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【対談】ChatGPTが変える世界 vol.2 取締役CTO (上田) × チーフエンジニア(豊田)

こんにちは!Brully Inc.人事部です!

前回、対談した内容でChatGPTが変える世界のボリューム2です!

では、お楽しみください!

ーChatGPTは1度質問したものに対して、同じ回答が返ってこないという仕組みとなっているとのことですが、これもまた面白いなって思ったりするのですが、 例えば「ストーリーを作ってください」と文字数を指定して質問を投げかける。

このような質問を多くの人々が行って小説家になるとすると極端ではありますが皆が小説家になれるみたいな話があったりするのかなとおもったりしたのですが。


(豊田):ChatGPTが誕生して割と直後のお話だったと思うんですけど、普通に人が書いたとも思えるレベルの内容で、表現が人間的で精度の高いストーリーを書いてくるんですよね。もう下手な素人が書くよりは全然書けるみたいな。

但し今後はストーリーの大枠みたいなものを人が作って、それに沿わせて肉付けしていくみたいな使い方。その肉付け部分をChatGPTにやってもらうみたいな使い方は結構有効なんじゃないかなと思うんですよね。あくまでもベースを作るのは人間であって、それを細かくしていくのがChatGPTの仕事。みたいな使い方になるんですけど。

過去に、スティーブディフュージョンの時にも似たような話があったんですね。当時は絵描きが居なくなるんじゃないかと。あれに近いと思うんですけど、結局は大元になる絵を書いてる人っていうのがいるからこそ、実現してるんですよ。

本当に絵書きいらなくなるかって言われるとそんなことはなくて、先人たちがいるおかげで稼働してるシステムなので、仕事がなくなるという話にはならないと思いますね。

結構心配してる人が多いんですけど、”仕事は無くなるどころか、むしろ仕事が増えてく可能性の方が高い”と思った方がいいと思うんですよ。


(上田):そうですね。それで言うとスティーブディフュージョンの学習データベースを覚えてもらう絵を自分のモデルのみ覚えてもらうとなったら、もうそれこそ自分で絵を書かなくて済むことになるわけじゃないですか。

今まで自分が書いてきた絵をまるっと登録して使うと、あたかも自分が書いたかのような絵が出力されるっていうのは、結果としてあり得るわけなので、漫画家の方たちが過去に自分が描いた作品の1コマ1コマは全部データとして読み込ませて、あとは言葉で駒を作っていくみたいなのが実現してしまうと、極端な話し絵を描かなくても漫画を書けるみたいな世の中になっていくんですよね。

ただそれは自分がいないと作られないわけじゃないですか。過去の作品があったからこそ今作れてるっていうのもあったりするので、仕事なくなるどころか、可能性がたくさん広がると僕も思います。なので好きなことをたくさんできますね。

印象としては、インターネットというものが、世の中にこう出始めて、情報の選択というか検索というのが今だともう一般的に行われてるんですけど、あれに近いインパクトってのはあるんじゃないかなと思うんですよ。


(豊田):そうですね。企業とかで導入しましょう。となった時に明確に使いこなせてる企業はどんどん伸びていくし、使いこなせなかったところは、没落してくしみたいなところで、結構はっきり分かれちゃうと思うんですよね。


上田 航輝 1997/5/24生まれ


(上田)冒頭に話していた弱点は解決しなければいけない問題としては抱えてるので、そこが解決できればっていうところですよね。 多分こういった分野のソフトやツールって色々出てくると思うんですが、ベースになるのがChatGPTで、そのデータセットの中身が違うだけでやってることは一緒みたいなものが1つのパッケージングソフトとして作れちゃうと思うんですよね。

なので今世の中に出てきているそのOpenAIというのがインターネットから生まれてきた わけじゃないすか。これが各専門的な情報だけを覚えさせたChatGPTという形で出てくると、それこそ精度だったりだとかも変わってくるので、実用的になると思うんですよね。

それが有料だとしたら価値がでてくると思うんですよ。つまりノイズの混じってない情報っていうのが提供されるわけなので、それだったら仕事で使えるよねっていう話なんですよね。

誰にでもできるような仕事というのは、AIに任せてしまって、人間はそういったクリエイティブなところを0→1で生み出しつつ活用していくっていうような仕事の仕方に変容していくのかなというイメージですね。


(豊田):例えばIT業界で仕事してると、SIの人、プログラマーの人だとSEとかあとPMが居てみたいな感じになるんですけど、

要するにSEの人たちってプログラマーとかエンジニアの人に実作業とかを頼んでやってもらったりするんですよね。

今回で言うと、このChatGPTで相案を作ったり文章を作ったりとかっていうのを指示すれば実装してくれるわけなので、みんながこうSEやってる。みたいな感覚の形に変わっていくのではないかなっていう世界もあったり。

コーディングの話においても極論コードを書かなくてもよくなるじゃないですか。「こういうコード作って」と言えば吐き出してくれるので、その出てきたコードに対して正しいかどうかをコーダーが判断する。

コーディングできる人じゃないと分からないのでコーディングの知識っていうのは要求されるんですけど、時間短縮はもの凄いできると思うんですよね。

本当に1発目の凄く面倒くさいベースのコードを書くっていう仕事。これが肩代わりできるっていうのは、凄いんじゃないかなと思ってたりします。

豊田 新一 1982/4/2 生まれ


(上田):これからエンジニアになる方たち、或いはなってみようかなと考えてる方たちに向けて安心材料としてお伝えしたいのですが、アメリカのスタートアップ企業でKiteというサービスがありまして、コードを自動生成してくれるという内容で提供していたのですが、先日サービスをクローズしちゃったんですよね。

KiteはChatGPTと同じように、インターネット上のソースコードを色々探して、それを引用して持ってくるというシステムでしたが、これがGitHubに保存されているので、結構引っ張ってくる機会が多いため、そこで権利の問題などになってしまい、結局収益化までいけずにクローズしてしまったという経緯だそうです。

これがChatGPTも全く同じ問題を今抱えていると。検索にChatGPTで生成したコードをそのまま貼り付けたりだとかそういったところで権利問題が発生してしまうということです。

そこは自分でカスタマイズする必要があるので、やはりまだエンジニアという職業そのものがなくなるというお話では無いので、これから勉強していく皆様には安心していいんじゃないかなっていう部分ではあります。


ー革新的な技術は新しいインフラやルールを作りつつ、同時にベネフィットも追求していかなければなりません。同時並行で物事を動かしていくのは並大抵ではないですね。しかし非常に良いメッセージになったのではないかなと思います。

他に何かこれだけは言っておきたいというお話しがあれば。。。

(豊田):多分話題尽きないっすよね(笑)

(上田):はい(笑)時間が許されるのであればwww

ーかしこまりました(笑)一旦今回はこれにて終了したいと思います!今回はかなり長い対談となりましたがありがとうございました!また次回面白いテーマがありましたらよろしくお願いします。


お読みたいただいた方々、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

是非ご応募、カジュアルな面談を希望の方、気軽にメッセージいただければと思います!


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