそ、自分で考え、自分で動ける人と一緒に働きたいですね。
嬉しい瞬間は、チームのみんなが同じ方向を向いていると感じられるときです。仕事をしていると、解決したい課題や乗り越えるべき困難がたくさんあります。そうした課題を誰か任せにするのではなく、自分ごととして捉え、解決に向けて自然に動いてくれる人たちがいるんです。同じ目標に向かって、同じ熱量で取り組めていると感じる瞬間は、本当に嬉しいですね。
― チーム作りで、大事にしていることはありますか?
村井:僕は、1+1が2にも3にもなると信じているタイプなんです。だからこそ、一丸となって動けるチームづくりを大切にしています。一人ひとりが成果を出すことももちろん重要ですが、それ以上に、ワンチームとして協力しながら働くというマインドセットを大事にしています。
また、MODEはまだ成長の途中にある会社だと思っています。その中で、お客様に選んでいただいた以上、期待を超える価値を届けることは何より大切です。だからこそ、個人や部署ごとの目標だけを見るのではなく、お客様を一番に考えられるチームでありたいと思っています。
ありがたいことに、メンバーはみんな同じ方向を向いてくれています。今回の大きな組織変革にも前向きに取り組んでくれて、本当に心強かったですね。これからも、そうしたチームワークを大切にしながら組織を作っていきたいと思っています。
仕組みをつくり、成長を支える。MODEの次のステージを担う仲間へ
― 今回のポジションの方が入社してからのイメージはありますか?
村井:MODEは今、0→1のフェーズを乗り越え、そこからさらに事業をスケールさせていく段階に入っていると思っています。
これまでは少人数の組織だったこともあり、それぞれのメンバーが工夫しながら柔軟に対応することで事業を前に進めてきました。
しかし、組織の拡大やお客様の増加に伴い、そうしたやり方だけでは対応しきれない場面も増えてきています。これは成長しているからこそ生まれる課題であり、とても前向きな変化だと捉えています。
だからこそ、業務を仕組み化し、再現性のある形で運営できる組織へ進化していくことが重要です。今回のポジションには、業務プロセスの整備や運用設計、さらにはその先のシステム化までを推進していくことを期待しています。
― どのような人が活躍しそうか、イメージはありますか?
村井:人と人をつなぎ、良い化学反応を生み出せる人が活躍すると思っています。このポジションは、エンジニアチームとビジネスチームの双方と関わります。それぞれの話をしっかり聞きながら、みんなが前向きに進める着地点を見つけていくことが大切です。最終的には、MODEの中で人やチームをつなぐハブのような役割になっていくと思います。
もちろん経験も重要ですが、それ以上に、相手の立場を理解しながら柔軟にコミュニケーションを取れること。そして、チームとしてより大きな成果を生み出せるように働きかけられることが大切だと思っています。
― この記事を読んでいる候補者にメッセージをお願いします。
村井:MODEはとてもユニークなポジションにいる会社ですし、大きな可能性を持っている会社だと思っています。
今は事業も組織も大きく変化しているタイミングなので、みんなで一緒に会社や仕組みを作り上げていくフェーズです。ワチャワチャしている部分もまだありますが、そういう環境の中で仕組みを作ったり、より良いやり方を考えたりすることを楽しめる方には、すごく面白い環境だと思います。
ぜひ一緒にMODEを盛り上げていきましょう!