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【社員インタビュー⑥】時流に沿った「運用」の確立へ。導入と保守をつなぐコンサルティングの集大成で歴史に名を残す

入社の経緯を教えてください

就職先を選定するうえでの軸は、「楽しめそうか」「成長できるか」の2つ。それらを兼ね揃えているであろう業種として、最初に思いついたのがコンサルティングファームでした。そのうちいくつかに内定をもらう中、インターネットなどで小耳に挟んでいた、当社のインターンシップにも参加することにしたのです。

噂通り、開発課題はハードルが高いものでした。しかし、私はその難しさを楽しいと感じるタイプなので、うってつけだったと言えます。そして特筆すべきは、インターンシップに携わっていた社員たちの優秀さでした。若いのに頭が良い人たちばかりで、「一緒に仕事したら楽しいだろうな」と素直に思えました。

また、企業カルチャーとして、対処療法ではない本質的な問題解決と、それに基づくクリエイティブで自由な働き方ができることがありありと伝わってきました。ここでなら自分自身の成長も、予定調和ではなく想像を超えたレベルで達成できると確信し、入社を決めました。

仕事内容とそのやりがいを教えてください

現在は、コンサルタントとして、導入プロジェクトのマネジメントや、保守ユーザーの統括保守責任者を担っています。また、それらの経験を活かし、並行して新しいサービスの企画に携わっているところです。

その新しいサービスは、ユーザーに「COMPANY」の自律運用を促すためのサービス。導入部隊から保守部隊に引き継ぐまでの、一年間程度に亘る過渡期に「COMPANY」の設定から活用法までを学んでいただき、ユーザー自身で運用を確立してもらえるよう、ユーザーが知るべきこと、できるようになるべきことをパッケージ化したものです。

これは、導入と保守両方を担ってきた自分の集大成だと思っています。これまでも運用を支援するサービスは、ユーザーサポートや教育講座などのかたちで点在していましたが、それではユーザーにとっては貌が掴みづらいので、再編成・体系化しつつ、新たに立ち上げたわけです。

導入から保守へのつなぎには課題を感じていたので、上司に構想を話し、そこから新規システムと同様、カタログと呼ばれるユーザーのメリットをまとめた資料を作り、プレゼンを重ねて稟議を通したのが始まり。そこから関係部署と既存資産の活用方法をすり合わせるとともに、新しい施策のためのリソース確保を行い、プライシングまで固めました。このサービスの稼働により、ユーザーとWHIのパートナーシップのありかたを肌で感じ取ってもらい、よりいっそうスムーズな体制に移行できれば本望です。



これまで最も印象的だった経験を教えてください

過去を振り返ってみると、一見つらそうな仕事も、決して理不尽なものではありませんから、私としては成長のためのハードルのような、価値ある経験ばかりだったと言えます。その中でも特に印象に残っているのは、2年目終わりに途中参画したメーカーへの導入プロジェクトです。そのプロジェクトは遅延が発生しており、グループ会社8社を1年後に稼働させるというリプランを定め、立て直していくというもの。私はそれまで経験のなかった「給与」チームの担当になりました。

参画早々、プロジェクトマネージャーの考えを先読みして事前に準備するなど、一を聞いて十を知るコミュニケーションに努めたのですが、幸いそれがうまくかみ合い、一ヶ月後にはチームリーダーに就任。その後も、ベストからワーストまであらゆるシナリオをシミュレーションしながらユーザーとの折衝に臨むことをくり返し、ゴールへ向かって粛々と歩を進めました。こうして数ヶ月後には遅れを取り戻し、完全に軌道に乗せることができたのです。

そして、プロジェクト後半戦に突入すると、アプリディレクターに就任し、給与だけではなく全領域に拡がるのですが、これが現在に連なる幅広い経験値獲得につながったと思っています。

そこで一貫して考えていたのは、導入コンサルの存在意義です。フロントとしてユーザーに対面している、言い換えれば最もユーザーの顔が見えている立場なので、その温度感を営業や開発といった社内部隊にも共有しながら、会社として最良のソリューションをリードしていなければなりません。その分、ユーザーだけではなく、社内の仲間たちからも感謝されることが多いのですが、それもまた大きなやりがいだと思います。

今後挑戦したいことを教えてください

まず直近は、担当プロジェクトをオンスケジュール/ノークレーム/黒字収支でタッチダウンさせ、現在最終仕上げ中の新サービスを無事販売開始させることです。そして、これらの仕事の成果を認めてもらい、マネージャーへと昇進することが自分の中で一つの区切りです。

プレイヤーは自分の手を使って成果を出すモノですが、マネージャーは自分の頭の中身をチームに伝播することで、自らの手が届く範囲以上に価値を増大させられるという醍醐味に満ちています。そのポジションに立ち、この WHI の「歴史に名を残す」という大事に挑みたいのです。

せっかくの WHI 人生ですから、誰でもできることではなく、「自分だから成し得た」と自他共に認められるものを実現してこそ、自分が働いた証になると思っています。日本の企業を支えるインフラとしての役割と責任を全うしながら、私ならではの価値作りに邁進していきたいです。



WHIで働く魅力を教えてください

難しいこと、新しいこと、答えがないことに挑戦できる機会がたくさんある、この環境に、私は完全に満足しています。上下関係なく風通し良くフィードバックし合える空気のもと、日々ルーティンに流されず、自分の考えを常にブラッシュアップし続けることができるのですから。そして対峙した課題に、自分自身の考えと能力でもってアプローチし、解決できた時の喜びは何事にも替えがたいものです。

そういう思考回路の人が多いからでしょう。それなりの規模の会社にも関わらず、WHIの社員はサラリーマンぽい人、つまり、「仕事だからしかたなく働く」という人は少なく、自分が楽しいことを追求した副産物としてお金をもらっているというパーソナリティのほうが強いと感じます。それでいて組織として支離滅裂にならず、全員が同じマインドを共有し、同じ方向を向いているという、ある意味、奇跡的な会社なのかもしれません。

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