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【TSL:メンバーインタビュー 弁護士 後藤】弁護士と公認会計士。2つの顔を併せ持つ彼が、なぜTSLを選んだのか。
みなさん、こんにちは!東京スタートアップ法律事務所の谷口です!
12月も半ばに入り、当事務所がございます四谷も周囲の木々が赤黄鮮やかに色づいては少しずつ散っていき、本格的な冬の訪れを教えてくれています^^
これは余談なのですが、四谷って実はものすごく四季折々を感じられる、美しい自然に囲まれた場所なんです!大都会・近代的な風景の中で神田川も悠然と流れ、その河川敷には桜の木がずらり!春は桜の名所として有名です。夏は新緑に囲まれて清々しく、秋はドラマのワンシーンのような幻想的な紅葉が、私たちを魅了してくれます。
さて!そんな季節の移り変わりも楽しみな12月、TSLは新たに2名の事務所初の女性の弁護士をメンバーに加え、よりパワーアップを遂げております。
そんな ❝ 東京スタートアップ法律事務所インタビューシリーズ第7弾!❞
今回は、弁護士 後藤 亜由夢先生 をご紹介します!
10月にご入所され、なんと公認会計士の資格もお持ちの二刀流弁護士なのです!!
頭脳明晰で才能溢れる彼ですが、とても人間味があり明るいお人柄で、早速当事務所のムードメーカーとしても活躍してくださっています。
そんな後藤先生のインタビュー、最後までお楽しみいただけること間違いなしです!
ぜひお付き合いください^^
■学生時代、宿題を提出したこともありませんでした!
──え、本当ですか??
本当です。(笑)
出身地である青森の高校に入学し、ひょんな理由から再度別の高校を受験することになったのですが、その際に生まれて初めて全力で勉強したんです。それまで、小中含めた学生時代は勉強が面白いと感じたことがなく、一度も宿題を提出したことがありませんでした。(笑)
ですがその受験をきっかけに、知らないことに出会うこと。知らなかったことが分かるようになる感覚に魅了され、『あれ、勉強ってこんなに面白いものだったのか』と気が付いたらハマってしまっていました!
──なるほど!今の後藤先生を語るには欠かせない、重要な転機になったのですね!
その通りですね!その結果、高校受験も無事に合格、そして早稲田大学に入学することもできました。
大学3年生の頃、なんとなく今後の自分の将来について立ち止まって考えた時に(自分の個性的な部分も自覚していたので、ごく普通な正規ルートでの就職は肌に合わないのではないかと思い(笑))何か資格を持とうと発心しました。そうして、当時商学部で勉強していたこともあり、資格取得には有利な環境だった〈公認会計士〉を目指すようになりました。
そして25歳の秋に、晴れて試験に合格し、公認会計士として歩みだしました。
■「公認会計士」から「弁護士」へ。
──夢を叶え、公認会計士としての業務はいかがでしたか?
仕事なので、もちろん紆余曲折はありますがトータル的には楽しく働くことが出来ましたよ!
毎日あらゆる個人・企業様に出向いていたので、単純に出会う人も増え、自分の世界が広がっていく感覚がありました。
ですが、最初に社会人生活を送った場所が、公認会計士と云えど3,000人規模の大きな会社で、毎日誰かに決められた時間・決められた場所に出向き、決められたルールにただ黙々と従って仕事をしていくスタイルに次第に窮屈さを感じるようになりました。
それに元々朝がすごく弱い自分の性質も相まって、朝早くからの仕事なんかは特にやる気がダウンしてしまうような始末でした。(笑)
そんな日々の中で、自分のペースで伸び伸び、思い切り仕事をしていきたいって思うようになったんです。
──そんな中、どうして弁護士を目指そうと思ったのですか?
実は、公認会計士として働いていると度々法律問題にぶつかるんです。
そしてそれを乗り越えていこうとしても、根本的に法律について理解がないまま仕事を進めていくことに行き詰まりを感じていました。その行き詰まりを解消したい、そして当時30歳を目前にして、年齢的にもう一つ大きなチャレンジができるとしたら今しかないんじゃないかと!
思い切って弁護士を志すことにしたんです!
──素晴らしいバイタリティですね!自分の決意をこれだけ有言実行していける人って、なかなか居ないです。弁護士になるまでに、辛いことやしんどくなることは無かったですか?
それが、そんなになかったんです(笑)
仕事を辞めてロースクールに通いだしてからは、勉強に勤しみながらも人生の夏休みのように自由に日々を過ごせましたし、むしろストレスフリーな毎日でした!
それに、やっぱり勉強が好きだったので、長時間どれだけ机に向かっていてもなんか平気だったんですよね(笑)なんていうのかな、ゲームをやっているような感覚で。
昔から、何かに集中すると勝手に時間が過ぎていて、その集中している時間を自分は今楽しんでるなっていう自覚はありました。小中学生の頃は野球とか、楽しく熱中していました。
そうして新たな集中の矛先として出会ったのが、分野は問いませんが『勉強すること』というものだった気がします。(こだわりが強い自分からしても相性が良かったというか(笑))
──まさに『好き』を生かして、自分の道を切り拓いて来られたのですね!
ですかね^^
そうしてゲーム感覚で勉強に打ち込んで、ふと気づいた時には資格であったり専門的な知識であったり、誰かの役に立てる自分にとっての武器や財産が生まれていました。
■TSLは、そんな今までの自分を活かせる場所
──弁護士として、新たなスタートを切る重要な1年目。なぜ東京スタートアップ法律事務所を?
公認会計士として働いていた頃、ベンチャー企業を担当することが多かったんです。
そこで、公認会計士としての知識・経験を活かしつつ、今度は弁護士としての立場から、若々しくもエネルギッシュに仕事に励む彼らのサポートができないかと考えました。
そんな自分の希望を基に、エージェントの方に紹介して頂いたのがこの東京スタートアップ法律事務所でした。
──公認会計士であり弁護士という二刀流!就職活動の際も後藤先生は引く手数多に違いないかと思いますが、うちに入所を決めた理由はなんだったのですか?
まず第一は、やはりスタートアップ企業・ベンチャー企業の企業法務ができることです。
と言っても、TSLもまだ創立して1年と少しのスタートアップの法律相談所です。企業法務ばっかり多くの案件を抱えているわけではないのですが、これからどんどんクライアントを増やしていくっていう、(伸ばしていく)(自分で仕事を掴んでいく)段階にある面も、自分にとってはすごく魅力的でした。
あとは、単純に人生で一度くらいこんな綺麗なシェアオフィスで働いてみたいなって(笑)
法律事務所がwe workに入ってるなんて、常識からはあまり考えられませんからね!
それと何より、面接官としてお会いした中川先生、安田先生、高島先生がとても良かった。(笑)
僕自身、弁護士の知り合いも何人か居て、もちろん就職活動の中で他の法律事務所を何か所も巡って来たのですが、やはり個性が強過ぎたり、(自信過剰な人だったり)、所謂『変わった人』が多い中で、ここで出会った人たちは異常に良かった!!
──異常なレベルってすごいですね!!^^実際に一緒に仕事をしてみて、印象の変化はありましたか?
変化は特段ないですね!
他の所属している弁護士やパラリーガルの方を含めて、みんなすごく対応が良くて丁寧で、居心地は本当にいいです。企業法務って既存のクライアントからの紹介・人脈で繋がってご相談者様が増えていくものなので、そういった面でも、実力だけでなく当事務所は『人』も大きな武器だと思います。
それと、みんな普段は穏やかで明るい人が多い印象ですが、仕事にはものすごくストイックな方が多いと感じました。締まるところはきちんと締めて、メリハリがはっきりしている雰囲気も私は好きです。
■入所を考えている方へ、後藤先生からメッセージ
私個人の意見ではありますが、法律事務所として、TSLはものすごく恵まれた環境です。
弁護士とパラリーガル双方の視点から、労働環境や給与面においても、また自分次第でいろんなチャンスを生み出し、掴み取れる点も魅力的だと思います!
集中力をもって粘り強く仕事に打ち込める方、『人』が好き、話をすることが好きな方は、特に向いているんじゃないでしょうか。
とにかく、百聞は一見に如かずです!!
是非一度、四谷のwe workへ遊びに来てくださいね^^